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- 模様替えで手に入れた私だけの癒やしのプチ空間
家族と一緒に過ごすおうち時間は、できるだけ笑顔で過ごしたいですよね。それでも、更年期世代の私達は、家の中でもひとりになれる場所が必要です。それは、ほんのちょっとした工夫で手に入るのかもしれません。
リビングはホームグラウンド
リビングルームは、家族みんなが集うくつろぎの場所であり、また、私のような専業主婦にとっては、一日の大半の時間を過ごす自分のホームグラウンドでもあります。
日々、家事をするのも自分の時間を過ごすのも、気づくといつも私はリビングにいます。インテリアやクッションなどのファブリック類もついつい自分の好みで選んでしまい、自然と自分が過ごしやすい場所にしています。

私は、毎日過ごすこの場所を、ついつい自分だけのお城だと錯覚してしまっていました。もちろん、それは主婦として仕方のないことだと思うし、家族も特に何も言いません。
ところが、2020年のコロナ禍でのステイホーム期間中に、私の考え方が少し変わってきました。
週末ともなれば、夫だけでなく子どもや孫もリビングに集まり、みんなで食事を取り、テレビや映画鑑賞という日々が続きました。家族にとってもリビングは大切なくつろぎの場所であり、やはり、私と同じでホームグラウンド。にぎやかで楽しい時間は、コロナ禍においてはかけがえのないひと時でした。
ただ、一日中家族と一緒の時間を過ごすうちに、私の心の中に「たまにはひとりになりたい!」という思いが浮かんできました。多分、これは更年期特有のゆらゆら揺らいだ気持ちから来たものではないかなと思います。
作っちゃおう自分の場所

それならば前向きに! 家族だってそんな気持ちで私にモヤモヤされても、たまったもんじゃありませんよね。
私は、家のどこかにひとりで静かに過ごせる場所を作れないかと考えました。そして寝室に、家具の配置を変えただけの小さな机スペースを確保しました。
壁に沿って置いてあったタンスをコの字型に移動して、タンスの背中を壁として囲っただけのプチ空間の完成です。たった一坪の広さですが、思いがけず自分だけの場所を手に入れました。また、お嫁に持って来てからずっと物置場になっていた学生時代の勉強机が、新たな私の書斎机として復活しました。
この机に向かって背筋を伸ばして座っていると、不思議と穏やかな気持ちになります。本を読んだりパソコンをさわったり、もの思いにふけったり。休日でも、たまにはそんなひとり時間が必要なのだと思いました。
そしてまた、家族のもとに笑顔で戻れます。
すっかり模様替えにハマった私は、手つかずだった納戸の片付けをして、新たにミシンスペースを手に入れました。私の癒やしの空間がまたもや出来上がりました。

お金もかからず、思いつきと工夫でできてしまう模様替えで、自分に向き合う空間づくり。
更年期からのhappy lifeのために、お試ししてみてはいかがでしょうか?
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