公開日:2020/07/09
糖質オフアドバイザーの資格を取ったさいとうさん。夫が脳出血で緊急入院したことをきっかけに、生活の中で糖質オフ生活を実践しています。今回は、さいとうさん考案のしらたき料理を紹介してくれました。おいしく、無理なく、糖質オフできたらいいですよね。
麺類の代用品としてまず思い浮かべたのは、しらたきでした。そこで野菜たっぷりのラーメンを作ってみました。
しらたきラーメン
材料(1人分)
作り方
野菜はキャベツ・ニンジン・もやしに限らず、何でもいいです。
※しらたきのあく抜きは電子レンジを使うと時短になります。
私はゆでましたが、忙しいときはゆでる代わりに、シリコンスチーマーに入れて、水をひたひたに注ぎ、500Wで3分加熱すると、簡単にできます。
これは想像以上においしかったです。
「これはしらたきか?」と言っていた夫も、食べ始めたら、「これはおいしい」と喜んで全部食べてくれました。
気をよくした私は、今度はパスタに挑戦してみようと思いました。糖質オフ生活を始めてからは、パスタは食べてはいけないものと決めていましたが、本当はナポリタンが好きですので、ときどき食べたくなります。特にケチャップたっぷりの喫茶店の味が再現出来たらいいなと思い、思い切ってしらたきでチャレンジしてみました。
写真を見れば一目瞭然ですね。しらたきから水分が随分出てしまい、スープパスタのようになってしまいました。そんなもの作ったはずではなかったのですが……。
それなりに、味はおいしかったですが、ナポリタンではありませんでした。しらたきはやはりラーメンに限ります。後で見たら、糖質オフのレシピにはパスタが載ってはいました(ただし、アサリのパスタでした)が、これは実際作って食べてみて私はNGだなと実感しました。
今はパスタが食べたいときは、パスタの量を60~70gぐらいと控えめにしています。その分サラダなどのおかずやスープを添えると、案外満足出来ます。
焼きそばの場合は、おそばを1人前食べてしまうと炭水化物過多になりますので、例えば写真の「上海焼きそば」ですと、おそばの量を半分にしてその分野菜や肉や玉子をたっぷりのせます。そしてシュウマイなどのおかずを添えると十分楽しめます。
問題はお蕎麦です。お蕎麦はこれから暑くなるとますます食べたくなりますが、やはり代用品では満足出来ません。乾麺80~90gと、食べる量を減らし、天ぷらやその他タンパク質多めの副菜を添えるといいでしょう。
糖質オフだからといって、何がなんでもしらたきで代用しようと考えると、途中で嫌になって挫折してしまいます。決して無理をせず、食べたいときは炭水化物の量を減らして、その分野菜やタンパク質のおかずを添えるのが、長続きするコツです。食生活は一生続くのですから、食べたいときは少しなら食べてもいいと改めて思いました。
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