公共交通機関で行く京都の紅葉を堪能してきました

一味違う京都の紅葉(上)

公開日:2024.12.15

12月となり、ようやく訪れた紅葉シーズン。京都市内の有名どころは観光客で溢れかえっています。公共交通機関で行ける、一味違う京都の紅葉を堪能してきました。

混雑を避けて

南禅寺やら、永観堂やら東福寺やら、紅葉で有名な寺院は、辟易するぐらい観光客で溢れかえり、わび・さびを感じる静かな紅葉とは縁遠くなってしまっています。

12月4日は(京都の名所は平日狙いです)、少し曇り空でしたが、京都市営地下鉄烏丸線今出川駅からてくてく歩けて、比較的観光客が少ないであろうと思われる、妙顕寺・妙覚寺と堀川通の銀杏の美しい色づきを観に行ってきました。

妙顕寺

京都市営地下鉄烏丸線今出川駅を降り、烏丸通から寺之内通を西に入り歩いて行きます。

現在書院の工事中ですが、境内の紅葉は美しく色づいていました。特に総門から大本堂を望む道の両側には松ともみじの植栽があり、色彩豊かな静かな秋を楽しめます。

妙顕寺

妙顕寺

妙顕寺

三菩薩堂の所ももみじがあり、建物をバックに写真に収める事ができます。

妙顕寺

妙顕寺

鬼子母神堂の近くにも色づいた木があり、その木越しに渡り廊下や慶中稲荷大菩薩もカメラに収める事ができました。

妙顕寺

そして勅使門の外側にも大きなもみじの木があり、良い構図で撮る事ができました。

外側からだけでなく、客殿の縁側から見る庭。四海唱導の庭の紅葉もきっと美しいだろうと、800円の拝観料を支払い、建物内にお邪魔しました。

午前中に訪れたものですから、ちょうど紅葉の木に雲の晴れ間から陽が差し込み、苔やツワブキの花、もみじの葉に陽が当たり、何と言えない陰影を愛でる事ができました。

私の好きな孟宗竹の坪庭は、工事の足場があり存分に楽しめません。書院に隣接する光琳曲水の庭にも足場が組まれいつもの景色ではありません。お寺のホームページにあるように抱一曲水の庭も見る事ができず……。

これで満額の800円とは、、と少々残念な気持ちですが、お寺の方は見れませんよ、とちゃんとお断りをしており、それでもよろしければどうぞ、なのでしょう。

それで青もみじの時は拝観しておりません。来年の3月に工事終了の予定ですので、その後の楽しみと致しましょう。

(下)に続きます。

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黄緑・緑・青緑

もともと自分のブログ「黄緑・緑・青緑の日々徒然」で、ファッションやアート、まちあるき、狂言、お酒、漫画、産業、等々。脈絡もなく時々の興味のある事や好きな事・モノについて拙い文章ではありますが、ぼちぼちと書いています。ハルメクWEBでも、好奇心の向くままに書いていきたいと思っています。インスタグラム

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