こねて焼いて絵を描いて、アイシングの世界へ
2024.02.242024年10月04日
北海道・札幌からリポート!
驚きの令和の米騒動で米難民となる
毎週金曜日、パート終わりに近所のスーパーマーケットで夫と待ち合わせて1週間の食材を調達。買い物の前日にチラシを参考にして献立をたて、買い物メモを書き出す。お米、牛乳、卵はトドック(コープ)で調達。毎週月曜日が配達日です。
『北海道はお米ある?弁当が作れない!』でバアバはハッスル!
8月27日夕方の息子のLINEで、翌日朝からお米を求めて車を走らせます。3軒のスーパーマーケットを梯子するもどこもない!
夫に報告すると「業務スーパーは?」との助言。お店に到着すると、お米コーナーに『8月28日(水)入荷予定』の紙が……。
店員さんに訊ねると「入荷時間は不明です」もう絶望!
夕方に夫を迎えに行くと、再度業務スーパーに行こうと運転してくれました。ナント! 入荷直後のお米に出会えました。
1家庭1袋(5kg)限定で2750円也のお米をゲットして郵送することができました。
しかし、そこからまさかの自宅用のお米調達困難生活が始まるとことに。だって、月曜日にはトドック(コープさっぽろの宅配システム)でお米が届く予定だったから。
定期購入者以外のお米購入が抽選販売になる!
自宅のお米の残量は1週間持つかな? 状態のわが家。
でも9月2日に注文していたお米が届くとのんきにしていたら、「抽選の結果、残念ながらお届けできません」と無常の通知。
何ということでしょう、お米難民です。
わが家は夫のお弁当もあるので月5kgは絶対必要……。米びつからお米が日々少なくなると、心が寂しくなる。
抽選に外れてから4日後に、偶然入ったお店で茨木県産の新米あきたこまちが1袋だけあり購入。5kgで税込み3800円という値段には驚きましたが、その後9月15日以降に販売された北海道産の新米も3500円以上で米の値上がりに驚きです。
平成5(1993)年の「平成の米騒動」もあったので2度目の米騒動。
今回は、タイ米を食べるなんてことにはなりませんでしたが、子育て中の方々には決して体験して欲しくない出来事です。
毎年届く、嫁のお父さんが作る無農薬米のこと
退職後、ご友人らと休耕地で野菜、米、小麦を作る嫁のお父さん。
9月末になると新米が届きます。今年は、3月に仕込んだ手づくり味噌も完成! 早速朝食に頂きました。
前日に「地物市場とれのさと」(JAさっぽろが運営する直売所)で夕顔1本150円で購入。店長さん直伝のレシピで煮物を。玉子焼きを焼きながら春には卵難民だったな! なんて遠い目になる。
新米の甘さを実感しながら、自前の味噌で作った豚汁の朝食。当たり前の食卓が本当に幸せだと感じました。
読むとごはんが食べたくなる本のこと
短編小説の『BAR追分シリーズ』に登場するのはごく普通のメニューですが、読むと食べたくなります。
特に牛すじカレーの件を読んでからは、牛すじカレーが定番。私の牛すじの下処理は生姜、長ネギの青い部分と焼酎を少々入れた圧力鍋であっという間です。
心も胃袋もグッと摑まれる! と帯になりますがホントです。食欲と読書の秋ピッタリの本のご紹介でした。
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