北海道・札幌からリポート!

驚きの令和の米騒動で米難民となる

公開日:2024.10.04

毎週金曜日、パート終わりに近所のスーパーマーケットで夫と待ち合わせて1週間の食材を調達。買い物の前日にチラシを参考にして献立をたて、買い物メモを書き出す。お米、牛乳、卵はトドック(コープ)で調達。毎週月曜日が配達日です。

驚きの令和の米騒動で米難民となる
2024年秋の食卓。今年は秋刀魚が少し安い! 10年前にはこのお皿から秋刀魚がはみ出ていたのに~

『北海道はお米ある?弁当が作れない!』でバアバはハッスル!

8月27日夕方の息子のLINEで、翌日朝からお米を求めて車を走らせます。3軒のスーパーマーケットを梯子するもどこもない!

夫に報告すると「業務スーパーは?」との助言。お店に到着すると、お米コーナーに『8月28日(水)入荷予定』の紙が……。

店員さんに訊ねると「入荷時間は不明です」もう絶望!

夕方に夫を迎えに行くと、再度業務スーパーに行こうと運転してくれました。ナント! 入荷直後のお米に出会えました。

1家庭1袋(5kg)限定で2750円也のお米をゲットして郵送することができました。

しかし、そこからまさかの自宅用のお米調達困難生活が始まるとことに。だって、月曜日にはトドック(コープさっぽろの宅配システム)でお米が届く予定だったから。

定期購入者以外のお米購入が抽選販売になる!

自宅のお米の残量は1週間持つかな? 状態のわが家。

でも9月2日に注文していたお米が届くとのんきにしていたら、「抽選の結果、残念ながらお届けできません」と無常の通知。

何ということでしょう、お米難民です。

わが家は夫のお弁当もあるので月5kgは絶対必要……。米びつからお米が日々少なくなると、心が寂しくなる。

抽選に外れてから4日後に、偶然入ったお店で茨木県産の新米あきたこまちが1袋だけあり購入。5kgで税込み3800円という値段には驚きましたが、その後9月15日以降に販売された北海道産の新米も3500円以上で米の値上がりに驚きです。

平成5(1993)年の「平成の米騒動」もあったので2度目の米騒動。

今回は、タイ米を食べるなんてことにはなりませんでしたが、子育て中の方々には決して体験して欲しくない出来事です。

毎年届く、嫁のお父さんが作る無農薬米のこと 

退職後、ご友人らと休耕地で野菜、米、小麦を作る嫁のお父さん。

9月末になると新米が届きます。今年は、3月に仕込んだ手づくり味噌も完成! 早速朝食に頂きました。

前日に「地物市場とれのさと」(JAさっぽろが運営する直売所)で夕顔1本150円で購入。店長さん直伝のレシピで煮物を。玉子焼きを焼きながら春には卵難民だったな! なんて遠い目になる。

新米の甘さを実感しながら、自前の味噌で作った豚汁の朝食。当たり前の食卓が本当に幸せだと感じました。

夕顔
とれのさと店長の熱いオススメの夕顔は、一番小さいものでも50cmもありました
煮物と豚汁にも!そして冷凍もしました
豚汁
自家製お味噌と具だくさんの豚汁 お味噌とたくさんのお野菜からの旨味でお出汁不要です!
安心の朝食
とれのさとで購入した、空芯菜炒めと店長オススメの夕顔と豚肉の煮もの
おうちカフェ一久直伝のキュウリのパリパリ漬け

読むとごはんが食べたくなる本のこと   

短編小説の『BAR追分シリーズ』に登場するのはごく普通のメニューですが、読むと食べたくなります。

特に牛すじカレーの件を読んでからは、牛すじカレーが定番。私の牛すじの下処理は生姜、長ネギの青い部分と焼酎を少々入れた圧力鍋であっという間です。

心も胃袋もグッと摑まれる! と帯になりますがホントです。食欲と読書の秋ピッタリの本のご紹介でした。

読書の秋
『BAR(バール)追分』『オムライス日和』『情熱のナポリタン』伊吹有喜 著 ハルキ文庫
黒ネコがいざなう、おいしい料理と心温まるひととき…1話ずつゆっくり楽しむことができる本です♪
わが家の備蓄米
左は茨城県の友人から~右は毎年楽しみな興津米~
嫁の旧姓から夫婦でそう呼んでいます

■もっと知りたい■

クニ子

64歳、2022年4月から3年契約週19時間勤務のパートタイマー。2年後働き続けるのか、またはやりがいのあるボランティア活動なのか、暮らしの楽しみ方、普段着のおしゃれについても探求中です。そんな日常を綴ります。ブログInstagram
 

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