お菓子は買うものじゃなく作るもの

こねて焼いて絵を描いて、アイシングの世界へ

公開日:2024.02.24

娘の一言から始まったアイシング。自分の不器用さを実感しながらも、娘と一緒にかわいいアイシングの世界にチャレンジしています。

こねて焼いて絵を描いて、アイシングの世界へ
無印良品のクッキーで模様描きの練習

きっかけは友人からの贈り物

20年来の友人から届いた贈り物は、彼女手作りのアイシングクッキーです。

好奇心旺盛で手先が器用で多彩な彼女は、とにかく何でも作る人。どんなことでも興味が湧けば即教室へ通い、あっという間に習得してしまう。末娘はそんな彼女を尊敬しているように見えます。

そして案の定「これ私にも作れるのかな」と。

早速彼女に連絡すると、アイシングの先生を紹介してくれました。私まで一緒に習う流れになって、いざアイシングのレッスンへ。分かりやすい解説で、クリームを自分で作るところから教えてくださる本格的なレッスンです。

クリームを操れずに苦戦する私を置き去りに、娘は見る見る上達。娘の熱量が伝わり、先生も私も圧倒されました。

きっかけは友人からの贈り物
人生初アイシングはクリスマス仕様。左が娘、右が私

娘の才能開花、追いかける私

余ったクリームを頂き、今度は自宅で次々とこしらえていく娘。

娘の作ったものを撮影して、友人と先生へ送ったところ「才能あり」と絶賛の声が。先生曰く「油絵を描く人は習得が早い」とのこと。娘も私も油絵経験者、ならば私にも可能性があるのでは?

こうなったらひたすら練習。無印良品のクッキーが描きやすいし、甘みを抑えられているようでアイシングにも合うと聞き、とにかく自在に描けるように練習に励みました。

娘の才能開花、追いかける私
おぼつかない手元、この時点での限界に挑戦中

上達には練習あるのみ

慣れてくるとどうしてもクッキーの形状が気になりだします。てんさい糖を使い甘さ控えめのクッキーを手作りしてみることに。

星やウサギ、王冠、鳥などさまざまなクッキーがテーブルに並びました。なかなか上達しない私に丁寧に教えてくれる娘。同じ日から始めたはずなのに、なんだろう? この差は。

上達には練習あるのみ
無印良品のクッキーを卒業し、手作りクッキー初挑戦。左が私、右が娘

見様見真似で柄をつけてみると、1本、2本とてもきれいに線が描けて3本目で台無しに。なかなか思うようには描けず「センスないなあ」とボヤキのような独り言がポロリと。

絞り出して模様を描く技法は陶芸にもあって、たぶんきれいに描けるようになれば陶芸にも活用できるはず。大好きなことと結び付けて、モチベーションを上げてみる。

「お母さん、ちょっとやってできないからって、センスないっていうのは違うと思うよ、始めたばかりなんだから。繰り返すことできっと上達するよ」ついには娘からお説教です。

始めたばかりのアイシング、もう少しチャレンジを続けてみようと思います。

上達には練習あるのみ
上手にできたものは陶芸仲間におすそ分け

■もっと知りたい■

晴間千妣絽

はるまちひろ。老舗旅館を閉館して2023年より電子小説「大人だって友だちが欲しい」を配信中。女性の人生の悲喜交々を小説に綴り暮らしています。ハルトモ倶楽部を通して、日常のあれこれを楽しくほっこりとお伝えできればいいなと思っています。ブログ『普通の主婦のこだわり日記』『私の見ている世界

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