孤独のグルメで五郎さんが食べた台湾の鍋をご家庭で!
2024.01.242019年07月24日
贅沢気分を味わいたい、50代女性のための旅行
神々が住むバリ。レボンガン島で癒しのプチトリップ
国内外、毎月のように旅に出ている旅の達人・渡辺裕子さんが、この世代こそ楽しめる、ちょっと贅沢で、癒したっぷり疲れ知らずの旅をお届けします。今回は、今人気急上昇中のバリの離島のレボンガン島をご紹介します。
思いっきり非日常を体験してみませんか?
世界屈指のリゾート地、インドネシア・バリ島。神々が宿る島とされ、寺院巡り、マリンスポーツ、エステにショッピングなど、あんなこんな新しい体験や発見が待ち受けていて、また行きたくなる観光地のひとつです。しかし、定番のステレオタイプの観光だともったいない! そこで密かに人気急上昇中の「レボンガン島」という離島へ行くことにしました。小さな島ですが、バリ島に滞在しながら日帰りで行ける島として、新たにバリの見どころのひとつとなっているそうですよ。
レンボンガン島へは高速船で約50分の近さです
島までの移動は高速ジェット船で行くのが一般的です。バリ島からレンボン島まで行く船は、サヌールエリアを中心に数か所あるようです。今回は滞在エリアのクタから一番近い、スランガンビーチ、別名「亀島」という港から出る「ROCKY」というマリンスポーツ主催の船を選びました。
ROCKYだと、サヌールエリアから出る船がすでに有名ですが、亀島から出る船は2019年4月にオープンしたばかりのスポットで、繁忙期でも空いている穴場的存在です。
高速船は往復で50万ルピア(約4000円)。乗船券さえ購入すれば、専用のビーチハウス(海の家的なもの)で、プライベートプールやシャワー、コインロッカーやレストランなど施設内を自由に使うことができ、マリンスポーツに関心がなくても島の拠点とできるのでかなり便利です。とにかくニュースポットというだけあり、全てが清潔で使い勝手がよく、特にトイレやシャワー室がキレイなのは非常にうれしい!
手付かずの自然を堪能しリフレッシュできました
スランガンビーチで乗船手続きをして、10時発の高速船で出発です。ジェット船ですがあまり揺れもなく、約50分ほどでレンボンガン島へ到着しました。島へ到着すると、さっそく島で何をやりたいかスタッフがオーダーを取りに来ます。シュノーケリングなどマリンスポーツやレンタルバイクで島内巡り、ビーチハウスで本を読む人などさまざまいましたが、私たちはバイクをレンタルして島巡りをすることにしました。
レンボンカン島は一周しても、2時間(徒歩でも3時間)もあれば周遊できる小ぢんまりとした島です。その中でも島一番の目玉と言えば、なんと言ってもマングローブの密林です。
手付かずの自然が残る珍しいマングローブの密林を地元の漁師が漕ぐ小舟で周ります。シーンとした静寂のマングローブの森は神秘的そのもの。自然の不思議なパワーを思いっきり感じながらの森林浴こそ、非日常体験で心洗われます。
その後、ローカル屋台でランチを済ませたら、島巡り再開です。
独特の地形を生かした、真っ白な砂浜が美しすぎるドリームビーチでうっとりして、断崖絶壁の岩に波が打ち付けられ巨大な波しぶきが派手に舞う、悪魔の涙という異名を持つ、デビルズティアーズで自然の猛威を目の当たりにし、島の東西への近道となっているイエローブリッジを通過してビーチハウスへ到着。高速船の最終便が出る16時30分まで丸1日ガッツリと満喫できました。
マリンスポーツが苦手でも積極的にアクティビティに動かなくても、新たな発見をした満足感は大きいですね。
<参考情報>
ロッキーファーストクルーズ
※参考価格
シュノーケリング25万ルピア(約2000円)
島内観光(ランチ付き)一人30万ルピア(約2300円)
■渡辺裕子さんの提案する大人の贅沢旅