炎暑の夏2024の思い出(2)

炎暑は続く、いつまでも

公開日:2024.09.18

8月、私の「初めての体験」が続きます。

炎暑は続く、いつまでも
庭の小さな植え込みにぶら下がる蝉の抜け殻

映画三昧

炎暑の夏2024の思い出シリーズ、「記録的な暑さ・記憶に残る夏」の後編です。

この夏、広島のH映画館では、「世界に伝えたいヒロシマ特集」の上映が開催されました。見逃した映画、昔観た映画、観たい映画のオンパレードです。

『この世界の片隅に』(アニメ)・『原爆の子』・『風が吹くとき』(英国アニメ)・『ひろしま』・『オッペンハイマー』(米国)・『東京裁判』など、かつてないほどの映画三昧の日々。 

『オッペンハイマー』は今年の3月、日本上映初日に観たのですが、ロングランで、再び観賞。

このほかはしごして話題作『90歳。何がめでたい』『もしも徳川家康が総理になったら』も観ました。

普段なら1年間で観る本数の映画を、原爆忌前後の10日間で観ました。

とくに印象に残ったのは、『東京裁判』。アメリカ国防省が撮影した、膨大な裁判記録のフイルムをもとに作られた1983年の映画です。4時間半に及ぶ大作で、途中休憩が入りました。

「勝者が敗者を罰することはあり得ない」「真珠湾攻撃を罰するなら、広島原爆投下も罰しなければならない」。日本人被告を弁護するアメリカ人弁護人の言葉です。

単なる裁判記録のドキュメンタリーではなく、第二次世界大戦に至るまでの数々の戦争の映像も流れ、さらに大戦後に起きたさまざまな戦争が字幕で紹介されます。

胸が締め付けられるような映画でした。

蜂の巣騒動

毎日「熱中症警戒アラート」が出て、不要不急の外出は控えるようにTVが伝えています。

そんな中、窓ガラス越しに目に入る庭の雑草の元気な姿。草むしりをしなきゃ、と思いつつ、1日延ばしにしていました。

日が陰っても暑いことは暑いと、言い訳を探しているとき、ガラス越しの目の前に蜂が1匹飛んで来て葉蔭に。よく見ると葉蔭に蜂の巣らしきものがあるのです。

巣はコブシぐらいの大きさ。これからどんどん大きくなるのかな、今のうちに退治しよう、と庭に出て、庭の隅の水道の蛇口を捻り、ホースの先を巣に目掛けて噴射。数匹の蜂が巣から出てきましたが、巣はびくともしません。

家に戻り窓ガラスに張り付くようにして観察すると、蜂の胴体は黄色と黒のストライプ。もしかしてスズメバチ? こんなに間近で見たのは初めてでした。

家の中からガラス越しに撮りました

これは私の手に負えないと、区の環境保健局に駆除をお願いしたところ、区では対応はしていないとのことで、業者に頼むように言われました。ネットで調べましたが、どの業者がいいのか皆目わからぬまま、目についた業者に依頼し、翌朝駆除してもらいました。

夜、家の中の灯りに照らされても、寝ているようです

痛い出費でしたが、スズメバチでなく「アシナガバチ」でした。コブシ大の大きさの巣を庭の植え込みにも作るそうで、毒性はスズメバチと同等だとか。

宇宙服のような防護服を着たおにいさん

巣を駆除しても「戻り蜂」がまた巣を作る可能性があるから1週間ほどは警戒するように、と注意を受けました。翌日戻り蜂が1匹、午前・昼過ぎ・夕方に仲間を探すかのように元の巣のあたりを舞っていましたが、一件落着しました。

■もっと知りたい■

とし古

祖母は60歳の頃、針仕事や寺参りを日課にしていました。母は70歳の頃不自由な体で家族のために働き趣味の書道教室にも通っていました。そして私はいま八十路を歩いています。体力・知力は衰えを感じますが考える事・感じる事は昔と変わらないと思っています。死ぬまでにやっておきたい事に色々チャレンジしたいです。

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    貴重な映画を見る機会がありよかったですね。ハチの巣も撤去しないと危険です。我が家は数年間、毎年庭に巣ができて業者に依頼していました。こちらの市ではスズメバチは無 ... 料になりますが、あしなが蜂は一万円です。昨日は、39度を記録しうだるような暑さでした。お体大切に頑張ってください。翠

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