引っ越しは最高のリスタート!
2024.07.022024年07月16日
さて、自分の引越し片付けセオリーは正しいのだろうか
「引っ越し」道……奥が深いです
テレビのお片付け番組を見ているうちに、そのこと、だんだん確認したくなりました。研究に研究を重ね、結局は自分の荷物は自分の意志でしか整えられないことを再確認。今回はその一歩前……まずは出会えた新居のほっこりエピソードです!
自称ちょっとだけ引っ越しプロの私
前回の記事(引越しは最高のリスタート)で引越しは10回としましたが、実のところは夫の単身引越しや娘の独立引越しをいれると足の指まで借りることになりそうです(>_<)
前に住んでいたファミリーに思いをはせた鮮明な瞬間
その引越しは1998年の春
空になったトラックの荷台を確認し、まずは、新居へモノの移動がすべて終了。
続いて、段ボールの中身をそれぞれの場所へ移す作業に追われるのは想定内。
さらに、作業がストップしないよう、お昼ご飯をあらかじめ用意してから作業に取り掛かるのが引越しのコツ! 機嫌よく♪ 使い慣れた食器を空の食器棚にどんどん収めていきます。
この作業、永遠に続くような錯覚に陥りますが、いつかは必ず終わります。
それを信じて、ただひたすらに朝からせっせと何枚もの空段ボールを畳んでいくのです。
札幌の小児科の薬袋…ここは博多ですが
ふと、キッチンの一番上の引き出しを開け、菜箸やらをいれようとしたところ、何かが挟まっていました。つまんで引き出してみると奥の方に、薬の入った小さめの薬袋がありました。
札幌の小児科の病院名が書かれてありました。
ん? 新居は博多……。
きっと札幌にご縁があったファミリーが、遠くこの地でこの部屋で、日々暮らしていたことを一瞬にして想像できました。
お子さん、風邪は治ったかな?
この部屋の先輩家族に気持ちがぐっと近づきます。
今度は私たちがたくさんの出来事を紡ぎます
機(はた)はこの部屋、飛び杼はわたし。
経糸は時間、緯糸はこのチーム(家族)。
まるでこの世に一つの反物を織っていくように、光り輝く思い出をこの地で紡いでいく時間が与えられました!
見ず知らずの先輩ファミリーに、すっと心が寄っていく感覚……。同じ景色を見ていただろうそのファミリーに思いをはせました。そして私たち同様、きっとどこかでリスタートを切っていることでしょう。同志のような感覚です。
四半世紀も経った今でも、そのほんわかしたその出来事は鮮明に覚えています。
ましてや、引越し作業中のこと……私だけの独り占めほんわかシーンでした。
いつの間にか「慈しむ」モノに囲まれながら暮らせている幸せ
前世というものがあるならば……
私はモンゴルの遊牧民だったのではないか……なんとなくそう感じています。
~ゲルを携え、ヤギや羊を携えて~を、~愛用品の入った段ボールを携え、困った犬(楽しい犬ライフ……だけじゃなかった!参照)を携えて~と置き換え思考でとらえています。
期せずして最高のリスタートを切るチャンスがたくさんある人生って、幸せかも!
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