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2024.02.222023年09月24日
ぱぁっ!と暮らしと気持ちが動き出しました
丸くてかわいい小さな「ちゃぶ台」
手がけた方々の想いがぎゅっ! と詰まったこの丸くてかわいい小さなちゃぶ台。元気を出して前に進んでいこうよ♪ と、日々の暮らしに明るい仕掛けを作ってくれました。
丸くてかわいい小さなちゃぶ台
数か月……足の病気のために家の中だけで過ごしたことがありました。必要最低限の外出以外は、ずっと家の中。
その時期、マスクをしつつも登校する近所の子どもたちの声に一瞬明るい気持ちになるものの、足の痛みが出ないようにと小さな動きで過ごす日々。私にとっては、とてもつらいものでした。
ありがたいことに、常に心身ともに健康でしたから……。
日々の痛みに翻弄されながらも毎日は続いていきます。
そんな時、出会ったのがこの丸くてかわいいちゃぶ台です。
ぱあっ! と気持ちが動き出しました♪
かわいい野の草花たちが、まるで手をつないでいるかのようにぐるりと描かれた丸いテーブル。よく見ると、足折れの小ぶりなちゃぶ台でした。
そう、ドリフのコントでおなじみの、あのちゃぶ台です!
でも、そのちゃぶ台が、かわいいかわいいかわいい☆
手作り木製品の工房「林林鉢」さんのちゃぶ台
そのちゃぶ台……病院帰りの気晴らしのつもりで、杖をつきながら立ち寄った駅隣接のデパートに期間限定で展示されていたものです。
私は、早速木材の持つあたたかい風合いを感じたくなり、手を伸ばしました。
ほのかに香るヒノキの匂いに誘われてどんどん夢中になり、もうそのかわいさに胸がキュンキュンしはじめました♪
手に取ったパンフレットには「切り出された丸太から塗装まで一貫生産の工房・少数精鋭の職人による手作りの木製品」とありました。
興味を持った私は、近くにいたスタッフの方に次々と質問させてもらいました。
実は、この方……この小さくてかわいらしい野の草花を、光や瑞々しさを交えて色を重ね、丁寧ながらも感性と直感で一気に手描きする「林林鉢(りんりんばち)」の治田裕子さんでした。
工房が自然豊かな山々に囲まれた場所にあり、常に素朴な草花に囲まれている環境にあった裕子さんは、一貫生産の過程において、完成した木製品に草花を手描きする工程を生み出しました。
ご主人の治田琢自さんは30年前に脱サラしてこの工房を創業されました。
まるで『まんが日本昔話』に出てくるような山々に囲まれた、生まれ故郷の宮崎は青島の自然豊かな木材を変幻自在に操ります。
手描きの野の草花と優しい木肌のちゃぶ台が、励ましてくれている⁉
私は、そんな優しい山々の木材で作られた丸いちゃぶ台がいつもそばにあったら、この痛みと不安が少し和らぐような気がしました。
あたたかい手描きの野の草花は、まるでそこに自生しているかのように自然で、吹く風までもが見えるように並んでいるのです!
痛みと不安に怖さも加わり、小さく小さくなっていた私に「だいじょうぶだよ!」と励ましてくれているようです。
今回、お二人に完成までの製造過程とお仕事に対する情熱をお伺いする機会に恵まれました。うれしかったです!
私は、今、このかわいいちゃぶ台をしげしげと眺めています。
ぱぁっ! と私の気持ちと暮らしを明るくしてくれた、丸くてかわいいちゃぶ台です。
この先……まだまだよろしくね!
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