さあ紫外線対策は4月から~『ヘア』もケアを万全に~
2024.04.182024年03月22日
たくさんある日焼け止め、どう選びますか?
さあ!紫外線対策は3月から~日焼け止め編~
メイクアップアーティスト、ウェルネスビューティーアドバイザーの杉崎夕子です。いよいよ春が近づいてきました。気になるのは紫外線ですよね。今回はそんな紫外線対策についてお送りしたいと思います。
この時期の気候とお肌
朝晩はまだまだ寒いですが、日中は暖かな日も増えてきました。
暖かな日が増えてきて春が近づいてきたということは、イコール、そろそろ紫外線対策を強化させるタイミング。
またこの時期は、花粉症、アレルギー、寒暖差による体調不良などで体もお肌も悲鳴をあげています。
そんな時期のお肌のケアとして、紫外線対策、そろそろ取り組んでみませんか?
今回は対策について、いろいろとお伝えしようと思います。
紫外線の種類
まず、紫外線には種類があるんです。皆さんはいくつご存知でしょうか。
A波「UV-A」
- 真皮まで届く
- 肌の老化を早める
- 徐々に影響を与えるため、急に炎症は起きない
- しわやたるみの原因になる
B波「UV-B」
- 赤くなってヒリヒリを起こす
- 保湿力を低下させ、乾燥やキメの乱れを引き起こす
- しみやそばかすの原因になる
C波「UV-C」
- 地上には届かない
紫外線はなんと3種類あるんです。
対策に日焼け止めを使う方も多いと思いますが、日焼け止めにも種類があるのをご存知でしょうか。
日焼け止めの種類 その1
【紫外線散乱剤】
- 紫外線を肌の上ではね返す
- 肌に白浮きするものが多い
【紫外線吸収剤】
- 紫外線を肌に吸収させる
- 透明で目立たないものが多い
さあ続いてはその2に進みます。
日焼け止めの種類 その2
日焼け止めの表記をご覧ください。必ず【SPF値】と【PA値】の二つの表記があると思います。
【SPF値】
- 紫外線防御効果を表す
- サンバーン(肌が赤くなる日焼け)の原因となるUV-Bを防ぐ指標
- その日焼け止めが持続する時間のことを指す
- SPF1は約20分間(メーカーにより異なる場合あり)
つまり「SPF20とは20分間×20=400分間(6時間30分)持続ということになります。
【PA値】
- UV-Aを防ぐ指標
- 日焼け止めの効力を指す
- 主に「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」の4段階に分かれる
- +の数が多ければ多いほど効果があるとされている
これは知らなかった! という方も多いかと思います。
SPFもPAも数値が多ければいい、というものでもありません。数値が多ければそれだけ肌へのダメージは多いとされているからです(中には専用のリムーバーやクレンジングもありますよね)。
日常生活、屋外での作業やスポーツ、マリンスポーツなど、シーンに合わせて使い分けるのもいいかと思います。あれこれよく見てみると面白いですよ。
私のおすすめ
日焼け止めは「紫外線散乱剤」タイプを使用しています。
理由は肌ダメージが少ないと言われているからです(近年の紫外線吸収剤は、肌ダメージが少ないものも増えているそう)。
また、ボディ用とお顔用に分け【SPF値】は40~50、【PA値】は+++か++++程度のものを使っています。
最近はメイク下地やファンデーションに日焼け止め効果が含まれているものもありますね。
使い心地など個人差がありますので、いろいろ見ていただき、選ぶのもまた楽しい♪
ご自身に合ったものをどうぞ選んでくださいね。
これからやってくる紫外線の季節。対策をしっかりとして素敵&美肌な春になりますように。
※効果には個人差があります。試してみて合わない場合はおやめください。
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