4世代!!【箱根フリーパス】を使って行く箱根旅行
2022.06.18
旅の締めくくり、いざ甲府へ
甲府の地形は周りを山々が囲み、スッポリ盆地の中に街があります。
二人で意見が一致、「ゆっくり絵画鑑賞としましょうか?」駅前からバスに乗りいざ山梨県立美術館へ。
お昼ちょっと前だったのでランチを先に済ませました。
その後入場するのですが、なんとびっくりです。コレクション展は県外シニア(65歳以上)も無料で入場できます。ありがたいことです、太っ腹な山梨県ですね。

ここ山梨県立美術館は、ミレーの絵画の収蔵が魅力です。農夫の、庶民の姿を描写した絵がなんとも素直にスーッと心にしみこみます。時間に縛られることなく、お互いに集合場所だけ決めておいてゆっくり絵画の世界に浸ることができました。
絵を見ることは、心の栄養になるもんだなぁ~とつくづく思います。
勝沼ぶどう郷・ぶどうの丘
翌日は、ワインを求めて……、JR甲府駅から20分ほどで勝沼ぶどう郷駅に到着します。
ここには二人とも別々にですが何度も何度も訪れているのですが、お気に入りの場所です。駅は少し高台にあり、目の前にある丘に「ぶどうの丘」があります。
しかし、目の前なのですが歩くと高低差もあり、ここはタクシー利用がおすすめです。

ワインカーブ、レストラン、宿泊施設、温泉と、いろいろ楽しめる施設です。
ワインもいっぱい販売していますが、決めかねる場合は試飲がおすすめ。ワインカーブに入ると試飲は自由にできますが、2200円の料金が必要です。試飲も100円のワインもありますが、おすすめは500円のワインです。ちょっと高価なおいしいワインを試飲できます。

レストランの開店時間までまだ少し時間があったので、私は隣接する温泉に入ることにしました。露天風呂では、甲府盆地と雪山を見渡しながら手足を伸ばしての入浴で、ストレスが吹き飛んでいきます。
お昼は12時開店のレストラン、全方向展望できる素敵な景色もごちそうです。
お気に入りのワイン醸造所
最近の我が家のお気に入りのワイン、「丸藤酒蔵」へタクシーで向かいます。「ぶどうの丘」からは2000円ほどのタクシー料金です。
歴史を感じる古い醸造所で格式を感じます。もとは養蚕を行っていたという家屋をおしゃれな古民家風に、調度もそろえて、なんとも落ち着く空間のしつらえに試飲しながら空間を満喫しました。
自宅と友人宛に発送もしてもらい、お気に入りのワインにも巡り合えました。
実は甲府は観光客が多いところですが、2月という季節は穴場ですね。観光客が少なく、静かな甲府を楽しめます。
しかし、3月から4月にかけてはこの勝沼ぶどう郷駅の周りだけでも素晴らしい桜の景色が展開されます。
甲府盆地一面に桃と杏子と桜が満開になり、ピンク色にかすむ景色は涙が出るほど美しいです。現に一度桜の時期にこの駅に立った時、自然に我知らず涙が流れたことを思い出しました。あまりの美しさに思わず泣いていたのですよ。
ぜひ、美しい勝沼ぶどう郷駅で下車してみてください。
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