国宝三十三間堂で女神様に会い、そば茶寮で会席を
2022.11.13永守コレクションギャラリーとは
京都府向日市、ニデックパーク内にある「永守コレクションギャラリー」に行ってきました。
こちらは、100年前のオートマタ(自動カラクリ人形)やシリンダーオルゴール、ディスクオルゴールなど、希少なコレクションを300点以上有するギャラリー。しかも、ただ展示するだけでなく音色を聴いたり、カラクリを見たりと体験型の施設になっています。
そして驚くことに、入館料無料! ガイドによるツアー60分(1回10名まで:完全予約制)も無料! 行くしかない!
ガイドツアー内容
まずは、手廻しオルゴールがお出迎え。
ガイドさんに教えて頂き、私も実際にハンドルを廻して音を出してみました。可愛い音〜。
知らなかったのは、『オルゴール』って日本語だそうです。オランダ語でオルガンを意味する『オルゲル』が訛ってそう呼ばれるようになったとか。
次は、オートマタの展示場へ移動。
こちらのピエロ、ゼンマイを巻くと
こうなります!
きゃー、すごい!
興奮冷めやらぬまま、鑑賞ラウンジへ。
Cassinaの椅子に座り、贅沢にも100年も前のオルゴールの音色を実際に聴きます。
なんだろう、ゆったりとした優しい気持ちになっていき、音に身を任せる感じが心地良い。ゼンマイを巻く音すら音楽に聴こえます。
早送り機能もない装置だからこそ、聴く側もゆとりが生まれてくるんでしょうね。
ちなみに、オルゴールの音の響きは温度と湿度により変わり、空気が乾燥する冬の時期が一番良い音色を奏でるそうです。
鑑賞会、ラストを飾るのは100年前のピアニスト演奏を再現した自動演奏ピアノ。
譜面は穴の空いたロールペーパー。穴を通る空気の流量によって、ピアニストの鍵盤を叩く強さやペダリングを制御し、正確に再現しています。
すごいを通り越し、私、コンセント探しました(笑)!
最後に
最近、百貨店でも売っているのを見かけなくなったオルゴール。
でもハルメク世代なら昔、小さいオルゴールを一台は持っていたはず。ゼンマイを巻き、蓋を開けると奏でられる音色にトキメキを感じたあの感覚をぜひ、このギャラリーで経験してみて下さいね。
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