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- とにもかくにもやってみた!職場の仲間と忘年会
「はたらくおばちゃん」になってもうすぐ一年。人間関係のしがらみも手放して、シンプルに軽やかに生きたいと模索する日々。そんな私が思いがけず職場の忘年会に参加することになりました。
忘年会に誘われて
12月も半ばを過ぎた頃、仕事仲間のMさんからラインメッセージが届きました。なんと「職場の50代以上の人たちで忘年会をしませんか?」とのこと。
わたしの勤務時間は、平日の朝8時から13時半です。そのため夕方や夜間、休日に出勤している方々とは面識がありません。
忘年会に誘ってくれたMさんはフルタイムで働いているので全員と面識があって、今回一度みんなで集まってみようという話になったのだそうです。
実はわたし、大勢で集まるところに参加するのはちょっと苦手です。ついつい余計な気を使いすぎて疲れてしまうタイプ。一瞬迷いましたが、思い切って参加することに。
「はじめまして」からの「乾杯!」
さて忘年会当日、地鶏料理のお店で飲み放題コース。参加メンバーは50代から60代の6名で、そのうち初対面の方がふたり。
「はじめまして。やっと会えましたね~!」とごあいさつ。
職場では、同じ持ち場で働いているにもかかわらず対面する機会はなく、業務伝達メモでのやりとりしかしたことがありません。けれど、はっきりしているのは、この会に参加している人はみんな、これまでわたしがやらかした数えきれないほどのミスを陰でフォローしてくれた方々だということです。
思い切って忘年会に参加したことで、おわびと感謝を直接伝えられたし、これからは、みんなの足手まといにならないよう、役に立てるよう、より一層仕事をがんばろうと思いました。
乾杯の後は、お互いに気を使いすぎることもなく、押し付けあうこともなく、それぞれ自分のペースでお酒を飲んで、食べて。プライベートなことには踏み込まず、共有できる職場ネタで大盛り上がり。
ちょっぴりの愚痴もみんなの笑いで吹き飛ばして。飲んで笑って、愉快な会となりました。そして時間がきたらさっと解散。
人とつながることの楽しさ
隣に座った方が、「この年になっても、新しい仲間ができてうれしい」と話していたのがとても印象的でした。
わたしは元来ひとりで過ごすことが好きで、人付き合いが苦手です。
年を重ねるほど、人とのおつきあいも、新たな人間関係を築くのも面倒になり、気心の知れたごくわずかな友人と付き合っていければいいと思っていましたが、この忘年会に参加してみて、少し考え方が変わりました。
適度な距離感で、お互い無理をせず付き合える関係ならば、いくつになっても楽しい時間を共有できるのですね。
それ以来、職場で業務の引継ぎメモに仲間の名前があると、その人の顔が頭に浮かび、仕事の励みになるようになりました。
長い間、専業主婦という肩書きにがんじがらめになっていたわたしですが、やっとひとりの個人として社会とのつながりを結び直しています。
思いがけず、人とつながることの楽しさを思い出させてくれた忘年会でした。
さて、今年(2024年)も仕事がはじまりました。また夢に向かって日々努力あるのみ、です。
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