人生100年時代、ごきげんに暮らそう(2)

75年ぶり新規開業の宇都宮ライトレールに乗ってきた

公開日:2024.01.07

2023年8月26日に宇都宮市に開業した路面電車「宇都宮ライトレール」に乗ってきました。国内で路面電車の新規開業はなんと75年ぶりだそうです。黄色くてスタイリッシュ。乗り心地や見どころをお伝えします。

75年ぶり新規開業の宇都宮ライトレールに乗ってきた
黄色がまぶしい宇都宮ライトレール

黄色くてピカピカ。宇都宮ライトレール

宇都宮駅前から芳賀町をつなぐ次世代型路面電車(LRT)が、2023年8月26日に開業しました。黄色くて、なめらかな車体。

国内での路面電車の新規開業はなんと75年ぶりだそうです。路面、ということは自動車と一緒に道路を走るのでしょうか。

さっそく乗りに行ってみました。

宇都宮駅に到着。駅前からすぐに乗れるので、わかりやすくスムーズに乗車ができます。11月から1日乗車フリーパスが発売されました。料金は、1000円で1日何回でも乗車が可能です。何回も乗りたい方はオススメ。

平日の昼間だと言うのに、車内はほぼ満席でした。通勤客だけではなく、私のような観光客も見受けられました。

黄色くてピカピカ。宇都宮ライトレール
道路にはレールが敷設されています

なめらかな乗り心地

3両編成で、すべての出入り口から乗り降りができます。バスのように他の乗降客を待つ必要はなく、スムーズに動けます。ただし、Suicaのような交通系ICカードを持っている場合に限ります。 乗るときには、下の部分にタッチをし、降りるときには、上の部分にタッチします。

現金の場合には、1番先頭の車両に行って、運転士の脇で清算をしなくてはいけません。

スムーズな乗り心地
乗るときにここに交通系ICカードをタッチ
スムーズな乗り心地
降りるときにはこちらにタッチ
どの扉からも乗り降りできるので便利

乗り心地はとてもなめらかです。ほとんど揺れません。すぐ横を自動車が走っていくのがなんとも不思議な感じがします。

スムーズな乗り心地
自動車と一緒に走る

白い雪、青い空、黄色い車体

宇都宮ライトレールの終点は工業団地で通勤客が多く、通勤時間帯はたくさんの人々で混みあいます。途中の平石停留所は車両基地となっています。定期券売り場があり、黄色い車両が何台か格納されているのが見えます。

清陵高校前停留所のそばでは坂を上り下りする姿が見られるため、絶好のシャッターチャンスが狙えます。私が行ったときは、遠くに男体山が眺められました。白い雪、青空と、黄色い車体のコントラストが、なんとも美しかったです。

男体山の雪とライトレールの黄色と青い空
青い空、遠くに雪をかぶる男体山に黄色い車両が映える

途中、鬼怒川を越える橋があります。天気によりますが、見通しの良い風景が眺められます。桜の時期には、かしの森公園前停留所がおすすめ。遊具もあり、お花見もできて子連れでゆっくり遊べます。

増発される宇都宮ライトレール

帰りは、名物の餃子を食べて、イチゴのアイスクリームをデザートにいただき帰ってきました。

観光客の増加もあり、宇都宮ライトレールは増発される予定です。また宇都宮市も沿道の観光開発に力を入れており、楽しみはどんどんと増えていくでしょう。

増発されるライトレール
宇都宮名物の餃子をいただいた後に、とちおとめイチゴソフト
かかっている粉はイチゴを乾燥させたもの

次回また宇都宮を訪れて、宇都宮ライトレールの新たな魅力を発見したいです。

※画像は宇都宮ライトレール株式会社の許可を経て掲載しています。

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明るい弱虫あつこ

定年夫が継続雇用を更新せずに主夫になりました。私がフルタイムで働きはじめ、夫が家に。結婚32年目にして夫と妻の立場が逆転。家事をめぐる夫とのでこぼこした関係、母の介護やお墓の移転、ちょっと疲れる孫の面倒など「60代になって見えてきた風景」をつづります。noteを毎日更新中。性格は明るいけど弱虫です。

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