人生100年時代、ごきげんに暮らそう(1)

白内障のおそれあり

公開日:2023.11.03

ここのところ健康診断で必ず引っかかる項目があります。「白内障のおそれあり」です。毎年指摘されるので、さすがに心配になってきました。そもそも白内障って何なのでしょう。どうしたらいいのでしょう。

白内障のおそれあり
健康診断で目の検査を受けました

白内障っていったい何

毎年受けている健康診断。ここ3年ほど、同じ指摘をされています。

「白内障のおそれあり」です。

最初は軽く考えていたのですが、だんだん心配になってきて……。

いったい白内障とは何なのでしょう。

白内障とは、目の中の水晶体が濁ってしまう病気です。

白内障っていったい何

水晶体が濁ると、網膜に光が届きにくくなります。いろいろなものが見えにくくなったり、まぶしく感じたりします。個人差がありますが、ぼやけたり、かすんだり、二重に見える人もいます。

そこで重い腰をあげて眼科に行きました。

その眼科は大きめの医院で、院長先生と、若い先生が3人ほどいました。

だれにでも起こる「白内障」

話を聞いてくれたのは若い女性医師。はきはきと説明をしてくれました。

女性医師「白内障は誰にでも起こる病気です」

わたし「いったい何が原因なのでしょう」

女性医師「生活の中で、日光を浴びながら生きてきましたよね。日光には紫外線が含まれています。紫外線が白内障の原因のひとつと言われています」

わたし「日焼けの原因にもなる紫外線ですね」

女性医師「小さいころから日光を浴び続けて年を取り、その積もり積もったダメージが白内障を引き起こします」

わたし「子どものころや、若いころにはまったく日焼けなんて気にしていませんでした。目への影響なんて考えてもいなかったです」

女性医師「紫外線と加齢ですね。私も眼科の医師をやっていますが、白内障になる恐れは十分にあります」

ほほ笑みながら、説明してくれました。

わたしの目の状態は?注意点は?

そこでわたしの目の状態を聞いてみました。

女性医師「多少濁りはありますが、すぐに手術しなくてはいけないという段階ではありません。毎年の受診を心がけてください」

とりあえず、ほっとしましたがいくつかアドバイスがありました。

わたしの目の状態は?注意点は?
帽子と日傘の合わせ技
  • できるだけ目にダメージを与えない工夫を
    夏は日傘をさしてサングラスをしてください。帽子と日傘を一緒にするのもいいです。夏でなくても日がまぶしい時には紫外線カット効果のあるサングラスをしましょう。
     
  • 抵抗力を上げる努力を
    バランスの取れた食生活をしてください。睡眠もきちんととって抵抗力を上げましょう。軽い運動も大事です。

結局のところ、ちゃんと寝てちゃんと食べて適度な運動をする、という基本的なところに落ち着きました。

(これはわたしが説明を受けた内容です。ひとつの情報として参考にしてください。個々の症状については医師にご相談ください)

紫外線カットのサングラスを使い分け!

62年生きてきたわたしのこの目は、十分に紫外線を浴びているはずです。白内障の手術もいつかやらなくてはいけないでしょう。

少しでも目に強い紫外線を入れる機会を減らす努力を始めました。

日光のまぶしい日に外出するときには、必ずサングラスをするようにしました。

3種類のわたしのサングラスです。

紫外線カットのサングラスを
3種類のサングラスたち

一番上:透明なタイプのサングラスはまぶしさを防ぐことができませんが、紫外線はカットできます。無印良品で買いました。ほどほどに日光が照っているときに。おしゃれも兼ねてます。

真ん中:少しだけ色が入っているサングラスは、紫外線だけではなくブルーライトもカットしてくれます。カタログハウスで購入しました。秋晴れの日などしっかり日が照っているときに。

一番下:夏のバカンスに行くような場合には、真っ黒なサングラスをします。こちらはメガネ店で購入しました。シンガポールに行った時に使いました。

面倒でも、夏は日傘をさします。秋晴れの日には、帽子をかぶります。

そして来年も眼科受診するように予約を入れました。

経過観察が何よりも大事ですね。

■もっと知りたい■

明るい弱虫あつこ

定年夫が継続雇用を更新せずに主夫になりました。私がフルタイムで働きはじめ、夫が家に。結婚32年目にして夫と妻の立場が逆転。家事をめぐる夫とのでこぼこした関係、母の介護やお墓の移転、ちょっと疲れる孫の面倒など「60代になって見えてきた風景」をつづります。noteを毎日更新中。性格は明るいけど弱虫です。

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