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字を書くのも好き、絵を描くのも好き。期待を込めて、カリグラフィーに挑戦! 視点を変えて、どうせなら文字も絵のように書ければいい、とカリグラフィーのワークショップに行ってみました。今回は、その2回目です。
カリグラフィー・ワークショップ:島野真希さん
昨年(2022年)、知人が“推し”のアーティストとして紹介していたのが、今回の先生、島野真希さんでした。
書道家として活動し、結婚・出産、そして出会いを機に、モダンカリグラフィーを始められた方。
彼女も、家庭を持つことで自身のキャリアの中断を気にされたと思いますが、新しい分野へ進んでいくというのは、とても現代的な(古い言い方かもしれないですが)女性だと思います。
モダンカリグラフィーのスタイル
モダンカリグラフィーには、モダンスタイルとクラッシックスタイルがあり、初めての私は「書体が整っている」クラッシックスタイルの文字を練習しました。
日頃字を書く時は、あまりに自由。それゆえ、字を書くことが好きなのに、読ませる字を書けない寂しさは、自分でもよくわかっています。心機一転、クラッシックスタイルに挑戦です。
ペン先のニブは、少し強めに力を入れると、割れてしまいそうに繊細なので、力加減も恐る恐る探っていくような状態でした。
日常で使う万年筆は、TWSBIというブランドの一番太いペン先を使っていて、太さが全く違います(筆圧が強いので、細いペン先だと真剣に折そうで怖いのです)。
そして、インクをつけて紙に文字を書くと、カリッ、カリッという音がするのです。この音は、よくない音だと思っていたら、カリグラフィーはこの音も楽しむものと教えていただきました。
練習に練習を重ねるしかない
ワークショップの際、アシスタントで来ていらっしゃった女性が、上手になるには練習です、とおっしゃっていました。面白い例えで、「私も、毎朝少しの時間を練習に充てていて、写経のような気持ちです」と。
確かに、朝静かな時間に、カリッ、カリッという音を聴きながら、落ち着いた気持ちで文字を書くというのは、メディテーションになりそうです。
ペンとインクはあるので、練習用の紙(ガイドシートといい、55度の斜傾のラインのもの)を買いに行ってきました。
斜傾のラインに沿ってアルファベットを書くというのは、中学1年生の英語を習い始めた頃を思い出します。
文字のバランスは、美しい文字の基本。
小学生の頃お習字を習っていた時も、文字の左右や上下のバランスに注意しながら書いていました。基本がしっかりできたら、自由味が増すモダンスタイルに進んでいきたいと思います。
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