わたしと音楽

オシャレな音楽、シティポップ

公開日:2023.01.23

日本が誇るアーティストたちが50周年を迎えているこの数年、彼らの音楽は青春だったというよりバイブルです。

オシャレな音楽、シティポップ
東京の風景 City view

「シティポップ」のとりこ その1

2023年になりました。

私(58歳)たち世代としては、ほぼバイブルのようなユーミンこと松任谷由実は、2022年に50周年という記念の年を迎えていたことを知りました。

今回のテーマは、わたしの音楽の趣味、についてです。

「シティポップ」のとりこ その1
YUMING MUSEUM - Tokyo City View
「シティポップ」のとりこ その1
好きな曲『夜の翼』(作詞・松本隆 作曲・南佳孝) 空港もシティポップスには欠かせない

日本の音楽もいい

中学生になりたての頃、英語に初めて触れて、英語が話せるようになりたい、わかりたい、と「American TOP40」を聴くように。

そして洋楽にどっぷりつかり始めた頃、『世良公則&ツイスト』に出会いました。

当時は、『サザン』『ツイスト』『原田真二』『Char』など、ニューミュージックの若いバンドが誕生していた華やかな時代で、「音楽は洋楽」と思い込んでいたわたしの耳には日本語のロックがとても新鮮で、「世良さん!」のファンになりました。

今思えば、一昨年(2021年)、BTSの『Dynamite』を聴いたときの衝撃と似ていたのかもしれません。

世良さんの曲は「洋楽みたい」だったから魅かれたのですが、まさにBTSの時と同じような感じ。それをきっかけに、日本人アーティストの曲を聴くようになりました。

オシャレなシティポップ

高校生くらいになると、AOR(Adult Oriented Rock)というカテゴリーの大人っぽさに憧れ、日本では、いわゆる「シティポップ」の流行の波が押し寄せていました。

世良さんたちのニューミュージックより、「洗練された印象」の「シティポップ」が表現する都会的な音楽に興味を持ち始めました。

オシャレなシティポップス
表参道のイルミネーションも東京のひとつの表情

都会的というか、「リアルな東京」が歌われている曲は、高校生には少し先行くお姉さんやお兄さんが、夜遊びしたりドライブしたりという、「手が届きそうな現実の世界」でした。

そんな中で、わたしが一番好きなのが、南佳孝。一番最初に聞いた曲は『モンロー・ウォーク』だったと思います。

角川映画の主題歌になった『スタンダード・ナンバー』(薬師丸ひろ子バージョンは『メイン・テーマ』)。そしてほとんど誰もが一度は聴いたことがあるのでは? と思う、「Want you」から始まる『スローなブギにしてくれ』と、とにかく「かっこいい」世界が描かれていたのです。

『メイン・テーマ』も『スローなブギにしてくれ』も、映画の原作は、片岡義男。

大学生の頃の私は、この二人の作り出す「都会的な生活」のとりこになってしまいました。

■もっと知りたい■

Lulu

東京生まれ、東京育ち。仕事の関係で1年3ヶ月暮らした福岡に恋に落ちた、福岡推し。「美味しい」ものを求める旅が好きです。写真を撮ることが好きで、「東京を歩く」というテーマで日常を写しています。右脳派の発見をお伝えしたいと思います。

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