「文明堂」カステラと人形焼きの新しいかたち

この秋登場した新しい和菓子に飛びついてみました

公開日:2022.11.27

子どもの頃は、パフェやケーキを選んでいたのに。最近では、すっかり和菓子が好きになり、この秋デビューした和菓子に早速ハマっています。

この秋登場した新しい和菓子に飛びついてみました
♪3時のおやつは文明堂♪の「こぐま焼き」

和菓子がトレンド

退院して2週間が過ぎました。社会復帰(大げさ)するべく、とにかく「元通りになる」ことを目標に設定。自主トレ・リハビリや「歩く」ことをがんばってきたところで、そろそろ社会復帰第一弾として、買い物に行ってみました。

秋になり、おいしいお菓子の情報を入手していた矢先に入院することになり、かなり出遅れた感がありますが……。この秋冬注目の和菓子を食べてみました。

秋の和菓子というと、一番好きなのは「栗蒸し」です。栗がゴロゴロ入っていて、しっかり甘くて、コーヒーと一緒にいただくのが好きです。

今回ご紹介するのは、その「栗蒸し」の食べ比べではなく、今年(2022年)デビューした和菓子。和菓子と言っても、洋菓子との境界線がないような、そんな和菓子が面白いです。

文明堂の新しいブランド「匠の焼き菓子 CONGALI 文明堂」

「3時のおやつは文明堂♪」のコマーシャルでおなじみの文明堂が、2022年10月に伊勢丹新宿店にて、新ブランド「匠の焼き菓子 CONGALI(コンガリ)文明堂」をオープン。今回はそのブランドから2品ご紹介します。

「こぐま焼き」

文明堂の新しいブランド「匠の焼き菓子 CONGALI 文明堂」

クマちゃんの人形焼き「こぐま焼き」。
(1個200円。伊勢丹新宿店限定、3時から販売)

コマーシャルの歌から抜け出したような可愛い人形焼きです。人形焼の皮の部分は、さすがカステラの文明堂、しっとりとそして柔らかく、とてもいい口当たりです。可愛い顔のどこから食べるか、ちょっと悩みます。

「新宿工房釜出しカステラ」

文明堂の新宿工房で焼きあげたばかりのカステラ「新宿工房釜出しカステラ」。これまでのカステラのイメージが変わります。

文明堂の新しいブランド「匠の焼き菓子 CONGALI 文明堂」

どこが違うのかというと、「しっとり感」より「ふんわり感」が非常に強いカステラなのです。

一般的なカステラは、一日おいてしっとりさせるのを、この「窯出しカステラ」は焼き上がりを店頭に運んでくるので、運が良ければまだ温かい状態のカステラに出会えるかもしれません。

販売開始時間が11:00、13:00、15:00の3回で、しかもすぐに売り切れるので、出会えたら即買いです。

このカステラ、もちろん出来立てをそのまま食べてもとてもおいしいのですが、お店の方から、ひと手間かけてさらにおいしくいただく方法を教えてもらいました。

1日おいた窯出しカステラに、無塩バターを乗せて、トースターで軽く温めるのです。そうすると、カステラはほんのりカリッとして、バターが溶けたところはしっとり柔らかくなり、ふわふわのカステラに少し重厚な感じのこくが出ます。

文明堂の新しいブランド「匠の焼き菓子 CONGALI 文明堂」

窯出しカステラは、一切れずつ買うことができるのも魅力です(一切れ303円)。普通のカステラのように、底にザラメがないのも特徴です。

「こぐま焼き」も「新宿工房釜出しカステラ」も日持ちがしないので、期間限定というよりも時間限定で楽しむ和菓子です。

「ここでしか味わえない」というのは、とても魅力的ですね。

■もっと知りたい■

Lulu

東京生まれ、東京育ち。仕事の関係で1年3ヶ月暮らした福岡に恋に落ちた、福岡推し。「美味しい」ものを求める旅が好きです。写真を撮ることが好きで、「東京を歩く」というテーマで日常を写しています。右脳派の発見をお伝えしたいと思います。

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