横森美奈子の目からウロコのおしゃれ塾・34

小物&メイクで華やかに!顔周りを明るくするコーデ術

小物&メイクで華やかに!顔周りを明るくするコーデ術

更新日:2023年07月07日

公開日:2023年04月10日

横森美奈子の目からウロコのおしゃれ塾vol.34

ファッションデザイナー・横森美奈子さんが50代からのおしゃれのコツをアドバイスする連載企画。今回のテーマは「明るく元気」に見せるコツです。年齢とともに顔色がくすんだり、寂し気な印象になってくるのを元気に明るく引き立てるポイントを教わります。

失われたものはプラスすればいい!

読者モデルの齋藤久子さん(写真左)
「少しでも明るく颯爽(さっそう)と見える着こなしを知りたいです」と話す読者モデルの齋藤久子さん(写真右)

「ここ数年、ぽっこりしてきたお腹を隠す服ばかり選んでしまいます」という読者モデルの齋藤久子さん。お腹まわりと同じくらい気にしているのが“顔の印象の変化”だそう。

「たるみやしわが気になるのはもちろん、年々目が落ちくぼんで小さくなり、顔色もくすんできたので“疲れて不健康っぽい”印象になっていないか心配。年を重ねても颯爽と、元気に明るく見せたいのですが……」と齋藤さん。

そこで、横森さんがまず提案するのが、メイクで印象を変えること。「肌の血色、ハリ、潤い、目力など、年齢とともに誰でも失われていくものがあります。それは仕方のないことなので、失われたものはメイクでプラスすればいいんですよ。

特に齋藤さんのような面長でおとなしい顔立ちの人は年を取ると寂しく見えがちなので、ポイントメイクで目元や口元をはっきりさせることです」と横森さん。大きめのイヤリングやストールをプラスすることも、顔を元気に明るく引き立ててくれるとアドバイスします。 

さらに、明るく素敵な印象をつくるために大切なのが服選びと着こなしです。

「若い人なら本人がピカピカですから、洗いざらしのコットンシャツでも元気に見えますが、私たちの世代はそうはいきません。シンプルな服は実は“素っ気ない”のと紙一重。

年齢がいくと、シンプルでベーシックな服だけでは物足りず、寂しい印象になりがちなので、アクセントが必要です。思い切って大胆な色や柄にトライしてみましょう」

ヘアメイクと小物使いで「なりたい元気顔」に!

Lesson1:ヘアメイクと小物使いのちょっとの工夫で、なりたい“元気顔”になれます!
左から、いつものスタイル→ヘアメイクをチェンジ→アクセサリーをプラス

基本的にナチュラルメイク派でファンデーションやリップを薄く塗るだけという齋藤さん。いつものスタイルは、顔色がさえないせいか、どこか寂し気な印象です(写真左)。

ヘアメイクをチェンジし、明るい色のリップとチークで血色よく!眉とアイラインも描き足して“元気な顔”に(写真中央)。齋藤さんのように面長の人の場合、髪のサイドにボリュームを出すと若々しく健康的に見えます。

そこにアクセサリーをプラス。イヤリングとストールでさらに顔を明るく引き立てます(写真右)。存在感のあるカラーのイヤリングは顔に華やかさをプラスしてくれるので、大人世代はぜひ活用したいアイテム。さらにストールを加えて顔まわりを明るく見せて。

イヤリングは3m離れても目に入るものを

イヤリングは3m離れて目に入るものを選んで!

3m離れて見えないものは付けていないのと同じ。大ぶりなものが効果的です。今は低価格でも手に入りますよ。

大ぶりなイヤリングいろいろ

「なんだか寂しい」と感じたら思い切って色や柄に挑戦

コーラルピンクで心も元気に!
スカートをコーラルピンクにするだけで心も元気に!

「お腹まわりを隠したいので、ふんわりしたブラウスやスカートをよく着ています」と齋藤さん。いつものスタイルは、全体にぼんやりとした印象です(写真左)。

コーラルピンクのスカートで、心も元気に!マーメイドラインならすらりと背も高く見えます(写真右)。自分を引き立たせる色を身に着ければ、若々しさもおしゃれ度も一気にランクアップ。ネックレスも顔を明るく見せる強い味方です。

ボトムスと靴を変え、上品に若々しく!

花柄のキュロットで上品に若々しく!
花柄のキュロットで上品に若々しく!

いつものスタイルはニットとスカートの無難な組み合わせですが、どこか垢抜けない?赤いバッグの“差し色”もあまり効果的とはいえません(写真左)。

ボトムスを透け感のある花柄キュロットにして、すっきり春らしく(写真右)。全体的に上品なコーディネートに、赤いサンダルで遊び心あるアクセントを加え、元気さもプラス!

大胆な柄や華やかな色は年を重ねた女性にこそ似合う

大きな柄で顔もパッと明るく!
大きな柄で顔もパッと明るく!

「ベーシックなニットとパンツは安心感があり、昔から定番のスタイルです」と齋藤さん。真面目な印象ですが、おしゃれ感は……?

トップスを大きな柄に変え、顔もパッと明るく(写真右)!つい選びがちな小花柄は、実は大人世代にはNG。ぼんやり細かい柄よりも、メリハリのある大きめの柄の方が元気に若々しく見えます。“大胆な柄は苦手”と決めつけずにチャレンジを!

ローズピンクで健康的に!フリルでお腹もカバー

ローズピンクで健康的に。

色を選ぶときは必ず鏡の前で自分の顔にあて、顔映りを確認すること。あなたを元気に素敵に見せるなら派手でも堂々と着ましょう。

挑戦した齋藤さんの感想は?

ベーシックな色や形の服ばかり選んでいましたが、それだけでは元気に見えないと納得しました。これからは大胆な色や柄も着こなして、街を颯爽と闊歩してみたいです!

取材・文=五十嵐香奈(ハルメク編集部) 撮影=日高奈々子 ヘアメイク=木村三喜
※この記事は雑誌「ハルメク」2022年5月号に掲載された内容を再編集しています。


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横森 美奈子
横森 美奈子

よこもり・みなこ 1949(昭和24)年生まれ。BIGIで「MELROSE」等のチーフデザイナーを歴任。2002年「smart pink」ブランドディレクター、13年にはショップチャンネルで「MINAKO★YOKOMORI」を開始。おしゃれに関する本も多数出版。