モデル前田典子さん流!セーターの着回しコーデ6選
2024.11.162024年11月08日
大人のおしゃれ新ルール特集#5
普段の服が見違える!ストールの選び方&巻き方
洋服を買い足さなくても、ストールがあれば何通りもの着こなしを手軽に楽しめます。そこでスタイリストの大沢早苗さんに、色柄の選び方と失敗しない巻き方のコツを教わります。
教えてくれたのは、大沢早苗(おおさわ・さなえ)さん
スタイリスト。スカーフ、ストールコーディネーターの資格を持つ巻き物好き。個人向けに手持ちの服の見直しや、買い物に同行する「おしゃれカウンセリング」が好評。雑誌ハルメクでのおしゃれ記事も人気。
基本のストールの選び方はこの3つ!
1.大胆柄で一気におしゃれ&新鮮さアップ!
「50代以上のハルメク世代におすすめなのが、花柄やチェックなどの定番柄ではなく、多色使いの大胆柄。一見、派手で上級者向きに見えますが、実はひと巻きするだけでどんな服も一気に華やかになり、おしゃれ度が増す便利なアイテムです」(大沢さん)
【ポイント】
ストールの1色と小物の色を合わせると、まとまり感が出る
2.同系色なら上品で落ち着いた雰囲気に
「トップスと同系色のストールを合わせると、品よくシックにまとまります。トップスより明るめの色にすると、顔まわりが明るく見えて一石二鳥。素材感やディテールに動きがあるものを選びましょう」(大沢さん)
【ポイント】
フリンジで動きを出したり、編み目や光沢など素材感があると地味にならない
3.暖色系なら元気で若々しい印象に!
「元気ではつらつと見せたいなら、暖色系のストールを差し色に。巻いたときに顔色を明るく見せる色を選びましょう。どんな定番色とも相性がいいマスタードイエローの他、淡いピンクや柿色も素敵」(大沢さん)
【ポイント】
顔色がくすんで見えないか写真を撮り、客観的にチェック!
続いて、絶対に失敗しないストールの巻き方を2種類紹介します。
縦長シルエットですらりと見える「エディター巻き」
1.ストールの片方の端を持ってから、中心あたりを軽く持ち、首にかける
【ポイント】
端を持ってできた自然なドレープを生かすと、ラフな雰囲気が出やすくなります。正方形のストールの場合は三角形に折ってから、対角線上を持つようにして。
2.ひと巻きする方はもう一方より長めになるよう、左右の長さを調整
3.軽くひと巻きして、顔まわりを整えて完成
【ポイント】
仕上げに、うつむいたときにあごがストールに当たらないくらいのゆとりができるよう、少し前に引きましょう。顔まわりがスッキリ見えます。
これはNG!
きっちりたたんで首元でぎゅっと巻くと、男らしい雰囲気に。顔が強調されて息苦しく見えてしまいます。
首元のボリュームで小顔効果も!「ワンループ巻き」
1.ストールをラフに真ん中あたりで持って、長さを半分にする
【ポイント】
折りたたまず、ラフにつかめばOK。自然なドレープが生まれます。また、左右の長さは合わせず、少しずらしておきましょう。巻き終わったときの裾に程よい動きが出ます。
2.半分にしたまま首にかけ、片方を輪にして、反対側の両方の先端を通す
3.首元に少しゆとりが出るよう、全体のバランスを整えて完成
【ポイント】
仕上げに、襟をぬくときのようにストールを少し後ろに引いて、首の後ろ側に指1本分のゆとりをつくります。さらに前に引き、顔まわりにもゆとりを出しましょう。
これはNG!
折りたたんでから巻くと、ドレープがなくなりのっぺり平坦な印象に。顔が大きくぼやけて見えてしまいます。
体型や顔色に合う組み合わせはこれ!
やせ型さん・くすみ肌さんは淡い色をワンループ巻きに
やせ型さん・くすみ肌さんは淡い色のストールをワンループ巻きにすると、ふんわり明るい印象に。
ふくよかさんは濃い色柄をエディター巻きに
ふくよかさんは濃い色柄のストールを使ったエディター巻きなら縦長ラインが強調され、スッキリ見えます。
今回紹介したストールの選び方や「エディター巻き」「ワンループ巻き」の巻き方を動画でよりわかりやすく解説しています。動画を見ながらぜひ実践してみてくださいね。
スタイリング=大沢早苗 撮影=中西裕人 ヘアメイク=麻生陽子 モデル=廣田恵子 取材・文=長倉志乃(ハルメク編集部)
※この記事は雑誌「ハルメク」2021年11月号を再編集し、掲載しています。
ストールの巻き方が動画で見られる!
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