いくらかけてる?50代の旅ごはん
50代女性の“おひとりさま外食”の始め方|無理なく楽しむコツ5
50代女性の“おひとりさま外食”の始め方|無理なく楽しむコツ5
更新日:2025年11月22日
公開日:2025年10月22日
「ひとりで外食」のハードル…50代女性の本音は
「お店でひとりご飯はまだ勇気がいる」という声、実は少なくありません。でも、旅先では不思議とハードルが下がる──それは「自由」と「非日常」の力。
家族や仕事、介護など、誰かに合わせる時間が多かった私たち世代にとって、「自分のペースで味わう食事」はちょっとした贅沢。旅先の食卓は、“誰かのため”ではなく“自分を満たす”時間になるのです。
いくらかけてる?50代ひとり旅のリアル食費
旅行情報誌『ノジュール』が実施したアンケート(※)によると、昼食は「1001~2000円」、夕食は「3001~5000円」が最も多く、夜は少し贅沢を楽しむ傾向が見られます。
約4割が「地元名物が食べられるお店」を選んでおり、旅先ならではの味を目的にしている人が多いのも特徴。一方で「品数を多く頼めない」「周りの視線が気になる」といった“ひとりならでは”の悩みも挙がっています。
それでも、旅慣れた50代女性は「その土地でしか食べられない一皿」を楽しみ、食を通じて旅の満足度を高めているようです。
孤独じゃない!ひとり旅で生まれる食の出会い
ひとり旅の食事時間は、誰にも合わせずに“自分の気分で選べる”自由なひととき。「思いつきでお店を決められる」「好きなものを気兼ねなく食べられる」という意見が多数を占めました。
さらに「偶然隣り合わせた旅人と料理をシェア」「外国の方と会話が弾んだ」など、思いがけない出会いのエピソードも。
“ひとり旅ごはん”は孤独ではなく、人生を少し豊かにしてくれる小さな冒険なのかもしれません。
今日からできる!50代女性の“ひとりご飯”デビュー術
いきなり日常で挑戦するのはハードルが高いなら、まずは旅先で小さく試してみませんか。
- 旅の1食だけ“ひとりランチ”にしてみる
- 小皿料理やカウンター席のある店を選ぶ
- 「地元の味をじっくり味わう」をテーマに
- 気になったお店をハシゴして食べ比べを楽しむ
- 食後は景色を眺めて、余韻を味わう時間をとる
非日常の体験が「ひとり=怖くない」という自信につながり、日常の中でも自分の時間を楽しむきっかけになります。
“ひとりで食べる”ことは、孤独ではなく“自分を大切にする練習”。旅先で食べるごはんは、自由・偶然・満足が交わるリセット時間です。
誰にも気兼ねせず、自分の「食べたい」に素直になれる瞬間こそが、50代からの新しい「豊かさ」なのかもしれません。
※HALMEK upの人気記事を再編集したものです。




