【100均比較】大手3社の食品ラップを徹底検証
2022.12.232023年01月08日
コスパ、引き出しやすさ、くっつきにくさは?
【100均比較】大手3社のアルミホイルを徹底検証
調理で使うアイテムの一つ「アルミホイル」。いろいろなメーカーから販売されていますが、100均にもありますよね。今回は100均3社の商品で、コスパや使い勝手、くっつきにくさなどを比較してみましょう。
100均3社のアルミホイルを比較
今回比較するのは、100均ダイソー、セリア、キャンドゥで買ったものです。ダイソーとキャンドゥは、それぞれ自社が作るオリジナル商品。セリアは株式会社まるきが販売元となっています。価格はいずれも110円(税込)です。またキャンドゥオリジナルのアルミホイルは素材自体に抗菌性がある「抗菌アルミホイル」となっています。
長さからコスパを比較
まずは長さを比較してみましょう。幅は25cmで3社とも同じです。
- ダイソーのアルミホイル:18m。1mあたりは約6.1円
- セリアのアルミホイル:14m。1mあたり約7.9円
- キャンドゥのアルミホイル:10m。1mあたり11円
キャンドゥのアルミホイルは抗菌性があるため、他の2社よりも1mあたりの価格が高くなっています。抗菌性がないダイソーとセリアのアルミホイルでは、ダイソーの方が安い結果となりました。
アルミホイルの厚み
アルミホイルの厚みを比較します。
- ダイソーのアルミホイル:11マイクロメートル
- セリアのアルミホイル:10マイクロメートル
- キャンドゥおアルミホイル:11マイクロメートル
マイクロメートルは、1mの100万分の1、言い換えると1mmの1000分の1です。ほんのわずかの差なので、触ってみても違いは感じられません。ほぼ同じと思って良いのではないでしょうか。
刃の材質
アルミホイルを切りとる刃は、ダイソー、セリア、キャンドゥすべて紙刃です。使い終わった後でゴミの分別の必要がなく、そのまま古紙回収や燃えるゴミとして出すことができます。
ホイルの取り出しやすさ
外側の箱からアルミホイルを取り出す際、引っ掛かりを感じることもあります。100均3社のアルミホイルではどうでしょうか。引き出し方を含め比較します。
ダイソーのアルミホイルとセリアのアルミホイルは、上から引っ張り出すことになります。
ダイソーのアルミホイルは、側面のストッパーにひっかかりがちで、スムーズとは言い難いです。一方セリアのアルミホイルは、スルリと出てきます。ストッパーもありますが、引っかかりはほぼありません。
キャンドゥのアルミホイルは、引き出し方が違います。下から上に引っ張ることになるためか、引っかかってしまうことが多いです。取り出しやすいさに関しては、セリアのアルミホイルが最もスムーズでした。
食材のくっつきやすさ
食材がどの程度くっついてしまうのかを比較します。今回はおにぎりで比較します。おにぎりには具材を混ぜていません。
ダイソーのアルミホイル
ダイソーのアルミホイルはご飯粒が広範囲にくっついてしまいました。
セリアのアルミホイル
セリアのアルミホイルは、表面にご飯粒がほとんどつきません。
キャンドゥのアルミホイル
キャンドゥもセリアと同じです。アルミホイルにご飯粒はほとんどつきませんでした。おにぎりを包むとしたら、セリアかキャンドゥのアルミホイルを使うと良さそうです。
「くっつきにくいアルミホイル」も販売中
100均には、調理をする際に食材がくっつきにくいアルミホイルもあります。ダイソーの「くっつきにくいホイル」もその一つ。シリコーン樹脂加工がされているので、食材がくっつきにくいのです。25cm幅で15mあり、価格は220円(税込)です。
実際に鶏もも肉を焼いてみました。少し油をひいていますが、焼いた後でも焦げ付きがほとんどありません。後片付けもとても楽です。
かわいい柄のアルミホイルはギフトにも
100均セリアには、かわいらしい色柄のアルミホイルが売っていますよ。いずれも110円(税込)です。これでお菓子を包めば、見栄えもよくなりますね。プチギフトなどのラッピングにも便利!
アルミホイルは日常的に使うキッチンアイテムです。でも1回使ったら捨ててしまうのでコスパの良いものを選びたいですよね。100均のアルミホイルを活用することで、今以上にコスパが良くなりそうです。また調理を楽にするアルミホイルもありますから、取り入れてみるのも良さそうですよ。
※商品は、2022年11月1日現在のものです。販売終了となっている場合もございます。
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