ガーデナーに学ぶ庭づくりのポイント#2

ムリしない!庭仕事をラクに&安全に続ける6のヒント

ムリしない!庭仕事をラクに&安全に続ける6のヒント

更新日:2024年03月23日

公開日:2022年05月03日

ムリしない!庭仕事をラクに&安全に続ける6のヒント

時間にゆとりができる60代、ガーデニングを始めてみませんか? 初心者さんがいきなり張り切り過ぎるのは厳禁。60代・70代の先輩ガーデナー二人に、ラク&安全に庭仕事を続けるコツをお聞きしました。ムリせず、がんばり過ぎないコツ6つとは?

1:毎年芽を出す「宿根草」を主役にする

毎年芽を出す宿根草を主役にする

 「宿根草は、丈夫で寿命が長いものが多く、毎年咲いてくれるのでおすすめです」と塚原さん。

小泉さんも「一年草は華やかですが、開花後そのままにしておくと庭が荒れて見えてしまいます。宿根草なら、一年草のように咲き終わった苗をかがんで掘り起こす作業がいりません」と話します。

2:鉢植えより地植え!鉢なら軽いものに

鉢植えより地植え!

「私は鉢植えや土など重いものを持ち運ぶ作業は腰を痛めるので避けています」と塚原さん。できるだけ地植えにすることをすすめます。

小泉さんも「水やりも減らせるし、庭に出られない日が続いても意外と枯れずに耐えてくれますよ」とのこと。ベランダの場合は、まずは大きなプランターや素焼きの鉢を軽い素材の鉢に替えましょう。

3:自分の背より高い植物は減らす

自分の背より高い植物は減らす

高齢のガーデナーに多いのが、脚立に乗って庭仕事をした際の落下による骨折。「バラやツル性の植物など、自分の背丈より高くなる植物は減らすのが一番の安全策です。残すのは、自分で手入れできる低木までにして」と塚原さん。

自分で処分するのが難しい場合は、ご近所やネットで呼び掛けて、庭好きな人に手伝ってもらったり、苗を引き取ってもらうのも手です。

4:花を植えない場所には防草シートを張る

花を植えない場所には防草シートを張る

これからの季節、どんどん伸びる雑草。「真夏の草むしりは熱中症の元。草花を植えて楽しむ場所以外には、市販の防草シートを張っておくと、雑草が生えるのを防げます」と小泉さん。

さらに「生け垣の手前は防草シートで覆っておくと、風通しがよくなり、手入れもしやすくなります」とアドバイス。むきだしのシートが気になる場合は、上にレンガや石を置くと目隠しできて自然な雰囲気になります。

5:花よりグリーンの種類を増やす

花よりグリーンの種類を増やす

花がら摘みなどの手間もなく、植えっぱなしでOKな品種が多いグリーン。「斑(ふ)入りの葉やシルバー系の葉を混ぜると明るい雰囲気になるし、赤っぽい銅葉を入れると庭が引き締まります」と塚原さん。

小泉さんも「奥に常緑のグリーンがあれば、手前で少し花を育てるだけでもスカスカした寂しい庭に見えません」と話します。

6:地元の園芸店で植物を選ぶ

地元の園芸店で植物を選ぶ

ラクしてきれいが続く庭の一番の近道は、土地に合った草花を植えること。「ご近所さんや地元の園芸店に相談するのが一番参考になります。楽しいし刺激ももらえて一石二鳥ね」と塚原さん。

「日当たりや風通しによっても適した植物は変わるので、どんな場所に植えるとよいかも相談しましょう」と小泉さんもアドバイスします。

先輩ガーデナーのポイントを取り入れて、ムリせず、がんばり過ぎず、庭づくりを楽しみましょう!

教えてくれたのはこちらの二人

塚原美智子さん(左)

山梨県の山中湖畔でガーデニングを楽しむ70代の塚原美智子さん(左)

小泉真由美さん

東北の住宅街の一角で庭づくりを楽しんでいる60代の小泉真由美さん

>>お二人の庭を紹介した前回の記事はこちら

取材・文=長倉志乃(ハルメク編集部)

※この記事は雑誌「ハルメク」2021年5月号を再編集、掲載しています。

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