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2020.07.042024年01月18日
読めそうで読めない! 難読漢字で脳トレ
【難読漢字】一献、一矢、一入、正しい読み方は?
「一献」「一矢」「一入」…何と読むかわかりますか? 難読漢字で脳トレにトライ! 今回は、読めそうで読めない「一」を含む言葉に注目してみました。
【一献】「いっけん」ではありません
最初にご紹介するのはこちら。
「一献」
『広辞苑』には
1杯の酒。
ひとたび盃をさすこと。転じて、酒のふるまい。小酒宴
室町時代以後の礼法で、客に、肴に盃をそえて出し、酒を3杯すすめること
といった意味が書かれています。
「まずは一献」
「もう一献いきましょう」
といった使い方になります。では正しい読み方は……
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「いっこん」
酒を飲むときに杯を傾けることから「一献傾ける」
目上の人などにお酌をする際に「一献差し上げる」
などの使い方もあります。
【一矢】「いちや」「ひとや」ではない読み方は?
続いてはこちら。
「一矢」
「一矢」はそのまま「1本の矢」という意味。
「一矢を報いる」という言い回しで使うことが多いかもしれません。では「一矢」の正しい読み方は……?
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「いっし」
『広辞苑』によると、「一矢を報いる」(いっしをむくいる)は、
相手から受けた攻撃・非難に対して、わずかであっても反撃し反駁を加える
という意味になります。
【一入】「いちにゅう」「ひといり」は間違い
最後はこちら。
「一入」
「一入」はもともと
染物を染め汁に1回ひたすこと
という意味ですが、会話の中では、「ひときわ」「一層」など、副詞的に使われます。
正しい読み方はこちら!
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「ひとしお」
「感慨も一入だ」
「寒さが一入つのる」
といった使い方になります。
「一」 を含む言葉のご紹介、いかがでしたか。最後にひとつオマケです。読み方を間違いやすいこちらの漢字「一足飛び」。
「一足飛び」は「ひとあしとび」ではありません。
正確には……
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「いっそくとび」
「順序をふまないで飛びこえる」という意味で使うことが多いですね!
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