【四字熟語】〇陽〇復、〇子〇雛、よい未来を想像して
2024.01.102024年03月07日
穴埋め四字熟語!クイズで脳トレ
【四字熟語】春日〇〇、〇花〇水…言葉から感じる春
知っていると一目置かれる、ちょっと差がつく四字熟語をご紹介!今回は「春」にまつわる熟語に注目しました。春という季節の素晴らしさを感じられる熟語、いくつわかりますか?さあ、脳トレスタート!
【春日〇〇】春の日がうららかでのどかな様子
一つ目にご紹介するのはこちら。
「春日〇〇」
「春日」は字の通り、暖かい春の日差し、春の太陽、春の日のことを表し、ここでは「しゅんじつ」と読みます。
「春日〇〇」の意味を『広辞苑』で見てみると
春の日がうららかでのどかなさま。
春の日がのどかで暮れるのが遅いさま。
と書かれています。
「暮れるのが遅い」という部分がヒント!わかりましたか?
正解は……?
↓
↓
↓
↓
↓
「春日遅遅」
「しゅんじつちち」と読みます。
一日また一日と、日が長くなっていく様子が表現されています。「春日遅遅の休日をのんびりと過ごした」といったように使ってみてはいかがでしょうか。
【〇花〇水】相思相愛であることの例え
続いてのクイズはこちらです。
「〇花〇水」
「男に女を思う情があれば、女にもまた男を慕う情の生ずること」という意味で、男女が互いに相思相愛であることを例えて使う四字熟語です。
正解はこちら!
↓
↓
↓
↓
↓
「落花流水」
落花流水(らっかりゅうすい)は、落ちる花と流れる水という意味。散った花びらが川に落ち、流れていく様子が思い浮かびますね。落花には流水に従って流れたい気持ちがあり、流水には落花を浮かべて流れたい気持ちがあるということから、男女が相思相愛であることの例えとして使われるようになりました。
春に関連する四字熟語として、
- 花朝月夕(かちょうげっせき)…春や秋の気候のよい、ひとときのこと
- 春花秋月(しゅんかしゅうげつ)…春の花と秋の月、美しい景色のこと
- 春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)…春風が気持ちよく吹くのどかな春を表す言葉
- 春愁秋思(しゅんしゅうしゅうし)春の日にふと感じる憂鬱な気持ちと、秋に感じる寂しさのこと
などがあります。春と秋を対で表現することが多いのがわかりますね。美しく素晴らしい気候である一方で、もの悲しさや憂鬱な気持ちを感じたり心がふさぐ、そんな複雑な季節でもある春。暖かな春の日にぜひ、四字熟語を思い出してみてくださいね。
文=古田綾子 編集=鳥居 史(ハルメクWEB)
■もっと知りたい■