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更新日:2022年05月07日 公開日:2020年05月19日
母の日にプレゼントされた鉢植えはどうしたらいい?
「花を知り、楽しむ」がコンセプトの第一園芸のWEBサイト・花毎(はなごと)の石川恵子さんが、花のある暮らしを提案します。母の日のプレゼントの定番「カーネーション」の鉢植えを長持ちさせるお手入れと、来年も咲かせる方法をお伝えします。
母の日のプレゼントとして、「鉢植えのカーネーション」を贈ったり、もらったりした方も多いのではないでしょうか?
プレゼントされたときはきれいに咲き誇っていた花も、1週間~10日ほどたつと傷みが出始めてきます。
意外に知られていない、カーネーションの鉢植えのお手入れ方法をご紹介します。
カーネーションの鉢植えはどこに置いていますか?
カーネーションは日当たりと乾燥を好む植物ですので、室内でしばらく楽しんだ後は、ラッピングペーパーやフィルムをすべて外して、日当たりのいい屋外に出しましょう。
水やりの目安は土が乾いてからが基本です。大切にするあまり、土が乾かないまま水やりを続けると、根腐れやカビの原因になります。
鉢植えカーネーションには上のイラストのような、普通の鉢の他に底面給水鉢と呼ばれる、受け皿に水を溜めるタイプの鉢があります。
植物に水がかからないように、水を与えます。
受け皿の水が減ってきたら、あふれないように水を足します。月に1~2回、受け皿を外して鉢の上部から水を与えます。
どちらの場合も鉢の上部から水やりをする場合は、花に水がかからないように、根本(土の部分)に水を与えましょう。水やりの際は鉢底から水が流れる出るぐらい、しっかり、たっぷり行ってください。
花をたくさん咲かせるカーネーションは、肥料をあげることで、より元気に育ちます。緩効性肥料(プロミックなど)であれば、月に1回程度、液体肥料(ハイポネックスなど)は週に1回程度を水やりの代わりにあげてください。
※用法用量はそれぞれの指定に従ってください。
上の写真のように萎んだ花(花がら)を見つけたら、花を切り取るタイミングです。
カットする場所は一節目の葉の上が目安です。
鉢植えのカーネーションの場合、次から次へとたくさんの花が咲くので、花がらはこまめに取り除きます。このとき、蕾(つぼみ)まで切ってしまわないように気を付けましょう。
一つの茎からいくつか花が終わったら、茎の半分程度の長さで切ります。これを「切り戻し」と呼びます。このとき、茎が密集しているようでしたら、間引いてもOKです。
切り戻しや間引くことを行うことで、気温が高い時期に起こる蒸れや株の傷みを防ぐ効果があります。
※特に小さな蕾は開花しない場合が多いので、頃合いを見計らってカットすることをおすすめします。
カーネーションは多年草ですが、鉢植えのカーネーションを翌年も咲かせることは、かなり難易度が高くなります。もともとカーネーションは湿気が苦手な植物なので、日本の梅雨時や夏、冬場の寒さを乗り越えることが難しいのです。
植物に手を掛けられない方は、無理をせず、一年草と割り切ってしまうことをおすすめします。
来年も咲かせるためには、梅雨前に「切り戻し」と「植え替え」を行いましょう。
すべての茎を半分程度に切ったカーネーションを、一回りから二回り大きな鉢に植え替えます。
5号鉢(直径15cm程度)であれば、6号(直径18cm程度)から7号(直径21cm程度)が目安。水はけをよくするために、鉢底石を入れ、草花用の培養土を使って植え替えましょう。
このとき、鉢の縁まで土を入れず、9割くらいまでに留めます(ウォータースペースといいます)。植え替えた後は、通常の水やりと同じように、鉢底から水が流れ出すぐらい、たっぷりと水を与えます。
植え替え後の置き場所は、直射日光と雨が当たらない風通しのいい場所に置きましょう。うまく生育が進むと、秋に再び花を咲かせることができますので、蕾がついた頃から開花する間に肥料を与えてください。
第一園芸のオウンドメディア「花毎(はなごと)」ではカーネーションをはじめ、その他の植物についての育て方や楽しみ方をご紹介しています。
■もっと知りたい■
花毎の本が発売されました。二十四節気と花をあわせることで季節の移ろいを伝え、日々の暮らしを彩ります。歳時記研究家の広田千悦子さんが、その月ごとの習わしや旬の花を使ったしつらい、食などを解説。美しい文章と写真、イラストに心が安らぎます。
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