アンケートで徹底調査!専門家の見解は?

バスタオルを洗う頻度!毎回洗う派VS使いまわす派…どちらが主流?

バスタオルを洗う頻度!毎回洗う派VS使いまわす派…どちらが主流?

公開日:2025年08月17日

バスタオル、毎回洗いますか?使い回しますか?50代女性の間でも賛否が分かれる“家庭の清潔感”の境界線。筆者のリアルな叫びとともに、アンケート結果や専門家の見解を交えながら、誰もが一度は感じたモヤモヤに迫ります。

バスタオルを洗う頻度!毎回洗う?乾かして使いまわす?

誰もが一度は目にしたことのあるこの話題。でも、私にとっては笑って流せないガチ議題。

帰省シーズンなどを中心に、SNSでもこの話題は定期的に炎上していて、「毎回洗う派」が潔癖扱い、「使いまわす派」がズボラ扱いされることも少なくありません。

私は、バスタオルは1回使ったら即・洗濯機へ直行派。むしろ、朝晩シャワーを浴びたら1日2枚使いたい。洗面所の手拭きタオルだって、濡れたら取り替えたい派です。

潔癖症ではないものの、湿気や汚れついた布を「乾いてるから」とずっと使う感覚が、どうしても受け入れられない。

家庭によって習慣は違うから、義実家や友人宅では「郷に入っては郷に従え」だけど……本当はちょっとイヤ!我慢しています。

でも、この清潔意識の差……、実際のところどちらに軍配が上がるのでしょうか?

実際どうなの?「何回で洗う」が一般的?最新アンケート調査より

shimi / PIXTA

実際のデータを見てみましょう。2023年のライオン株式会社の調査(※)によると、

  • 「バスタオルを1回使ったら洗う」人は約54%
  • 「2〜3回使ってから洗う」人は約40%
  • 「5回以上使う」人も約4%

過半数は毎回洗濯しているという結果に。「そんなに洗ってる人いないでしょ?」という声は、むしろ少数派だったという事実。

とはいえ、「洗濯が面倒」「干すスペースが足りない」という現実的な悩みも根深く、価値観の分断が起きやすいテーマでもあります。

特に、乾燥機を使わない場合や、雨が続く梅雨シーズンなど…何枚もバスタオルを洗濯して乾かすのは大変。

菌が繁殖!?濡れたバスタオルの危険性

shimi / PIXTA

「濡れたタオルを放置すると、雑菌が繁殖しやすい」というのは多くの衛生専門家が指摘する事実。特に梅雨〜夏にかけての高温多湿環境では要注意。

例えば、農研機構の食品衛生ガイドラインでは、湿った布製品は細菌が増殖しやすく、皮膚トラブルや臭いの原因になる可能性があると記されています。

また、北里大学医療衛生学部の研究では、バスタオル表面に残った皮脂や水分は6時間以内でも細菌が数百倍に増殖することがあるとの報告も。つまり、「見た目が乾いていても清潔で安心とは限らない」んです。

「面倒だけど毎回バスタオルを洗いたい」…を叶える時短家事アイデア

Ushico / PIXTA

バスタオルは毎回洗う派の筆者でも、「洗濯が大変」問題は痛いほどわかります。大きくて厚いタオルを何枚も洗うのは本当に面倒ですよね。梅雨シーズンならなおのこと。

だから、ここ数年は「薄手で小さめのタオル」に全入れ替え。これなら洗濯量も減るし乾きやすくてスペースも取らないから、罪悪感なく毎回取り替えられる!

しかも、最近は「家事の時短&名もなき家事撲滅」の名のもと、タオルは晴れていても乾燥機で乾かし、「畳んでしまう事自体」を辞めました。
(乾いたタオルは、洗濯機横のバスケットに畳まずに入れ、そこから取って使っています)

「1枚ずつ吊るして干して乾かして取り込んで畳んで重ねて収納」…その地味に手間取る一連の家事ストレスから、スッキリ解放されたのです!

【まとめ】正解はないが、清潔や家事への価値観は「見えない分断」を生む

バスタオルの洗う頻度は“家庭の文化”が色濃く出るテーマ。だからこそ、パートナーや同居人と意見が割れると、じわじわストレスになるもの。

私自身は、「バスタオルは1回使ったら洗う」が希望。でも、それを“潔癖”と片付けないでほしい。単なる“清潔感の違い”でしかないのだから。

私は、たまたまバスタオルの交換頻度に関しては夫と意見が合い、そこの違いはないものの家事のやり方に関しては意見が分かれます。夫はタオルを以前のように畳んで収納して欲しいようで…今でもたまに口論になるのです。

育った環境・清潔意識・家事の負担……一筋縄ではいかないこのバスタオル洗濯議論。みなさんはどう思いますか?

取材・文=鳥居史(HALMEK up 編集部)

※参考サイト

 

HALMEK up編集部
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