君島十和子さんプロフィール

1966年5月30日生まれ、東京都出身。美容家。1985年「JAL沖縄キャンペンガール」としてモデルデビューし、ファッション誌「JJ」の専属モデルを務めた後、女優として活躍。96年、結婚を機に芸能界を引退。2005年にスキンケアブランド「FELICE TOWAKO COSME(現FTC)」を立ち上げる。現在は2人の娘の母として主婦業をこなしながら、美容家としても精力的に活動している。
近著に『君島十和子のおいしい美容「腸活レシピ」』（主婦の友社刊）、『食べるコスメ』（小学館刊）他、著書多数。

化粧品を贈らない理由。大切な人に届けたいのは「変化球」

「私から化粧品をお渡ししても、引っ掛かりがなくイメージそのままって感じがしませんか（笑）。せっかくなので、開けたときにちょっとした驚きがあった方が、お相手の方も喜んでくださるのではないかしら」

手土産やプレゼントへのこだわりを聞くと、笑顔でこう答えてくださった君島さん。ギフトや手土産を選ぶ基準は「変化球」という君島さんの気になるサプライズ。選ぶのは、やはり美に関連する食品だそう。

「実際に自分が試してみて、現在も愛用しているものばかりです。あとは、店頭で簡単に手に入らないという点も選ぶポイントにしています」

今回紹介してくれた“とっておき”との出合いは3年前。年上の友人からのプレゼントでした。

「ちょっと変わった食材のスープだったので、くださった方には申し訳ないのですが、ひとまずは冷凍庫に保管しておいたんです。体調を崩したタイミングで、そうだ！ と思い出して飲んでみたら疲れた体に染み入るようにおいしくて。苦手意識を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、ここのスープは絶品！　料理するのもつらいときだったので、温めるだけで飲める手軽さもとてもうれしかったです」

体調不良なのにピカピカの美肌になれた奇跡のスープ

このスープは通販だけでなく実店舗での販売もあることを知った君島さん。体を気遣って贈ってくれたご友人の思いに気付き、より一層そのスープへ愛着が増したと言います。

自分で注文するきっかけになったのは、ひどい風邪を引いてしまったタイミングでした。

「薬をけっこう飲んでいたので、胃腸が弱ってしまっていて……。食欲はまったくなく固形物は絶対無理、もちろん大好きなお料理をする気力もゼロ。たくさんは食べられないし、手間もかけられない。でも力がつくものはないかなと、熱でぼーっとする頭で考えていたら。あ、あのスープがあったじゃない！ と急いで注文しました」

風邪でダウンしていた君島さんの元に届いたのは、...