【友近さんのとっておき#2】

知る人ぞ知る!道後の本場の味、口に入れた瞬間にとろける食感の串団子

知る人ぞ知る!道後の本場の味、口に入れた瞬間にとろける食感の串団子

公開日:2025年02月12日

友近さんのとっておき

伊予観光大使を務めるなど、地元・愛媛県の魅力発信に取り組んでいる友近さん。芸人になる前は、道後温泉の旅館で仲居をしていたこともあるのだそう。そんな友近さんが「地元でも知る人ぞ知る味!食べるとみんな気に入ってくれる」と話す道後の味とは?

友近さんプロフィール

1973年生まれ。地元・愛媛でのレポーター業を経て、26歳でNSC大阪校に入学。2003年にNHK上方漫才コンテスト優秀賞、NHK新人演芸大賞で大賞を受賞。歌やモノマネ、即興芝居などでテレビやラジオ、舞台等で活躍。歌手・水谷千重子やプロアルバイター・西尾一男などのキャラも大人気。著書に『ちょっとここらで忘れないうちに』(徳間書店刊)

「手土産は押しつけにならないように」がモットー
 

芸達者な友近さんは舞台にステージに大忙し。共演者に差し入れすることも多いそう。写真は友近さんの“友人”水谷千重子さんのコンサート

日頃から、挨拶や感謝のしるしとして手土産を大切にしている友近さん。

「人の家にお呼ばれしたらちょっとしたお土産って持っていくことありますでしょ。そんな自然な感覚で、会う人に手土産を渡すことが多いですね」と話します。

友近さんが生まれ育った愛媛県は、四国八十八か所を巡るお遍路さんへの「お接待文化」が根付く地域です。手土産を用意する心持ちにもそうした土壌が影響しているのかと思いきや「気遣いの形は人それぞれですよ。私はたまたま、誰かに会うときに手ぶらだと居心地が悪いだけ。だから手ぶらで来た人に『なんやねん』とも思いませんし(笑)」と軽やかに答えます。

あくまでもナチュラルに気持ちを届けるのが、友近さんの手土産の流儀のよう。

「手土産を渡したときも、良いリアクションとかしてくれなくていいんですよ。気を使ってその場で開けてくれようとしたら、何だか気恥ずかしくなって『ええんよ~!もうしまっといて』と言いそうになります。こちらの気持ちをお渡ししたいだけだから、手土産も押しつけにならないようにと心掛けています」

知らなかった地元の味!定番土産のイメージががらりと変わった

そんな友近さんが、「これだけは、サラっと渡せないんです。私の説明を聞いてから食べてほしい!」という味があります。

「愛媛土産としてよく知られている和菓子なので、パッケージの商品名だけを見ると『あぁ…、あの甘いお団子ね』と思われてしまうんですが、会社やお店によって味や食感が違うんです。小さい頃からこの団子に親しんできた私も、初めて食べたとき『あれ? 坊っちゃん団子ってこんなにおいしかったん!?』と心底驚きました」

松山出身の友近さんを驚かせたのは、道後温泉にある 団子店「つぼや」の坊っちゃん団子。坊っちゃん団子とは、3色のこしあんに包まれた団子を串に刺した松山市の銘菓です。

さまざまなメーカーから発売されていますが、明治16年創業のつぼやは、夏目漱石の小説『坊っちゃん』に登場する団子屋のモデルとなったお店。坊っちゃん団子を最初に考案した老舗店で、坊っちゃん団子発祥の店と言われます。

大正時代から愛され続ける「つぼや」の坊っちゃん団子は、上品な包装も魅力


「坊ちゃん団子は、空港や駅などの土産売り場でよく見かける松山土産の定番。だけど、つぼやの坊っちゃん団子は、道後温泉にあるお店に行かないと食べられないんです。だから愛媛に住んでいても、そのおいしさを知らない人が多い。私もその一人だったんです」

つぼやの坊っちゃん団子はとろけるような口当たり。上品な甘さで、あんこが苦手な人でも食べられると評判です。お店で一本一本手作りしているため卸売りはしておらず、毎日数量限定で販売されているのだとか。

「松山で生まれ育ったのに、この味を知らなかったことを申し訳なく思って。『私がこの味を広めなければ!』という使命感に駆られました。だからお渡しするときは、どんなにおいしいのか必ず説明を添えるようにしています」

愛媛出身者として、このおいしさを日本中に広めたい

友近さんがよくお使い物にするのは、20本入り。ずらりと並ぶ姿は何ともかわいらしい


驚きの出合い以降、仕事やプライベートで愛媛を訪れるたびに、つぼやに足を運ぶようになった友近さん。自分用にはもちろん、大切な人たちへの手土産としても坊ちゃん団子を購入し、その魅力を伝えています。

「例えば伊勢名物の赤福は、おいしいからみんな知っているし、買い求めると思うんです。この坊ちゃん団子も、おいしさを知ってもらえば全国区の人気者になれるはず!そんな思いで、大切な人たちに手渡しています」

実際にその味を知った人は、愛媛を訪れると必ずつぼやに足を運ぶようになったのだとか。

「おいしいものをよく知っている芸人さんたちも気に入ってくれたみたいで。今ではいろんな方からつぼやを訪れたという話をよく聞くようになりました」

もっともっとおいしさを広めたくて、“友人”の水谷千重子さんのライブでコラボをしたり、YouTubeで配信しているオリジナルドラマにも登場させたりと、つぼやの「坊っちゃん団子愛」が止まらない友近さん。

「箱に入った佇まいも、和紙のようにザラっとした手触りの包み紙もいいんですよね。お世話になっている方への手土産として、味も見た目も本当に気に入っています」

創業以来、道後の温泉街でその味を守り続けたつぼやの坊っちゃん団子。友近さんはこの味を、日本に誇れる故郷の味として大切にしています。

友近さんの“とっておき”はこちら

とろける口当たり!道後の老舗団子店「つぼや」の3色団子
 

坊っちゃん団子 20本入り
2,600円(税込)

夏目漱石の小説『坊っちゃん』に登場する団子店のモデルになった、道後温泉の老舗団子店「つぼや。一般的な「坊っちゃん団子」は、抹茶あん、黄身あん、小豆あんの3色が定番ですが、つぼやではより多くの人が食べやすいよう、黄身あんを白あんに変更しています。北海道産しゅまり小豆100%、北海道産大手亡豆100%など厳選した材料を使ったこしあんはとろけるような口どけ。あんこが苦手な子どもも「つぼやの坊っちゃん団子なら食べられる」と好評です。

【販売店情報】
つぼや菓子舗
〒790-0842 愛媛県松山市 道後湯之町14-23
電話:089-921-2227
火曜定休、お取り寄せ可

※記事内の情報は2025年2月現在のものです。商品価格は変更になる可能性があります。あらかじめご了承ください。

取材・文=近藤浩己 写真=小林キユウ スタイリング=渡辺ゆき 構成=小林美香(HALMEK up編集部)

HALMEK up編集部
HALMEK up編集部

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みんなのコメント
  1. 坊ちゃん団子美味しいですね。 この団子と同じように鳥取の打吹公園だんご美味しいですよ🤤 食べ比べて見て下さい^_^