【シミ・肝斑治療】50代読者ビフォー・アフター
2024.09.242024年09月09日
知らないと損!美容の豆知識#10
夏老けに要注意!今すぐやるべきスキンケア
夏の美の大敵といえば「紫外線」。紫外線ダメージを受けた肌のお手入れ、実は秋手前が大事!寒くなる季節、どれだけ美しい肌で乗り越えられるか?夏のお疲れ顔を持ち越さないスキンケア方法を詳しくご紹介します。
夏終わりの肌はお疲れモード!オトナ肌こそケア命
夏の終わり、体力だけでなく「肌」までもなんだか疲れてる?そう感じる方も多いようです。肌のどんよりとした印象は、ズバリ「紫外線」が原因!
紫外線ダメージはシミだけでなく、肌の乾燥やくすみ、毛穴の黒ずみ、そしてシワやたるみなどあらゆる肌トラブルに直結します。
これらは夏真っただ中ではなく、夏の終わり、秋が近づいてくる時期になると一気に感じる方が多いようです。このダメージを秋冬に持ち越してしまうと、「外気温の低下による乾燥ダメージ」から肌を守れなくなり、より一層シワやたるみなどのダメージを引き起こしやすくなります。
秋冬に夏の肌ダメージを持ち越さないためにも、秋手前の肌のお手入れがとても重要です!
では、どのようなお手入れを心掛ければいいのでしょうか。ポイントは、
- まずは角質ケア!肌のゴワつきを解消する
- 水分をたっぷり肌の角層に届ける
- 集中美白ケアアイテムを駆使する
です。
夏の終わりは、ただただ基本の「クレンジング」「洗顔」「化粧水」「乳液」だけで終わらせるわけにはいきません。
これらの基本のお手入れだけで済ませてしまうのか?それとも紫外線ダメージを徹底的にケアするお手入れをプラスするのか?
この違いはとても大きく、秋冬のお肌にまで影響してきます。なんなら、これから先何年後、何十年後の肌にも影響してくるのです。
もう50代だから……と、諦めてはなりません。透明感を感じる潤いのある肌は、今からでも手に入ります。
後半では、具体的な夏の終わりのスキンケア方法や、おすすめのお手入れアイテムなどを詳しくご紹介します!
夏の終わりはコレ使うべし!老け顔を回避スキンケア
1.大人の角質ケアは、「酵素洗顔」がおすすめ!
そもそも「角質」とは、肌の生まれ変わりであるターンオーバーがスムーズにいかず、古いものが肌表面に残ってしまったものをいいます。
古く汚れたものが蓄積されていくと、肌がゴワついたり、硬く感じたり、メイクの乗りも悪く感じるようになります。
夏の終わりはターンオーバーのサイクルも鈍くなり、どんどん汚れが溜まってしまうのです。
しかし、角質はクレンジングや洗顔料では基本的には落とせません。
角質ケア方法としては主に、「拭き取りタイプの化粧水を使う」「スクラブ入り洗顔料を使う」「酵素洗顔を使う」といった方法が挙げられます。
大人の肌は、ズバり「酵素洗顔」での角質ケアがおすすめ!
拭き取り化粧水は物理的に肌を擦ることにより古い角質を絡めとるようなイメージでケアをしますので、擦ることによる摩擦でさらに肌ダメージが加速してしまう可能性があります。大人の肌は皮膚が全体的に薄くなっているので、摩擦は与えない方がいいでしょう。
スクラブ洗顔においても、同じくスクラブが刺激となって肌を傷める可能性が。ただでさえ紫外線を浴びてダメージを受けているのに、さらに刺激を与えるのは良くありません。
そのため、酵素成分が配合されたスキンケアアイテムを使うのがいいでしょう。
「酵素洗顔パウダー」や「酵素が配合された洗顔フォーム」など種類が豊富です。どちらにしても、ふわふわの泡で摩擦を与えることなく肌を洗うことができ、洗い上がりの肌もさっぱり!古い角質が取り除かれることで、それ以降のスキンケアも効率よく角層に届けることができ、存分に効果を発揮させることができます!
週に1〜2回使うものから毎日使えるものまで揃っているので、その辺りは必ずチェックしておきましょう。
2.化粧水はコットンと手のひら両方を駆使すべし
角質ケアが完了したら、次のステップは「化粧水」です。化粧水で水分を肌の角層に届け、水分が逃げていかないよう「乳液」などで蓋をします。
乳液ももちろん必要なのですが、紫外線ダメージを受けることによりさらに肌に足りなくなるのが「水分」。暑い季節、水分補給が大事と言われるように、肌も水分を欲します。
化粧水は何度も重ねる必要はありませんが、おすすめは「2度重ね」。
1度目はコットンにヒタヒタになるまでたっぷり化粧水を含ませ、軽く撫でるように化粧水を肌全体に行き渡らせます。ここでなじませようとせず、そのままコットンを3〜4枚に割いて、両頬、額、顎にコットンパックを置きましょう。肌がひんやりしてくるはずです。
3〜4分ほど時間を置いたらコットンを剥がし、手で軽くおさえるようになじませます。その後手のひらに500円玉大ほどの化粧水を取り、手のひら全体を使ってさらに押し込むようになじませます。
ポイントは、コットンに含ませる化粧水の量。少しでも乾いた箇所があるのはNGです。また先ほどお伝えした通り、拭き取る際の摩擦は肌の大敵なので気を付けて!!
化粧水は惜しむことなくたっぷり使いたいので、この時期はお高めの化粧水よりコスパのいい大容量化粧水や比較的お求めやすいプチプラブランドから選ぶのがいいでしょう。
3.スペシャルケアの「美白ケアアイテム」にはお金をかけるべし
夏の終わり、一番お金をかけてほしいのは「美白ケアアイテム」。美白ケアといえば、7〜8月、夏の間に欠かさずおこなうのが一般的ですが、実は一番力を入れたいのは夏の終わりでもある9月〜10月。やはり紫外線ダメージが一気に押し寄せてくるのは、この時期です。
もちろん夏の間も美白ケアアイテムを取り入れ、シミやそばかすを防ぐことは重要です。
個人的な意見ではありますが、美容ライター目線で言うとだいたい1万円前後の医薬部外品である美白美容液を、朝晩デイリー使いするのがいいでしょう。
そして夏の終わり、9〜10月にかけては、2〜3万円ほどかけて集中的にお手入れするのがおすすめです。
例えば集中的にケアができる「シートマスク」。こちらはデパコスブランドのものを週に1〜2回、継続的に使うのがいいでしょう。
また、見た目もラグジュアリーな1日1本ずつ使用するスペシャルな小分けタイプの美容液もあります。自分のライフスタイルに合わせて選ぶのがいいでしょう。
美容ライターおすすめアイテムをご紹介!
最後に、筆者が普段から愛用しているもの、スペシャルなときに使いたくなるアイテムを厳選してご紹介します!
メラノCC ディープクリア酵素洗顔
715円(編集部調べ)
酵素というのは、通常水が含まれると活性が下がる特性があるので、酵素洗顔も基本的に粉状であるものが多いのですが、こちらはフォームタイプ。
この洗顔フォームは水を多量に使うのではなく保湿剤を使うことで水の量を減らしているので、酵素の活性を下げることなく手軽に使うことができます!毎日使えるので、普段から角質ケアができるのも魅力です。
イプサ ザ・タイムR アクア
100mL 2970円 / 200mL 4400円 / 200mL 4730円 / 200mL 4730円 / 300mL 5500円
イプサの化粧水はコスパが良く惜しみなく使えるのが魅力的。とろみがなくシャバシャバっとしたテクスチャーが心地よく、コットンパックもしやすいです。夏の暑い季節から使うのに最適です。
アルビオン エクシア ブライトニング イマキュレート セラム
1.5mL×28個・2万7500円
1本1本小分けされているタイプの美白美容液。やはりこちらの美容液、夏の終わりに使い始める方がとても多いようです。乳液のようなコクのあるテクスチャーでもっちりとした質感。潤いとハリのある肌へ導いてくれます。
いかがでしたか?夏の終わりならではのお手入れをプラスすることで、夏の終わりに現れる「老け顔」を回避することができます。手軽にできるお手入れ方法もありますので、ぜひすぐにでも実践してみてくださいね!
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写真・文:SAKI(メイク講師・美容ライター)