- ハルメク365トップ
- カルチャー
- 趣味・学び
- 女性のうつ病、患者数が一番多い年代はどれ?
50代以上の女性が知っておきたい知識を、クイズ形式でご紹介する連載コーナー「知識が身に付く!大人の雑学クイズ」。今回のテーマは「うつ病」です。さて問題です。女性の場合、うつ病などの気分障害の患者数が多い年代はどの年代なのでしょうか?
男性よりも女性の方がうつ病などの気分障害の患者数が多い
![「うつ病などの気分障害」の患者数 出典:2017年患者調査(厚生労働省)](https://halmek.co.jp/media/uploads/a35cd84d36990bd7a5e682dd32bdf3cc1585710397.014.jpg)
上グラフは厚生労働省発表の調査で、うつ病をはじめとした「気分障害」(躁うつ病も含む)の患者数を示したものです。まず、うつ病などの気分障害の患者数では、男性よりも女性の方が多いことがわかります。
では、年代みるとどうでしょうか?
女性の場合は、一番少ないのが20歳未満、それから40代にかけてどんどん数字が上がっていきます。そして40代がピークとなり、50代~70代はほぼ横並びで、患者数が多い状態が続きます。
つまり、雑学クイズの正解は、(2)の40代でした。40~50代は、子育て、夫婦関係、仕事といったストレスに加え、更年期によって心と体のバランスを崩しやすいと考えられるでしょう。
うつの症状と原因は
「【医師が解説】50代女性のうつの症状と認知症リスク」の記事で川村総合診療院院長の川村則行さんが解説しているように、うつの症状というと憂鬱な気分や気力の低下を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、意外と眠れない・疲れやすい・食欲がないといった体の症状も。また、頭が思うように頭が働かず、物忘れも増えることも。
そんなうつの原因は、「脳の中の神経細胞が炎症によるダメージを受けて、神経伝達物質が足りなくなること」。
神経伝達物質のセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンの3つが不足すると、不安や意欲の低下、楽しみの喪失といったうつ病の症状が現れるそう。ストレスを抱えて思い悩んだり、つらい体験をなども思い抱いたり、マイナス思考で”考えすぎ”をすることで神経伝達物質が使われ減っていき、うつにつながりやすくなります。
コロナや物価上昇など心配事が増えた昨今ですし、自分ではどうにもならないことが多いものです。とはいえ、うつを予防するためには、脳内の神経伝達物質を減らさないように過ごしたいものですね。
■もっと知りたい■
-
いきなり来る強い尿意…
尿モレを心配し過ぎて水分摂取を控えるのは絶対NG!生活習慣を変えれば、尿モレ対策は出来ます! -
圧倒的においしい「水」
国際味覚審査機構(ITI)主催のiTQi優秀味覚賞で、最高ランク「三ツ星」受賞!モンドセレクション金賞!「真においしい水」の条件とは一体? -
クーポン進呈!尿モレ対策
ハルメク読者の約8割が「不安」な尿モレ。その対策に、注目の「夜~朝専用」吸水パッドをご紹介。特別クーポンも進呈! -
突然の出費はこれで解決!
住宅ローンや子の教育費などお金がかかる50~60代。一方で親は高齢となり、その金銭面の援助も不安。解決策を探ります。 -
「疲れ」感じにくい体に!
気温も湿度も高い夏は疲れやすい季節。夏バテになる4つの原因と猛暑を乗り切る「体づくり」の方法を解説! -
何歳からでも若返り!
老けた印象に見える「顔たるみ」は簡単なケアの継続で解消できます!年齢のせいと諦めず、2週間チャレンジしてみましょう!