- ハルメク365トップ
- カルチャー
- 趣味・学び
- 女性のうつ病、患者数が一番多い年代はどれ?
50代以上の女性が知っておきたい知識を、クイズ形式でご紹介する連載コーナー「知識が身に付く!大人の雑学クイズ」。今回のテーマは「うつ病」です。さて問題です。女性の場合、うつ病などの気分障害の患者数が多い年代はどの年代なのでしょうか?
男性よりも女性の方がうつ病などの気分障害の患者数が多い
上グラフは厚生労働省発表の調査で、うつ病をはじめとした「気分障害」(躁うつ病も含む)の患者数を示したものです。まず、うつ病などの気分障害の患者数では、男性よりも女性の方が多いことがわかります。
では、年代みるとどうでしょうか?
女性の場合は、一番少ないのが20歳未満、それから40代にかけてどんどん数字が上がっていきます。そして40代がピークとなり、50代~70代はほぼ横並びで、患者数が多い状態が続きます。
つまり、雑学クイズの正解は、(2)の40代でした。40~50代は、子育て、夫婦関係、仕事といったストレスに加え、更年期によって心と体のバランスを崩しやすいと考えられるでしょう。
うつの症状と原因は
「【医師が解説】50代女性のうつの症状と認知症リスク」の記事で川村総合診療院院長の川村則行さんが解説しているように、うつの症状というと憂鬱な気分や気力の低下を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、意外と眠れない・疲れやすい・食欲がないといった体の症状も。また、頭が思うように頭が働かず、物忘れも増えることも。
そんなうつの原因は、「脳の中の神経細胞が炎症によるダメージを受けて、神経伝達物質が足りなくなること」。
神経伝達物質のセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンの3つが不足すると、不安や意欲の低下、楽しみの喪失といったうつ病の症状が現れるそう。ストレスを抱えて思い悩んだり、つらい体験をなども思い抱いたり、マイナス思考で”考えすぎ”をすることで神経伝達物質が使われ減っていき、うつにつながりやすくなります。
コロナや物価上昇など心配事が増えた昨今ですし、自分ではどうにもならないことが多いものです。とはいえ、うつを予防するためには、脳内の神経伝達物質を減らさないように過ごしたいものですね。
■もっと知りたい■
-
スマホで医師に健康相談
24時間365日OK!30秒以内に医師・看護師・薬剤師などの医療チームがあなたの「健康相談」に応答してくれる♪ -
最高のワイナリーツアー♥
家族・友だちと!雰囲気バツグンの熟成庫見学・高価な貴腐ワインのテイスティングはいかが?お得なクーポンも! -
やばっ、冬の尿モレ
寒い冬、なぜ尿モレが増える…?3つの原因&4つの「効果的な尿モレ対策」を専門医に教えてもらいました! -
人生で1度は訪れたい場所
ミネラル豊富な美人の湯、最高のオーシャンビューなど、心もカラダも癒やされる魅力が盛りだくさん!人生で1度は訪れたい名所をcheck -
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
体験談:50代やって正解
銀行は断然「紙の通帳」派!そんな「デジタル嫌い」の私が 銀行アプリを使ってみたら想像よりもはるかに便利すぎて… -
健気な姿がかわいい!
「思わず笑顔になる」と巷で話題の「永遠の2歳児・ニコボ」!ハルメク世代の2人に、ニコボとの生活にハマる理由をお聞きしました! -
50代~お金の増やし方
将来を見据えて、50代から「まとまった資金の調達」が重要になります。どんな選択肢があるか、ご存知ですか? -
認知症リスクに40%も差
最近、驚きの研究結果が…!「犬を飼っている人」は「飼っていない人」に比べて認知症リスクが… -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます!