毎週シャンシャン♪

くいしんぼシャンシャンの「もっと食べたーい」

高氏貴博
2019/11/27 51

2017年6月12日に東京・上野動物園で誕生した、パンダのシャンシャン。公開観覧日から日々撮り続けている、ぱんだうじさんこと高氏貴博さんの、かわいすぎる写真をお届け! 今週のテーマは「竹、大好き!」です。

シャンシャン
【目次】
  1. 主食は竹。お行儀よく食べます
  2. たくさん食べても、8割は消化できない

主食は竹。お行儀よく食べます

公開観覧日に見に行くとわかると思いますが、パンダはしょっちゅう食べているか、寝ているかです。その二つがパンダの仕事といってもいいかもしれません。

誕生して1か月の体重がやっと1kgを超えるほどだったシャンシャンも、2歳5か月の今では約60kg。よく食べて寝て育ちました(ちなみにお母さんのシンシンの体重は、約120kgです)。

シャンシャンが食べているのはご存じ、竹。お母さんが食べているところを見ながらまねをして、上手に食べられるようになりました。

「こうやって食べるのよ」「はーい」
「こうやって食べるのよ」「はーい」

こんなふうに、お座りをしてお食事をします。パンダのように座って食べる動物は、他にあまりいないのじゃないでしょうか……。この格好が、パンダをかわいく見せている特徴でもありますね。

お行儀いいでしょ?
お行儀いいでしょ?

たくさん食べても、8割は消化できない

上野動物園では、伊豆から持ってくる5種類の竹を取り混ぜて、シャンシャンたちに与えています。季節によって、竹の種類は変わるそうです。

大人のパンダが一日に食べる竹の量は15~20kgともいわれます。かなりの量ですが、実はパンダは草食向きの腸ではないため、80%は消化されずに糞として体外に出してしまうんです。そのため、一日を通してたくさん食べて、必要な栄養を確保しているんです。

見ていると、シャンシャンは、竹の幹の部分を好むときと、葉っぱを好んで食べるときがあります。おそらく、春から夏などは葉っぱが青々と新鮮でおいしいからなのでは、なんて僕は想像しています。

前足と口を器用に使って、竹をガシガシ、葉っぱをムシャムシャ。幹は、外側の皮を器用にはがして、中の黄色い部分だけを食べます。春は、タケノコも食べるんですよ。タケノコを食べるシャンシャンを観覧のタイミングに撮れるのはとってもレアなのですが、またの機会にご紹介しますね。

「味の違いがわかるパンダなの」
「味の違いがわかるパンダなの」

 


<編集部から>
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高氏貴博

毎日、上野動物園のパンダをレポートするブログ「毎日パンダ」が大きな反響を呼び、テレビ、雑誌など多くのメディアで取り上げられる。著書に『毎日パンダ-365日上野動物園に通っているよ日記』(平凡社刊)ほか。さいたま市在住、一児の父。

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