木村友泉|大人のリンパ・からだケアLesson#4

二重あごスッキリ!あご&舌のリンパケア【後編】

公開日:2023.11.05

更新日:2023.11.18

奇跡の64歳、大人気のリンパケアトレーナー・木村友泉さんが、大人女性の心と体の不調を改善するリンパケアを教える連載の第4回。今回は二重あごが改善でき、顔まわりがすっきりして口の健康にもつながる「あご、舌のリンパケア」の実践編です!

舌にアプローチして口内トラブルや二重あごを解消

ではさっそく、あごまわりをゆるめ、舌の筋肉を鍛えるリンパケアをしていきましょう。

あごと舌のリンパケアに入る前に、私のメソッドではおなじみの、【連載第2回】で紹介した僧帽筋をゆるめる動きをしておくと、ケアの効果がアップします。ぜひやってみてください。

まず、両手であごを包み込み、やさしくあごの骨に微振動を与えて、顎下リンパ節をゆるめていきます。日頃、ガマンしたり、がんばり過ぎている人はあごの筋肉がこわばりやすいんです。力を入れ過ぎず、小刻みにゆらし、こわばった筋肉を慈しむようなイメージで行いましょう。

あごまわりがゆるんだら、舌を動かしていきます。舌を思い切り出し、次に上下、左右に動かします。最後に口の中で舌をゆっくりとぐるぐる回しましょう。舌を動かすことで、頬の筋肉(咬筋)がゆるんでほぐれ、フェイスラインがスッキリ引き締まり始めます。

今回のケアはいつでもどこでも、何回でも好きなだけ行ってOK。続けるうちに、まず唾液の出がよくなるのを実感できると思います。二重あごや顔たるみの解消にも効果が出てくるので、こまめに続けてみてくださいね。

実践!口まわりをゆるめる「あご&舌」の動き

それでは実践していきましょう!

1.下あごに両手を添えてゆらす

1.下あごに両手を添えてゆらす

軽く上を向き、下あごをやさしく包み込むように両手を添え、あごの骨に振動を与えるように手を動かしてゆらします。

2.舌を下向きに大きく出す

2.舌を下向きに大きく出す

舌を思いきり「ベーっ」と下向きに突き出します。出しきったらそこで3秒くらいキープ。

3.舌を上あごにつける

3.舌を上あごにつける

口を大きく開いたまま、上あごに舌を押しつけて、3秒くらいキープします。 

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ハルメク365とは?

木村友泉

1959年富山県生まれ。「LHJ(ライフ&ヘルス ジョイ)」代表。富山大学薬学部卒業。薬剤師として勤務するも薬での治療に限界を感じ、リンパケトレーナーの道を進む。現在は講演会や執筆など精力的にリンパケアの啓蒙に努めている。

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