断捨離中の人もこれでスッキリ!

正しい化粧品の捨て方&捨て時・使用期限

公開日:2022.08.26

更新日:2023.03.23

コスメの捨てどきがいまいちわからない。またいざ捨てようと思っても、これは燃えるゴミ?それとも燃えないゴミ?など捨て方にも悩みます。そこで、化粧品の捨てどきや捨て方などをご紹介。断捨離中の人も必見です。

断捨離!化粧品の整理を習慣化したい

昨年、年末の大掃除の際に手間取ったのが化粧品の整理。捨てるもの、使うものをセレクトするだけでもひと苦労でした。しかも、捨てるものに入れたものの中から不燃、可燃に分けるなど、化粧品の整理はいろいろと厄介です。日頃からやっておくべきだったと後悔しました。

そこで、今年こそはと一念発起。化粧品の整理整頓をこまめにしておこうと思っています。とはいえ、このマスカラまだ使えるの?可燃ごみ?不燃ごみ?などわからないことも多々あり……。そこで、コスメの捨てどき、捨て方をご紹介。断捨離をしている人も必見です!

ファンデーション、口紅、マスカラなどを捨てる目安は?

まずは、化粧品の捨てどきから。使い切ったら終わりというものであれば捨て時もわかりますが、マスカラなどいつが終わりなのかわからないものも化粧品には結構ありますよね。

【捨てる目安1】ファンデーションなどのベースメイクアイテム

  • クッションファンデーション
    水分量が多いため、水っぽく分離していないかをマメに確認すると良いでしょう。クッション部分が乾いてしまってパフにつかなくなったら捨てどきです。
  • クリーム、リキッドファンデーション
    分離や変なにおい、変色していたら捨てどき。
  • パウダーファンデーション、フェイスパウダー
    粉物を使い切ることは難しいですが、永久に使えるものではないので、開封日を裏面に書いておくと良いでしょう。

ちなみに、クッションファンデは3ヶ月〜半年。クリーム、リキッド、パウダーなどは、どれも開封後は1年程度が使用の目安となっています。

【捨てる目安2】アイシャドウやリップなどのポイントメイクアイテム

アイシャドウやチーク、リップなどのポイントメイクのアイテムは、使い切ることが難しく、かつ捨てどきがわかりにくいため、どれも開封日、使い始めた日をわかるようにしておくと良いでしょう。

  • アイシャドウ
    パウダーアイシャドウは粉が固まってきたら、クリームアイシャドウは分離したり、変な色になったりしたら捨てどきです。また、付属のチップやブラシも、こまめにお手入れしておきましょう。

  • マスカラ
    ブラシ部分の液が乾燥してきたら終了の合図。また、つけたときにツヤがなかったり、ダマづきしたりするなら捨てどきです。個人的には、ブラシを出す際に、シュポッという音が出なくなるのも目安にしています。
  • アイライナー(リキッド)
    かすれてきたら取り替えのサイン。出ているのかわからない場合は、手の甲で試してみてください。
  • チーク
    パウダータイプ、クリームタイプともにファンデーションと同様に分離やにおい、変色などがみられたら捨てどきです。

  • リップやグロス
    変色やにおいがしたら捨てどきです。また衛生的に長持ちさせるなら、リップアイテム専用のスパチュラを用意して、ブラシでつけるというのもありです。ただし面倒臭いのは嫌という人は、塗った後にティッシュで拭き取るようにしましょう。キャップがきちんと閉まるように口の部分を拭き取る習慣をつけると良いでしょう。

リップだけに限らず、どのアイテムも使用したら、キャップ部分やふちなどをティッシュで拭き取っておくと、キレイに使い続けることができます。

【捨てる目安3】スキンケア・日焼け止めネイル

  • 化粧水、乳液、クリームなどのスキンケア
    分離していたり変なにおいがしたり変色、異物がみられたりしたら、使用するのをやめましょう。
  • 日焼け止め
    分離していたり変なにおいがしたり変色、異物や粉の凝縮がみられたら。
  • ネイル
    振っても均一に混ざらなかったり、マニキュア液の粘度が高くなったりしたら、捨てるタイミングです。

化粧品は、一般的に未使用で3年。また開封後のものは、約1年が消費期限と言われているので、それらを目安にすると良いでしょう。

可燃ごみ?不燃ごみ?コスメの捨て方は?

ごみは大きく分けて可燃ごみと不燃ごみの2種類ありますが、化粧品は、中身と容器で捨て方は異なります。また、容器もいち部分はプラで、本体はビンという場合もあるので、箱やパケージの識別表示に従って分別して捨てるようにしましょう。

使用途中のスキンケアの正しい捨て方は?

化粧水や香水などの液体

化粧水や香水などの液体は、新聞紙や古い紙などに染み込ませ、ビニール袋に入れて燃えるゴミにとして捨てます。また、量が多い場合は、飲み干した牛乳パックに新聞紙などを詰めてから注ぎ、封をして可燃ごみとして捨てましょう。

ちなみに、香水は人のいない外で、アルコールやニオイを揮発させてから処分するように。

クリームや乳液などのスキンケアアイテム

クリームや乳液は、中身が残っている場合は、不要な紙や布類に中身を染み込ませてから捨てましょう。

ファンデーションなどのパウダー類

粉が飛散しないようビニール袋などに入れて燃えるゴミに。不要な紙や布類に包んで捨てるのも良いでしょう。蓋、中蓋などは分別するのを忘れずに。

口紅、ネイルなどのメイクアイテム

口紅やスティックタイプのコンシーラーなどは、ティッシュなどを使って折り、容器の底に残った中身は綿棒などでかきだします。それらを、新聞紙やキッチンペーパーに包んで可燃ごみとして捨てましょう。

ネイルは、中身を新聞紙や古い布などに含ませて可燃ごみへ。揮発性の有機溶媒が含まれているため、中身をとり出すときは通気性のよい屋外などで作業すると良いでしょう。

その他、ヘアスプレーなどのエアゾール缶は、できるだけ中身を使い切り、製品表示に従ってガス抜きをして自治体の指定通りに廃棄を。ガス抜きは、火気のない外で行うようにしましょう。

ゴミの分別方法は各々の自治体によって異なる場合があるので、自分が住んでいる地域の分別方法を確かめるのは必須です。

何はともあれ、今年の大掃除の際に慌てないためにも、日頃から使い方や保管の仕方をチェック。そしていつか使うだろうな……と思っていて数ヶ月たったものは思い切って捨てるなど、溜め込まないように気をつけたいと思います。処分できずに色々溜め込んでいる人も、これを機会に、整理してみてはいかがでしょうか。

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佐治真澄

美容ライター 化粧品会社の広報の経験を経て、フリーランスのライターとして独立。現在は、WEBを中心に美容関連の編集、ライター、イベントの企画など多岐にわたって活動中。オールアバウト・スキンケアガイドも務める。年齢とともに増える悩みを一緒に解決していけるような、情報をお届けしたいと思っています。

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