「冷え」を解消して感染症・病気を防ぐ!#3
すぐできる!「温熱体質」に変わる9つの生活習慣
すぐできる!「温熱体質」に変わる9つの生活習慣
公開日:2023年01月26日
温める生活習慣で免疫細胞が3倍以上に!
体温を常に36.5~37度に保つことで、感染症を引き起こすウイルスを攻撃する免疫細胞のリンパ球を活性化し、感染症に対抗することができる」と、冷え取り専門医の川嶋朗さん。実は、すぐできる生活習慣の工夫で、"温熱体質"は誰でも目指せると言います。
「ある患者さんに湯たんぽを携帯して小まめに体を温めるようすすめたところ、1週間でリンパ球の数が3倍になりました。全部で9つ。かえってストレスになると逆効果なので、試してみて『気持ちがいい』と思えることだけ続けてみてください」(川嶋さん)
【習慣1】脂肪が燃焼してポカポカになる食事法

食べ物をよく噛むと、脳内で神経ヒスタミンの分泌が促され、内臓脂肪が燃えやすくなります。熱が生まれて体が温まるとともに、消化吸収や免疫力もアップ。ひと口につき30回噛むのが理想的です。
【習慣2】冷たい料理を食べるなら……
冷たいものを食べると胃や腸など消化管の血流が悪くなり、代謝が悪化して免疫力の低下にもつながります。極力常温か体温以上のものをとることを習慣に。サラダなど冷たい料理は少し室温に置いてから食べましょう。
【習慣3】「冷え取り食材」で体の中から温める

最強の温め食材の一つが、ショウガ。辛味成分が体を芯から温め、血行をよくしてくれます。薬効成分は皮のすぐ下に集中しているため、皮ごと使いましょう。他にはリンゴなど寒い季節や地域でとれるものや、根菜類がおすすめです。
【習慣4】たった1分の〇〇で全身の冷えが解消
手の指先は毛細血管が張り巡らされていて、刺激することで心臓へ戻る血流が促され、全身の冷え取りに役立ちます。特に「指先組み」は、簡単にできて温め効果絶大です。

1.左右の指を、第1関節より少し指先側のあたりで交互に組む。

2.指先を折り曲げ、手の中で卵を包むイメージで、軽く手を握る。
【習慣5】歩き方にもコツあり!筋力&血行アップ

全身の筋肉の7割は下半身に集中しているため、ウォーキングは非常に効果的な温活です。普段から大股で速歩きを心掛けると、程よい負荷で筋肉がつき、温熱体質に近づけます。
【習慣6】家事の負荷をちょっと上げて「ながら運動」

家事の負荷を少し上げるだけで日常的に下半身トレーニングができます。洗濯物干しは、かごを地面に置いて行うとスクワット運動に。台所では時折つま先立ちをすると、ふくらはぎの筋肉が鍛えられます。

【習慣7】「毛布」の使い方次第で冬も快眠
朝起きて寝付いたときと同じ体勢の方は、体の冷えで布団が温まらず寝返りを避けている証拠。毛布は羽毛布団の上にかけ、保温効果をアップさせて。寒い時期にはシーツの上にも毛布を敷き、「毛布でサンドイッチ」すればより温かく眠れます。
【習慣8】暖房や窓まわりの工夫で部屋が暖か! 省エネにも

冬場は特に、“冷えない部屋作り”も心掛けましょう。外からの冷気を防ぐため、カーテンは床に届く長さのものを二重に。また暖気は上にとどまりやすいので、エアコンの温風は下向きにし、足元暖房も併用すると、部屋がまんべんなく暖まり、省エネにもつながります。
【習慣9】「〇〇習慣」は心の中から温まる特効薬
笑うと心身の緊張がほぐれて血流が増すだけでなく、リンパ球の一種であるナチュラルキラー細胞が活性化します。好きなテレビ番組や動画を見るなど、意識的に笑う習慣を取り入れて。
川嶋さんがおすすめする「冷えた体の温めポイント」も、ぜひあわせてご覧ください。
川嶋朗(かわしま・あきら)さんのプロフィール

1957(昭和32)年東京都生まれ。神奈川歯科大学大学院統合医療学講座・特任教授、医学博士。北海道大学医学部卒業後、東京女子医科大学入局。ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院などを経て現職。近著に『冷えとりの専門医が教える 病気を防ぐカラダの温め方』(日東書院本社刊)などがある。
取材・文=新井理紗(編集部) イラストレーション=曽根愛
※この記事は雑誌「ハルメク」2022年1月号を再編集、掲載しています。
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