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- 一年中調子のいい体をつくる!動かす習慣・休める習慣
季節に合わせて体調が変化していくように、実は「体の休ませ方・整え方」にも、“季節ごとのコツ”があります。そこで、季節の養生法に詳しい鍼灸師の鈴木知世さんに全4回にわたり、毎日調子のいい体をつくるケア方法を聞きました。
教えてくれたのは、鈴木知世さん(すずき・ちせ)さん
1969(昭和44)年、東京都生まれ。仁愛中国鍼灸院院長。鍼灸師・東洋医学研究家。季節に合わせた養生法を幅広く提案。著書は『いつも調子がいい人の 体を動かす習慣 休める習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)、『東洋医学式 カラダとココロの整え方 新装版』『あなたのカラダとココロに寄り添う更年期とのつき合い方』(河出書房新社刊)等。
「動かす」「休める」のバランスが調子のいい体をつくる
なんとなく体の調子がよくない、体がだるい、慢性的にそういった状態の人もいるのでは? 仕事や家事など毎日のルーティーンワークをこなすだけで疲れを感じることがあります。また現代人は目を酷使することで頭が疲れ、頭が回らないと体の動きも悪くなります。
そんな私たちが「いつも調子がいい」状態になるにはどうしたらよいのでしょうか?
「東洋医学では、体が自然のリズムと連動できると、健康になると考えます。日の入り、日の出や気候などの自然の事象から法則とリズムを見出し、自然の力を利用したり、悪影響を防いだりして自分の体調を整えます」と話すのは、仁愛中国鍼灸院院長で季節の養生法に詳しい、鍼灸師の鈴木知世さん。
鈴木さんいわく、季節や気候に合わせて過ごし方を変えれば調子のいい体になれるのだとか。
中でも、季節のリズムに合わせて「体を動かすこと」と「休めること」をバランスよく行うことが体の調子を整えることにつながるのだそう。
日々のちょっとした工夫が「調子のいい」体をつくる
体を動かすといえば「運動する」、体を休めるといえば「何もしない」あるいは「睡眠をとる」ことだと思う人も多いかもしれません。しかし、ほとんどの人にとっては運動しているか休んでいるか意識していない時間が大半を占めているものです。
そこで鈴木さんは、体を「動かす」「休める」習慣について範囲を広げ、次のように定義しています。
動かす習慣
運動やストレッチ。さらには体を動かしやすくしたり、仕事や家事など日々の活動を元気にこなすための食事やツボ押し、過ごし方のコツ。
休める習慣
睡眠やリラックス。さらには心を落ち着けたり、体のトラブルを鎮めるための食事やツボ押し、過ごし方のコツ。
「体を動かすことがすべてつらい運動ではありませんし、体を休めることがすべてたくさん寝たり、ひたすら何もせずにいたりすることではありません。日々の食事や軽いストレッチ、ツボ押しなどのちょっとした工夫が、調子のいい体をつくるために大切なのです」(鈴木さん)
この定義を踏まえて、自分のできる範囲の中で、体を「動かす」のか「休める」のかを意識して過ごすとよいのだとか。
そこで次回からは、春夏秋冬の季節のリズムに合わせた体の休ませ方、整え方を紹介していきます。
※この記事は、鈴木知世・著『いつも調子がいい人の 体を動かす習慣 休める習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)より一部引用・編集して構成しています。
構成・編集:ハルメクWEB編集部
■もっと知りたい■
本当に正しい体の休ませ方・整え方
【第1回】調子のいい体を作る、動かす習慣・休める習慣
【第2回】これが正解!季節ごとの体の休ませ方・整え方
【第3回】生命力がアップする!冬の体の休ませ方
【第4回】体の巡りをよくする冬の休ませ運動&習慣
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