
50代から「英語の学び直し」♪
「英会話ができるようになりたい」と、50代から英語を学び直す方が増えています!スキマ時間で簡単に英語学習ができるおすすめの方法は?
更新日:2025年02月04日 公開日:2018年07月22日
ワカメで髪が増える?毎日のシャンプーはNG?
気になる白髪や薄毛、よかれと思い自己流のヘアケアをがんばっていても、実はそれ間違っているかも!? 白髪は抜くと増える? など「ウソ・ホント」の質問を5つチョイス。女性の頭髪治療の専門医 浜中聡子さんに、白髪や薄毛の正しい対処法を聞きました!
浜中聡子さん(クレアージュ東京 エイジングケアクリニック院長)
クレアージュ東京 エイジングケアクリニック院長。14年に渡り女性の髪の悩みに携わってきた女性専門・頭髪治療の第一人者として、「クレアージュ東京 エイジングケアクリニック」にて、心身ともに健康で充実した毎日を過ごすことができるよう、医療面からのサポートを行っています。
本当は、「 × 」です。大事な食材ではありますが、 発毛効果は認められません。 まずたんぱく質を取って。
のりやワカメ、ヒジキなどの海藻類は、鉄分や銅、亜鉛など髪を作るのに必要な成分を多く含みます。しかし海藻をたっぷり食べたからといって、髪が増えるということはありません。
髪のために最も重要なのは、髪の主成分であるたんぱく質です。摂取した栄養は、まず生命維持に欠かせない内臓に使われ、髪への供給は後回しになるため、その分しっかり取ることが大切です。
海藻類は、他のビタミン豊富な食材などと併せて、髪の健康を保つ補助食材と考えましょう。
たんぱく質
ミネラル
ビタミンB群
その他のビタミン群
本当は、「 × 」です。過剰に摂取しなければ、あまり心配はいりません。適度な脂質は髪の大事な栄養になります。
脂っこいものを食べたからといって、極端に皮脂が増えるということはありません。中高年の方は、胃がもたれるからと肉などをあまり食べず、脂質が不足する傾向もあります。適度な脂質は髪の質を保つ上で大事です。
ただし、余分な脂質は血中で中性脂肪として蓄積され、血流が悪化します。すると髪が作られる毛母細胞へ栄養が行かず、抜け毛や薄毛につながる可能性があります。
健康診断で中性脂肪の高い方、肥満気味の方は、脂身の多い肉やジャンクフードなど酸化した脂質の多いものは控えて(その他、髪によくない食習慣は下のリストを参照)。
「 △ 」です。ある程度ケアできますが、まず土台である頭皮から栄養を届けることが大切。
髪のパサつきや傷みは、トリートメント剤などである程度はケアできます。しかしそれ以上に、土台である頭皮が健康で、髪にしっかり栄養が行くことが大事。流行の糖質制限ダイエットなどは要注意です。
特に穀物やイモ類に含まれる複合炭水化物は、髪を作るエネルギー源として重要な栄養素です。髪や頭皮のために五大栄養素をしっかり取り、偏った食生活は改めましょう。
本当は、「 × 」です。増えませんが、将来的に薄毛につながる可能性も。
髪の色の源、メラニン色素を作るメラノサイトは、白髪を抜くことでダメージを受けるわけではないので、白髪が「抜くと増える」ことはありません。しかし無理に白髪を抜くことで、毛根を傷め、将来的に薄毛につながる可能性があります。
実はいまだに不明です。
白髪の原因、メラノサイトの機能低下の理由は未解明。「白髪を抜くと、さらに増えるって本当?」とよく聞かれますが、「ストレスで一夜にして白髪に」という話に明確な医学的根拠はありません。
普段使うシャンプーで月1回洗うのがおすすめ。
多くの方が見逃がしがちなのが、ブラシを清潔に保つこと。皮脂やホコリがたまったブラシを使うと、頭皮で雑菌が増える原因になります。ブラシに絡まった髪はこまめに取り除き、最低でも月1回は洗いましょう。
普段使っているシャンプーを入れたお湯に浸し、歯ブラシなどでブラシの目の間を洗うのがおすすめ。入浴の時間を利用するといいですよ。
【髪の悩みQ&A】後編では、正しいシャンプーの方法と櫛の使い方を紹介します。
取材・文=新井理紗(ハルメク編集部) イラストレーション=川口澄子
※この記事は、雑誌「ハルメク」2018年1月号『”女性の髪のお医者さん”が教える ヘアケアのウソ・ホント』を、再編集し、掲載しています。
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