木村友泉のリンパのミカタ

若さを維持するために大切な臓器「腎臓」をケアしましょう

若さを維持するために大切な臓器「腎臓」をケアしましょう

公開日:2025年06月08日

今回はリンパケアの応用編ともいえる、腎臓のケアについてです。腎臓は体のむくみなどの症状と関係しているのは知られていますが、最近の研究で老化とも密接に関わっていることがわかってきたそうです。若さを保つための腎臓ケア、ぜひやってみましょう。

 

木村友泉(きむら・ゆうみ)さんプロフィール

富山大学薬剤部卒業。薬局勤務時にひどい頭痛に悩む患者の対処法を探すうちにリンパケアに出合い、インストラクターに。薬剤師とインストラクターの両面から健康と美をサポートし、講演会なども精力的に行う。ハルメクアップの記事と動画「木村友泉 大人のリンパ・からだケアLesson」も大人気!

若さと健康の鍵を握る「腎臓」

若さと健康の鍵を握る「腎臓」

こんにちは。リンパケアトレーナー、薬剤師の木村友泉です。突然ですが、若さを維持するために大切な臓器をご存じですか? それは「腎臓」です。

一般的には体内の水分、塩分、血圧などを調整する役割が知られていますが、最近の研究で、腎臓が老化と密接に関係していることがわかってきています。ビタミンDを活性化させたり、造血ホルモンを分泌したり、腎臓は若さの維持にとても大切な働きをしています。

腎臓への血流やリンパの流れが滞っていると、腰が重だるかったり、冷えを感じやすかったりすることもあります。

腎臓の位置を知って、イメージしながらケアしましょう

腎臓は、脇腹と背骨の中間あたりにあります。今回は腎臓の位置を意識しながら、若さと健康の鍵を握る「腎臓」をケアしていきましょう。

1.骨盤を上下に微振動させる

骨盤を上下に微振動させる

腎臓の位置に左右それぞれの手を当てて、仙骨(腰の中央、背骨の一番下にある骨)を意識しながら、骨盤を上下に微振動させます。

2. 骨盤で∞を描くように動かす

骨盤で∞を描く

手はそのままに、ひざを曲げて骨盤を浮かせます。骨盤で∞を描くように、左回り(矢印の向き)、右回り(矢印の向きと反対)それぞれ5~10回小さく動かします。

3. 深呼吸をする

深呼吸をする

腎臓に当てている手を上下に10回ほど揺らして、深呼吸をします。深呼吸はできるだけ
おなかを引っ込めるようにして、息を長く吐き、4回ほど行いましょう。

今回は寝た状態での動き方を解説しましたが、立ってでもできる動きです。慣れてきたら立った状態でもやってみてください。

撮影=中西裕人 ヘアメイク=木村三喜 構成=三橋桃子(ハルメク編集部)
※この記事は雑誌ハルメク2024年11月号を再編集しています。


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