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- リフトケア化粧品6選!ハリケアで若見え肌に
50代になると気になってくる肌のたるみは、リフトケア化粧品を使って、早めにケアをするのがおすすめです。リフトケアができる化粧水・美容液・クリームなどおすすめ化粧品をご紹介!肌がたるむ原因やケアのコツなどもご紹介します。
肌がたるむ原因
老け見えの原因になってしまう、肌のたるみ。まずは、肌がたるむ原因からチェックしてみましょう。
コラーゲンの減少
肌の弾力は、コラーゲンやエラスチンなどタンパク質でできた繊維状の組織が網目状に張り巡らされることで保たれています。しかし、コラーゲンやエラスチンは20歳がピーク。年齢を重ねるごとに量が減少したり、変質したりします。コラーゲンやエラスチンの減少によって肌のハリが失われ、たるみにつながるのです。
紫外線によるダメージ
肌が紫外線ダメージを受けると、真皮の弾性繊維が破壊されてしまい、ハリや弾力が失われていきます。紫外線はターンオーバーを乱したり、皮膚細胞を酸化させたりなど、美肌の大敵ともいえる存在。
肌を老化させ、たるみやたるみ毛穴、乾燥やシワを引き起こす原因になります。紫外線対策できる化粧下地やファンデーションなどのメイク用品を活用するのもおすすめです。
表情筋の衰え
表情筋とは、顔の大部分を占める筋肉のこと。表情筋が衰えてしまうと皮膚や皮下脂肪を支え切れなくなり、肌のハリが失われ、たるみの原因になります。表情筋のバランスが崩れると、重力に対抗する筋肉が弱くなります。例えば口角を上げる筋肉が弱くなり、下げる筋肉が優位になって口角が下がってしまうことがあります。口角を上げる筋肉を鍛えることは非常に重要です。
また、表情筋を動かすことで血流が良くなり、皮膚の水分量が上がります。
マスク生活や人と会う機会の少ない生活は表情筋を使う機会が減るため、注意しましょう。表情筋の衰えを感じている人は、表情筋トレーニングを行うのも効果的です。
生活習慣の乱れ・ストレス
生活習慣の乱れやストレスも肌がたるむ原因の一つです。栄養バランスを整え、しっかりと睡眠を取りましょう。また、全身の運動も血流UPに効果的。適度に汗をかく運動はお肌をしっとりさせる効果があります。
睡眠や運動、食事はコラーゲン生成や肌のターンオーバーをサポートする成長ホルモンの分泌に大きく関わる部分。不足や偏りが出ないように意識することが大切です。
また、ストレスも肌のハリや弾力が低下してしまう原因になります。ストレスを感じると体の中で活性酸素が発生し、コラーゲンやエラスチンを傷つけてしまうのです。ストレスを感じにくくする工夫や、ストレス発散を心掛けるといいでしょう。
間違ったスキンケア
間違ったスキンケア方法が、たるみの原因になることもあります。洗顔のときにゴシゴシこする、肌を触るときに力をかける、毎日パッティングする、夏しか紫外線対策をしないなどはNGなスキンケアです。
顔の皮膚は非常に薄いため、強い力で触ったりパッティングをしたりしてしまうと、真皮を少しずつ傷つけてしまい、ハリ低下の原因になります。
たるみの予防・改善のコツ
たるみは予防が大切です。ここからはたるみ予防や改善のコツをご紹介します。リフトケア化粧品でのケアと合わせて、これらのコツを押さえることでより効率的なケアができるでしょう。
紫外線対策の徹底
紫外線は肌の老化を早める原因になります。たるみだけではなく、シワやシミ、乾燥の原因になるため、一年中紫外線対策を徹底的に行うことが大切。特にUVA対策は必須です!
たるみやシワを引き起こすUVA紫外線は冬でも降り注いでいるので、徹底的に対策しましょう。
また、近年では紫外線と同じく、太陽光に含まれるブルーライトも、UVAと同じように光老化を招く原因になることがわかってきています。紫外線対策と合わせてブルーライト対策もできるとよりいいでしょう。
肌はなるべく触らない・優しくケアする
手で肌に触れることは刺激になるため、なるべく触らないようにしましょう。無意識に肌を触ってしまう癖のある人は、なるべく触らないように意識すると、肌への負担を減らせます。
スキンケアのときはどうしても肌に触る必要がありますが、強い力ではなく優しくソフトにケアをするといいでしょう。
また、たるみ対策として強いマッサージを行うことは逆効果です。日常的に引っ張り上げるようなマッサージをしていると、パンツのゴムが伸びるように皮膚はたるんでしまいます。
たるみ対策の美顔器を使う時も要注意!ついつい効かせようと念と一緒に力も入りがちですが、決して擦らず、滑らせるように使うのがコツです。
食事やサプリメントで内側からケアする
食事は体を作る大切なものです。ハリケアに効果的な栄養素を食事やサプリメントで摂取することも、ケア方法の一つ。
コラーゲン生成のために必要なのは、アミノ酸・ビタミンC・鉄です。この3つが存在してコラーゲンが生成されます。特にたんぱく質の摂取は重要です。大豆イソフラボンの一種にはお肌のハリを出す効果があると言われています。
バランスの良い食事にこれらをプラスして、体の内側からもケアしましょう。
美容医療の施術を受ける
化粧品を使ったリフトケアの場合、即効性を感じることは難しいです。より早く効果を実感したい場合は、美容クリニックや美容皮膚科で美容医療の施術を受けるという選択肢もあります。
高周波やレーザーを使ったり、糸などで引き上げる切らないフェイスリフト、美容外科で行う切るフェイスリフトなど様々な施術があります。
リフトケア化粧品の選び方
たるんだ肌には、肌のハリ・弾力アップ効果が期待できる成分のものを選ぶのがおすすめです。ここからは、リフトケア化粧品の選び方をご紹介します。
ハリアップ効果が期待できる成分を選ぶ
リフトケアに欠かせないのが、肌のハリや弾力です。化粧水、美容液、クリームや乳液などリフトケアのための基礎化粧品を選ぶときには、以下のような効果が期待できる成分を選ぶといいでしょう。
- コラーゲン
肌の乾燥を予防し、保湿する効果がある。コラーゲンは加齢とともに減少していくため、積極的に取り入れるのがおすすめ - ビタミンC誘導体
コラーゲン生成の促進、肌のハリや弾力を出す効果、セラミドの合成を促進させることで肌の潤いを高める効果がある。シミやニキビの予防にも - レチノール
ヒアルロン酸生成を促し、皮膚を柔軟にしてシワを改善する効果がある。肌荒れにも効果を発揮し、光老化による皮膚のダメージを正常へ戻す役割もある - ナイアシンアミド
シワを改善する効果、メラニン生成を抑制しシミやそばかすを防ぐ効果、肌荒れ改善効果などがあり、美白効果も - ジメチルエタノール(DMAE)
肌の引き締め、顔の筋肉の引き締め、血行促進、抗酸化などの効果が期待できる成分 - ペプチド
コラーゲンを低分子化し吸収しやすくしたコラーゲンペプチドには肌状態を改善する効果が期待できる。ペプチドにもいろいろな種類があり、種類によって効果が異なる
しっかり保湿できる成分を選ぶ
乾燥は美肌の大敵です。乾燥が進行するとハリが失われてしまい、肌がたるむ原因になります。冬場だけではなく、夏場も紫外線やエアコンの影響によって乾燥が起こるため、保湿ケアは一年中しっかり行いましょう。
- ヒアルロン酸
1gで約6Lもの水を保持する高い保水性のある成分で、肌本来のバリア効果や水分保持機能を高める効果が期待できる。ハリのあるふっくらした肌にするためには欠かせない成分 - セラミド
肌内部から水分が蒸発してしまうのを防いでくれる成分。また、外部のダメージからも守ってくれる。セラミドは加齢とともに失われていくコラーゲン・エラスチンの生成を促す効果もあるため、エイジングケアをしたい人におすすめの成分
使い続けられる化粧品を選ぶ
ハリケアはすぐに結果が出るわけではないので、一定期間コツコツ続けていくことが大切です。肌のターンオーバー周期を考えると、同じ化粧品を2か月ほどは使い続けるといいでしょう。
価格や使用感、香りなど、自分に合ったものであれば、楽しみながらケアを続けていけます。
リフトケア化粧品の使い方
リフトケア化粧品は、リンパの流れ、表情筋の線維の方向に沿って行うのが理想的です。肌をこすることなく、優しく包むように化粧品を塗布していきましょう。
また、リフトケアのためのクリームは手のひらで温めてから使うようにすると、伸びや肌への浸透がよくなります。
編集部おすすめのリフトケア化粧品6選
ここからは、ハルメクWEB編集部が人気のおすすめリフトケア化粧品をご紹介します。
化粧水1:セリジエ 薬用リフト化粧水
ハリ・シワ・乾燥・くすみ・敏感肌・キメ・肌荒れという7つの肌悩みにアプローチできる薬用リフト化粧水。7種の発酵エキスが角質層のすみずみまで浸透し、肌を潤してふっくらハリのある肌に。ナイアシンアミドも配合し、気になるシワにもアプローチ。とろみがあって濃厚で、リッチな使い心地です。
化粧水2:アテニア ドレスリフト ローション
エイジングケアライン「ドレスリフト」の化粧水。美容液のようなとろみがあり、高浸透処方(※角層まで)で肌にすっと馴染みむので、しっかり肌を保湿したい人にもおすすめ。発酵によって低分子化させたハリ成分「発酵コラーゲン」がハリや弾力不足の肌にアプローチ。乾燥による小ジワを目立たなくします。
美容液1:アスタリフト スパークル タイトセラム
パチっとはじける泡で肌を引き締める、肌引き締め美容液。ジェル状なので肌の上にとどまって、しっかりと肌を引き締め、角質層までじっくり浸透していきます。
独自開発の「ナノスパークルショット(独自ナノ成分から放出されたテトラヒドロピペリン。※潤い成分)」や水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲンがハリと潤いある美肌に導きます。ダマスクローズの淡い香りで、スキンケアの時間がもっと上質に。
美容液2:ドクターシーラボ アクアコラーゲンゲル エンリッチリフトEX
コラーゲン、ヒアルロン酸、スクワラン、3種類のセラミドなど肌の保湿効果のある成分をたっぷりと配合したみずみずしいテクスチャーのゲル。シワ改善効果、メラニン生成を抑制しシミやそばかすを防ぐ効果、肌荒れに効果を発揮するナイアシンアミドも入っているので、さまざまな肌悩みを持つ人にもおすすめです。
クリーム1:サンダルフォン ザ・モデルフェイスクリーム
サンダルフォン独自の引き締め成分「酒石酸ジメチルアミノエタノール」を配合しており、肌や顔の筋肉の引き締め効果、血行促進、抗酸化効果が期待できます。こっくりと濃厚なクリームはエレガントなフルーティーフローラルの香りで、かわいらしいパッケージはお手入れの時間も楽しくなるでしょう。
クリーム2:オバジ ダーマパワーX ステムリフト
オバジ独自の皮膚学研究による、エイジングケアを考えて作られた肌に密着するような濃厚な使い心地のクリーム。コラーゲンやカプロオイルテトラペプチド-3、エラスチンを配合しており、ハリや乾燥が気になる肌へアプローチします。顔全体にじっくりなじませてケアしましょう。
リフトケア化粧品を使ってしっかりハリケア!
加齢とともに、肌は少しずつたるんできます。気になるたるみは、リフトケア化粧品を使ってケアするのがおすすめです。化粧水・美容液・クリームなどを選ぶときは、保湿力がしっかりあり、ハリケアやリフトケアができる美容有効成分が配合されているものを選ぶといいでしょう。
ハリが失われてしまってからの改善は大変なため、予防ケアが大切です。化粧品のケアと合わせて、生活習慣の改善や食事などによる内側からのケアも取り入れれば、より効果的なケアができますよ。
※記事内の価格は2023年12月時点のもので、すべて税込です。
監修者プロフィール:逗子メディスタイルクリニック院長 徳永理恵さん
国立東京医科歯科大学医学部を卒業後、同大学形成外科所属。横須賀市立市民病院では美容レーザー外来の立ち上げを行う。
都内美容皮膚科勤務を経て、『医療の力でQOLを上げる』をコンセプトに、2010年逗子メディスタイルクリニック(https://medi-style.jp/)を歯科医の夫と開院。3人男子の育児にも奮闘中。
所属学会:日本形成外科学会、日本美容皮膚科学会
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