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更新日:2024年09月05日 公開日:2021年11月19日
ベタつくのに乾く…肌悩みを改善するおすすめ商品も!
インナードライとは、肌表面は皮脂によってベタつくのに、肌の内部の水分量が低下し、乾燥が起こっている状態のこと。インナードライのセルフチェック方法や原因、改善する方法をご紹介します。
銀座ケイスキンクリニック院長。メスを使わないエイジングケアをモットーに医療機器や注射によるナチュラルな若返りに定評あり。皮膚科学の知識に基づくスキンケアの指導に加え、美と健康に役立つ生活習慣や食習慣に関する幅広い知識を生かした指導を行っています。
インナードライは混合肌とも呼ばれ、肌表面(角層の上)は皮脂が多く分泌されているものの、肌内部(その下の角層~表皮)の角質層の水分量が不足しているため、乾燥が起こっている状態のことを指します。
インナードライの状態になった肌は皮脂の量が多いため、一見肌がうるおっているように見えますが、内部は乾燥していることからインナードライと呼ばれるようになりました。
インナードライ、脂性肌、乾燥肌にはそれぞれ上記のような特徴があります。
肌の状態は一人ひとりで大きく異なっており、肌を健康な状態に戻し、維持するためには自分に合った正しい方法でケアを続けていくことが大切です。
まずは自分がインナードライなのかどうか、セルフチェックで確かめてみましょう。ここからはインナードライの見分け方をご紹介します。
上記に当てはまる方はインナードライの可能性があるため、肌の状態に合ったケアを行なっていきましょう。
インナードライの原因は、一つだけではありません。肌内部の乾燥を引き起こしている原因はいくつか考えられるため、詳しく見ていきましょう。
インナードライは、もともと皮脂分泌量が多い肌質の人に生じやすいのですが、逆に皮脂を落とそうとし過ぎているケースも少なくありません。
あぶらとり紙や洗浄力の強い洗顔料を使って皮脂を落としすぎると、角層や表皮の水分量が少ない肌は、一気に乾燥症状が現れてしまいます。
また、頻繁なピーリング化粧水やスクラブ使用、強すぎる力での洗顔やコットンで擦る行為も、インナードライを招く原因の一つです。
紫外線にはUVA(紫外線A派)とUVB(紫外線B派)があり、それぞれ肌に与える影響は異なります。
UVAは浸透力が高く、表皮だけではなく肌の奥深い部分の真皮層にまで届き、肌のハリや弾力のもととなるコラーゲンやエラスチン、肌の水分を保っているヒアルロン酸などを生成する線維芽細胞に損傷を与えてしまう紫外線です。シミやシワ、たるみなどの光老化を引き起こします。
UVBは主に肌表面で吸収される紫外線で、UVAよりもエネルギーが強いため日焼けを引き起こしたり、シミやそばかすの原因となることも。
また、人間の角質層には肌の水分を保ち水分の蒸発を防ぐ「バリア機能」が備わっていますが、紫外線の浴びすぎはこのバリア機能の低下を招いてしまいます。
肌の水分を維持する役割を持っている角層内のセラミド(細胞間脂質の一種)や表皮から真皮のヒアルロン酸は、年齢を重ねるごとに減少していきます。
セラミドが減少すると水分が蒸発しやすくなり、ヒアルロン酸が減少すると肌の保水力が低くなることでハリが低下。これらの不足によって肌が乾燥することは、インナードライの原因の一つになるとされています。
睡眠中には成長ホルモンが分泌されますが、寝不足になると成長ホルモンが正常に分泌されなくなり、インナードライや肌荒れなどの肌トラブルの原因となります。
成長ホルモンとは、皮膚細胞を作るたんぱく質や脂質などの合成を活発にし、肌のダメージを修復する働きのあるホルモンのこと。
睡眠不足の日の翌日の肌と、たっぷりとよく眠れた日では肌の状態も違いを感じるものですよね。成長ホルモンの正常な分泌のためにも睡眠時間と睡眠の質には注意しましょう。
皮膚だけでなく、全身の組織の再生やホルモンの産生には、糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルが必要です。偏食によって栄養バランスが崩れると肌のターンオーバー(新陳代謝)が遅れるなど、肌トラブルが起こる可能性が高くなります。
特に過剰な脂質制限は、バリアの要である細胞間脂質(セラミドなど)の不足を招き、乾燥します。食生活が乱れているときは要注意です。
男性ホルモンによって皮脂の分泌量は変化します。最近の研究で、皮膚への温熱ストレスや全身へのストレスがかかった時に、皮脂分泌が増えることが分かって来ました。
医学的に全ては明らかになっているわけではないものの、マスク着用による皮膚温の上昇、不安など精神的ストレス、過労や睡眠不足など肉体的ストレスは全て、皮脂の過剰分泌を招くことがあります。
強いストレスはホルモンバランスを崩す原因となるだけではなく、自律神経の乱れから来る体調不良など、さまざまな不調を招く可能性もあります。
ここからは、インナードライを改善する3つの方法をご紹介します。
インナードライを改善するためには、日頃の洗顔やその後のスキンケアなどがとても大切です。
洗顔によって皮脂を落としすぎると皮脂の分泌量が増えてしまうため、洗顔料を選ぶときは洗浄力が強すぎるものは避け、適度な洗浄力のものを選びます。洗いすぎも乾燥を招くため、洗顔は朝と夜で1日2回、ぬるま湯で行いましょう。
また、インナードライは保湿が重要です。皮脂分泌が多く肌がテカっているため保湿は必要ないように見えるかもしれませんが、肌内部は乾燥しているため保湿力の高いスキンケア化粧品を使ってしっかり肌に水分を補給してあげましょう。
インナードライを改善するためには、しっかりと紫外線対策することも大切です。紫外線を浴びると肌のバリア機能が低下してしまい、肌が乾燥しやすくなります。
紫外線は1年中降り注いでいるため、日差しの強い夏だけではなく1年を通してしっかりケアをするのがおすすめ。日焼け止め、帽子、日傘などでケアをすれば、インナードライ対策だけではなくシミ予防にもなります。
睡眠不足や偏食、ストレスなど、生活習慣に乱れがあるとインナードライに限らず、さまざまな肌トラブルを招いてしまう原因に。生活習慣の改善は美肌を保つだけではなく、心身を健康に保つことにもつながります。
また、食事で腸内環境を整えることも大切です。最近では、腸内環境の改善により肌の潤いを守る、新しい乾燥対策が認知され始めています。
カゴメが行った研究によると、腸内環境を改善することで肌の保湿機能が改善するというデータも出ており、腸内環境が崩れると、肌の乾燥や肌荒れの原因となってしまうことが分かっています。このような腸活は皮膚に対しても効果があり、“腸パック”と例えられ注目されています。
スキンケアや紫外線対策など体の外からの対策とあわせて、食事で体の中からインナードライを予防しましょう。
ここからは、ハルメク365編集部がインナードライ対策におすすめの商品5選をご紹介します。
「カゴメ ラブレダブル」は、生きて腸で働く植物性乳酸菌“ラブレ菌”を使用した植物性乳酸菌飲料です。継続摂取することでラブレ菌が生きて腸まで届き、腸内環境を改善。インナードライや乾燥肌の人の肌のうるおいを守る効果があります。
その効果は乾燥に悩む幅広い年齢層の方々を対象にした研究で立証されており、日本で初めて“腸内環境を改善する”と“肌の潤いを守るのを助ける”の2つの機能性表示の届出が受理された商品でもあります。美肌と健康のために1日1本飲むのがおすすめです。
「ファンケル モイストリファイン」は、肌の乾燥やキメの乱れなど、複合的な肌の悩みの原因にアプローチする高保湿ラインの化粧水です。
アクティブセラミドが肌の内側でしっかりとうるおいを守り、分子の大きいファンケルの独自成分であるモイストチャージコラーゲンが肌表面に留まることで、肌のうるおいをキープ。
毛穴まわりの肌をふっくらなめらかに整えるVPエキスも配合されているため、毛穴開きが気になる方にもおすすめです。
「Mマーク アミノ酸浸透ジェル」は、必要最低限の成分のみを配合し、子どもから大人まで家族みんなで使える保湿ジェルです。肌に馴染ませると軽い質感になり、角質層に浸透していきます。
アミノ酸とPCAなどのアミノ酸代謝物をバランス良く配合しているため、人間の肌が本来持っている「潤す力」を補ってくれますよ。
グリセリンフリーなので、グリセリンアレルギーの人や毛穴の黒ずみが気になる人にもおすすめです。
「セリジエ 薬用リフト化粧水」は、ナイアシンアミドが肌に浸透(※角質層まで)。コラーゲンをサポートすることでシワ改善まで可能した、年齢肌にぴったりのリフト化粧水です。
すばやく肌に浸透するナノ処方で、超乾燥ケア・敏感肌ケア・くすみケア・肌荒れ予防・シワ改善・ハリアップ・キメを整える、という7つの効果を発揮。
年齢を重ねることで薄くデリケートになっていく肌をふっくらした、ハリつやのある肌へ導きます。
「メイコー化粧品 オクタードEX クリームRH」は、はちみつが配合された保湿クリームで、軽い使用感ながら肌のうるおいをしっかり閉じ込めてくれます。朝・夜問わずいつでも使用できるため、いつでもケアが可能です。
加水分解ローヤルゼリーエキス、はちみつ、ヒアルロン酸Na、カミツレ花エキス、フユボダイジュ花エキスなど保湿成分が豊富に配合されており、国内工場で生産されているMADE IN JAPAN製品のため日本の製品にこだわりたい人にもすすめ。
インナードライの方は肌表面に皮脂が多く、「保湿したら余計にベタついてしまうのでは?」と保湿ケアをためらってしまうケースもありますが、それは逆効果。
肌内部は乾燥しているため、毎日のスキンケアでしっかり保湿してあげることが大切です。肌の水分を保つヒアルロン酸やセラミドは加齢によって減少していきます。日頃のケアで補ってあげることを意識しましょう。
※記事内の価格は2024年9月5日時点のもので、すべて税込です。
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