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- 皮膚科医に聞く!シミ化を食い止める3段階ケア
“ちょっとそこまで買い物に”、“ちょっと洗濯物を干すだけ”。その“ちょっと”でシミ化は始まります。「うっかり日焼け」をした後、シミ化を防ぐためにするべきケアを、まゆみクリニック院長の戸佐眞弓先生に伺いました。
教えてくれたのは、皮膚科医の戸佐眞弓(とさ・まゆみ)さん
「まゆみクリニック」院長。東京女子医科大学を卒業後、同大学病院ほか勤務を経て、平成7年、東京都港区青山に「まゆみクリニック」を開業。肌にやさしいソルトピーリング治療をアジアで初めて導入するなど、海外の最新技術にも精通している。
その“ちょっと”が命とり!? 3月の紫外線量は意外と多い
「グラフを見てわかるように、3月の紫外線量は秋と同程度ありますから、意外と侮れません。一方、まだまだ肌寒い日もありますから、紫外線対策に本気モードになりきれない人も多いですよね。ちょっとそこまで、と無防備で出掛けて、“うっかり日焼け”をしてしまいがちな季節だと思います。
紫外線を浴びて、ほてってるな、赤くなったかな、いつもの化粧水がちょっと沁みるな、などの変化があれば、それは立派な“うっかり日焼け”。放っておくとシミ化へまっしぐらです」(戸佐先生)
うっかり日焼けの後、肌の奥ではシミのもとが……
![うっかり日焼けの後、肌の奥ではシミのもとが……](https://halmek.co.jp/media/uploads/652ac9163f912b45dbc43267184b46d11710299167.3949.jpg)
「年齢を重ねた肌は、若い頃からの日焼けの蓄積に加えて、ターンオーバーが乱れることで肌の奥にメラニンが溜まっている人が多いですね。そこへ、“うっかり日焼け”をしてメラニン生成に追い打ちがかかると、ますますシミ化しやすい状況をつくってしまいます。
シミ化させないためには、“即ケア”することが大事!今からお伝えするケアをすぐに行えば、潜在シミの表面化を食い止められる可能性が高まります」(戸佐先生)
うっかり日焼けをしたら、この3段階でケアすべし!
「やるべきは3段階あります。即行うべきは鎮静、つまり『冷やすこと』。日焼けで起こる赤みやほてりは肌の炎症ですから、いきなり美白ケアなどはせず、まずは冷やして肌の炎症を抑えることが先決です。
日焼け後はすぐに、濡れタオルや、保冷剤をタオルに包んだものなどで肌をやさしく冷やしましょう。
次に『保湿』です。紫外線を浴びた肌は水分が失われ、乾燥しがち。たっぷり保湿することで、肌のバリア機能も回復していきます。
3段階目が『スペシャルケア』。目安としては、いつもの化粧品が普通に使えるようになってから。ヒリッとしたり刺激を感じる間は使わないでくださいね。
スペシャルケアでは、医薬部外品で使われる美白成分・トラネキサム酸やアルブチン、医薬品であるトレチノインなどさまざまあります。クリニックではビタミンCケアを処方することも多いです。ホームケアで毎日使えますし、キメを整えることで明るい肌に導く効果があります」
ウルトラCはない。毎日のホームケアが重要!
「当たり前ですが、スキンケアにウルトラCはありません。クリニックでレーザーでシミをとる方法もあるけれど、数年後に同じ場所にシミが出てくることも珍しくありません。
結局は、毎日の保湿ケア、美白ケア、日焼け止めなどの日常ケアが重要なんです。諦めずに、3月を乗り切りましょう」
取材・文=ハルメクコスメ編集 写真=鈴木宏、中西裕人 ヘアメイク=木村三喜 イラスト=茅根美代子
国内最高レベル濃度35%。話題のピュアビタミンC※1美容液
開発者・千股(ハルメク商品開発担当)より
「若い頃、小麦色の肌に憧れて日焼けしまくったツケが今ごろ噴出…… このくすみ※2、毛穴を何とかしたい!というお客様の悩みに応えたいとの思いから、 速攻性の高いピュアビタミンC※1の高濃度化に挑戦、最後の1滴までマルチな効果が体感できる安定化にも成功しました。継続使用で、未来の肌に自信を持っていただけるはず!」
※1 アスコルビン酸(保湿) ※2 乾燥や角質肥厚により肌の透明感が低下した状態。
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