- ハルメク365トップ
- 美と健康
- スキンケア
- 皮膚科医に聞く!シミ化を食い止める3段階ケア
“ちょっとそこまで買い物に”、“ちょっと洗濯物を干すだけ”。その“ちょっと”でシミ化は始まります。「うっかり日焼け」をした後、シミ化を防ぐためにするべきケアを、まゆみクリニック院長の戸佐眞弓先生に伺いました。
教えてくれたのは、皮膚科医の戸佐眞弓(とさ・まゆみ)さん
「まゆみクリニック」院長。東京女子医科大学を卒業後、同大学病院ほか勤務を経て、平成7年、東京都港区青山に「まゆみクリニック」を開業。肌にやさしいソルトピーリング治療をアジアで初めて導入するなど、海外の最新技術にも精通している。
その“ちょっと”が命とり!? 3月の紫外線量は意外と多い
「グラフを見てわかるように、3月の紫外線量は秋と同程度ありますから、意外と侮れません。一方、まだまだ肌寒い日もありますから、紫外線対策に本気モードになりきれない人も多いですよね。ちょっとそこまで、と無防備で出掛けて、“うっかり日焼け”をしてしまいがちな季節だと思います。
紫外線を浴びて、ほてってるな、赤くなったかな、いつもの化粧水がちょっと沁みるな、などの変化があれば、それは立派な“うっかり日焼け”。放っておくとシミ化へまっしぐらです」(戸佐先生)
うっかり日焼けの後、肌の奥ではシミのもとが……
「年齢を重ねた肌は、若い頃からの日焼けの蓄積に加えて、ターンオーバーが乱れることで肌の奥にメラニンが溜まっている人が多いですね。そこへ、“うっかり日焼け”をしてメラニン生成に追い打ちがかかると、ますますシミ化しやすい状況をつくってしまいます。
シミ化させないためには、“即ケア”することが大事!今からお伝えするケアをすぐに行えば、潜在シミの表面化を食い止められる可能性が高まります」(戸佐先生)
うっかり日焼けをしたら、この3段階でケアすべし!
「やるべきは3段階あります。即行うべきは鎮静、つまり『冷やすこと』。日焼けで起こる赤みやほてりは肌の炎症ですから、いきなり美白ケアなどはせず、まずは冷やして肌の炎症を抑えることが先決です。
日焼け後はすぐに、濡れタオルや、保冷剤をタオルに包んだものなどで肌をやさしく冷やしましょう。
次に『保湿』です。紫外線を浴びた肌は水分が失われ、乾燥しがち。たっぷり保湿することで、肌のバリア機能も回復していきます。
3段階目が『スペシャルケア』。目安としては、いつもの化粧品が普通に使えるようになってから。ヒリッとしたり刺激を感じる間は使わないでくださいね。
スペシャルケアでは、医薬部外品で使われる美白成分・トラネキサム酸やアルブチン、医薬品であるトレチノインなどさまざまあります。クリニックではビタミンCケアを処方することも多いです。ホームケアで毎日使えますし、キメを整えることで明るい肌に導く効果があります」
ウルトラCはない。毎日のホームケアが重要!
「当たり前ですが、スキンケアにウルトラCはありません。クリニックでレーザーでシミをとる方法もあるけれど、数年後に同じ場所にシミが出てくることも珍しくありません。
結局は、毎日の保湿ケア、美白ケア、日焼け止めなどの日常ケアが重要なんです。諦めずに、3月を乗り切りましょう」
取材・文=ハルメクコスメ編集 写真=鈴木宏、中西裕人 ヘアメイク=木村三喜 イラスト=茅根美代子
国内最高レベル濃度35%。話題のピュアビタミンC※1美容液
開発者・千股(ハルメク商品開発担当)より
「若い頃、小麦色の肌に憧れて日焼けしまくったツケが今ごろ噴出…… このくすみ※2、毛穴を何とかしたい!というお客様の悩みに応えたいとの思いから、 速攻性の高いピュアビタミンC※1の高濃度化に挑戦、最後の1滴までマルチな効果が体感できる安定化にも成功しました。継続使用で、未来の肌に自信を持っていただけるはず!」
※1 アスコルビン酸(保湿) ※2 乾燥や角質肥厚により肌の透明感が低下した状態。
-
子に遺すべき資産は?
「現金」か「不動産」か…どっちが得?メリット・デメリットは?相続や親族間のトラブルに悩まされないためにしておくべき準備とは -
突然の我慢できない尿意
実は多くのハルメク世代が悩んでいる「尿トラブル」…中には上手に対策をしている人も!気軽にできる対策って? -
個人情報管理できてる?
銀行口座・保険・クレジットカードなど、「デジタルの情報」をきちんと管理できていますか?煩雑にしていると思わぬ落とし穴が… -
お金の管理が簡単に!
三井住友銀行アプリに「シンプルモード」が新登場!スマホ操作が苦手な人でも簡単に使える便利機能が満載です! -
認知症セルフチェック
「もの忘れが増えた」「名前が思い出せない」という症状に心当たりがある方は要注意!それ、「認知機能のレベル低下」が原因かもしれません… -
健気な姿がかわいい!
「思わず笑顔になる」と巷で話題の「永遠の2歳児・ニコボ」!ハルメク世代の2人に、ニコボとの生活にハマる理由をお聞きしました! -
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
50代~お金の増やし方
将来を見据えて、50代から「まとまった資金の調達」が重要になります。どんな選択肢があるか、ご存知ですか? -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます! -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
50代から1日1分脳トレ
認知機能を衰えさせないためには、早い時期から「脳を活性化」させることが大切。脳トレ効果がグッとアップするコツって?