ハルメク世代の皮膚科医に聞く!

美肌づくりの秘密は「日中の美白ケア」にあり!

公開日:2024.03.08

50歳を過ぎると一気に増える肌悩み。今まで通りのケアが通用しない! でもケアにかける時間もお金もない! そこで、多忙にもかかわらずうっとり美肌な60代皮膚科医・戸佐眞弓さんがどんなケアをしているのかお聞きしました。

皮膚科医の美肌ケアは「ラクなことをさぼらず続ける」

戸佐さんのクリニックは東京・外苑前にあります。言わずもがなここは都内の一等地。街を歩く女性たちもみなおしゃれで華やか!

そんな美容意識高き女性の“駆け込み寺”になっているのが、戸佐さんが院長を務める「まゆみクリニック」です。戸佐さんの肌もまた美しく、圧倒的な説得力があります。

皮膚科医の美肌ケアは「ラクなことをさぼらず続ける」
クリニックを訪ねると膨大な数のカルテが!

「1日30人のレーザー治療をしたこともあります」と戸佐さん。

それだけで伝わってくる忙しさですが、こうした日々の治療に加え、年に複数回、医学専門誌に寄稿したり、国内外の学会に参加したり。自ら登壇することもあるのだとか。

皮膚科医の美肌ケアは「ラクなことをさぼらず続ける」
寄稿している医学専門誌
皮膚科医の美肌ケアは「ラクなことをさぼらず続ける」
学会での発表の様子

「年中慌ただしいためスキンケアにはあまり時間を割けません。ですが、合間にできるようなちょっとしたことを、とにかく継続することが大事と考えています」と戸佐さん。

毎日欠かさないのは、高濃度の美白美容液

 「私が行っているのは、高濃度の美白美容液を毎日必ず塗ること。これだけは欠かさず行っています。『飲む方が効く』と思われるかもしれませんが、実は紫外線対策には“塗る”方が有効。飲むと体全体に行き渡りますが、塗ると気になる部分に直接浸透させることができるからです。

さらに、コラーゲン生成をサポートして肌の潤いを高めたり、紫外線ダメージを奥まで到達させない効果があるものもあります」

毎日欠かさないのは、高濃度の美白美容液
「朝晩は高濃度の美白美容液をたっぷり!」

美白化粧品は「日中」が効果的!

「美白化粧品」の成分にもよりますが、日中ケアのほうが効果的なものが多いと戸佐さんは考えているそうです。

「年齢肌は肌の奥にシミのもとであるメラニンが蓄積。少しでもメラニンが増えればシミになるため、日光を浴びている時間帯に美白成分が働けば、ダメージを最小限に抑えることができるのです。

美白成分を日中に塗る人とそうでない人とではシミにも肌のハリにも明確な差が出ます。塗っている方が断然若々しい。簡単に使える化粧品も多いので、忙しい方ほど頼ってトクするべきです」

『塗る』ケアのほか、『飲む』ケアでもサポート

『塗る』ケアのほか、『飲む』ケアでもサポート

「『塗る』ケアを最優先していますが、『飲む』ケアも併用しています。1日1回薬を飲み、ケアを補っています。

これは私が実践しているケアですが、それぞれ作用が異なりますし、敏感になる年齢肌には刺激の強いものもあります。

大切なのはご自身の肌状態に合わせて選ぶこと。いろいろ試して、これなら使い続けられると思う化粧品を探しましょう」(戸佐さん)

今回お話を伺ったのは皮膚科医・戸佐眞弓さん

今回お話を伺ったのは皮膚科医・戸佐眞弓さん

プロフィール/「まゆみクリニック」院長。1984(昭和59)年に東京女子医科大学を卒業後、同大学病院ほか勤務を経て、1995(平成7) 年、「まゆみクリニック」を開業。肌にやさしいソルトピーリング治療をアジアで初めて導入するなど、海外の最新技術にも精通している。

取材・文=ハルメクコスメ編集 写真=中西裕人 ヘアメイク=小島けさき


50代からのさまざまな肌悩みには、国内最高レベル濃度のピュアビタミンC(※1)美容液!

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※1 アスコルビン酸(保湿) ※2 肌が乾燥している場合などピリピリと感じることがありますが、すぐおさまれば問題ありません。ピリピリとした刺激がおさまらない場合や赤み、発疹などが生じた場合は使用を中止してください。 ※3 乾燥や角質肥厚により肌の透明感が低下した状態。

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ハルメクコスメ編集

ハルメクコスメの商品開発や、「ハルメク おしゃれ」のコスメ誌面編集を担当しています。50代からの大人の肌や髪のお悩みに寄り添いながら、皆さんのキレイに役立つ情報をお届けしてまいります。

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