旅番組で見る、いかにも尾瀬!な風景は、遥か遠く

お腹ペコペコ、足パンパン。尾瀬は広かった

公開日:2022.09.09

~はるかな尾瀬、遠い空♪~ 尾瀬沼と尾瀬ヶ原を巡るもっとも一般的なトレッキングで、もうクタクタ、お腹ペコペコ。尾瀬は、遥か遠くにあるのでした。

1泊2日で行く、初めての尾瀬

唱歌「夏の思い出」でおなじみの「尾瀬」。

群馬、福島、新潟、栃木の4県にまたがる高原です。東京からは高速バスで直行できるようですが、関西人の私には、アクセスしにくく、ほとんど「秘境」。

そのため、憧れは増すばかり。湿原の果てまで続く木道、可憐な高山植物……良いわぁ。

初めて尾瀬に行ってきました。

一ノ瀬→尾瀬沼、凛々しい燧ケ岳

一ノ瀬→尾瀬沼、凛々しい燧ケ岳

一ノ瀬→尾瀬沼→見晴→尾瀬ヶ原→鳩待峠の1泊2日。

天気が良ければ、至仏山に登ろう。などと、簡単に考えていたら、大間違い!

一ノ瀬で、シャトルバスを降りたら、いきなり樹林帯のぬかるんだ上りの登山道。

峠を越えて、ようやく「尾瀬沼」に到着。

一ノ瀬→尾瀬沼、凛々しい燧ケ岳

緑と青のコントラストがくっきり、燧ヶ岳(ひうちがたけ)が凛々しい~。

ここまで所要1時間半。

一ノ瀬→尾瀬沼、凛々しい燧ケ岳

ビジターセンター近くの沼畔で、おにぎりで小休止。腹2分で留めて、次の「沼尻休憩所」へ。

「沼尻休憩所」は、『アド街ック天国』(テレビ東京)の尾瀬の放送を見て、ここでスイーツを食べようと決めていた場所。

一ノ瀬→尾瀬沼、凛々しい燧ケ岳

あれ? 休憩所がない! 影も形もない!

後で『アド街ック天国』の録画を確認したら、放送は2014年8月。8年前^^;

お腹を空かせたまま、これまたぬかるみとアップダウンの林道を歩くこと、さらに1時間半。

今日の目的地「見晴」に到着。

一ノ瀬→尾瀬沼、凛々しい燧ケ岳

見晴のオシャレカフェで一服!山小屋にはお風呂がある!

「見晴」は、山小屋が6軒集まる、尾瀬の中心地。

オープンエアのカフェがある! 牛ロース丼に鹿肉にアヒージョ! オシャレだ! おいしそうだ! 食べるぞ!

その向かいには、おでん、カレー、ラーメンのいかにもな山小屋食堂。

見晴のオシャレカフェで一服!山小屋にはお風呂がある!

うれしいことに、山小屋の夕食は早い。午後5時すぎにスタート。

コロナ禍だし、残ったご飯は捨てるんやろな、もったいないな、と、三膳ずつ頂いて、おひつは空っぽに。

ごちそうさま!

見晴のオシャレカフェで一服!山小屋にはお風呂がある!

山小屋と言っても、尾瀬は湧き水が豊富だから、お風呂があります。トイレもキレイ。北アルプスの山小屋(前回の記事)の“目にしみる”トイレとは比べようもありません。消灯は9時。ここは山小屋っぽい。

“The尾瀬”な「尾瀬ヶ原」

“The尾瀬”な「尾瀬ヶ原」

うわぁ、尾瀬みたい! って、尾瀬やん。

「尾瀬ヶ原」は、イメージ通りの「尾瀬」。

遥か遠くまで木道が続いていて、池塘(ちとう)に青空と白い雲が映ります。ヒツジ草もいっぱい。白くて、思っていたより小さく可憐な花。

“The尾瀬”な「尾瀬ヶ原」
歩荷さんを撮影しないと! と焦って携帯操作にてこずる私と歩荷さん^^;

何人もの歩荷(ぼっか)さんとすれ違いました。歩荷とは、山小屋に食料などを運ぶ人。

オシャレカフェでワインが飲めて、夕食にハンバーグが食べられるのは、歩荷さんのおかげです。

“The尾瀬”な「尾瀬ヶ原」

尾瀬ヶ原を過ぎれば、階段状の登山道を黙々と上って、バス乗り場のある「鳩待峠」へ。所要2時間。

足はパンパン、お腹はペコペコ。天候次第で至仏山、などと、どの口が言ったのでしょう。

バスとシャトルバスを乗り継ぎ、そこから登山道を経てようやく辿り着く「遥かな尾瀬」だけど、また行きたいな。オシャレカフェで牛ロース丼を食べたいし。

 

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みろく

信州との2拠点居住を始めて5年。住み慣れ(すぎた?)大阪を離れることで、関西の魅力を再発見!京都や奈良、神戸への遠足を楽しみつつ、全国を旅しています。元旅行会社勤務の経験を活かして、お得な切符やおもてなしのよい宿泊施設などを紹介していきたいと思います。

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