バラを求めて東へ西へ
2024.06.072024年05月12日
日本古来の藤の花を巡る晩春になりました
藤の花を巡る春
桜が終わると、春の花々が一斉に咲き始めます。山に自生する藤の色が緑に映える季節がやってきました。
山に咲く藤の花
夫の実家は市街地より一山越えた山の中の集落にあります。春も遅く八重桜はゴールデンウィークに満開となります。
そんな山の中ですが、桜が終わると日陰には白いシャガの花々が咲き、山の木々には藤が絡まり美しい色の花を咲かせます。その藤の花を見て、心穏やかに素直にいいなあと思います。
少し調べてみると、藤は日本固有の植物で、古来から人々に愛されてきました。そうして園芸用に品種改良されていったのでしょうか。今ではさまざまな場所で、美しい藤の花を見る事ができます。
草津三大神社の藤の花
日本の藤の花絶景スポットにも選ばれたことのある、滋賀県草津市の三大神社の藤。用事があり出掛けたついでに、夫に頼んで立ち寄りました。
田んぼが続く中を車で走り、目的の神社に到着しました。地域の方の手作り感あふれる場所で、駐車場は無料(隣の公園を臨時駐車場として使用されているのでしょう)。保全協力金として一人200円を支払い、神社に入苑します。
少し時期が早かったようで、満開とまではなっていませんでしたが、房房に小さな花が咲きクマバチもわんさか花に寄ってきていました。事前にクマバチに気を付けてとの書き込みを見ていたので、つばの広い白っぽい帽子を持参しての写真撮影となりました。
当日は平日でしたので、小学生の可愛らしい団体がやって来ていました。天候も徐々に回復し、晴れ間が出てきて良い日よりとなり、段々と人出が増えてきました。
小一時間程滞在し、お腹が空いたと訴える夫のために、昼食を摂りに移動しました。私としては、もう一つぐらい見に行きたかったのですが、却下され帰路につきました。
びわ湖大津館イングリッシュガーデン
ここはバラが有名ですが、池に掛かる橋に藤が絡まり、水面に藤と青空が映り素敵なリフレクションも見られます。
草津から帰り、一服し夫が出る用事がありましたので、これも頼んで送ってもらいました。迎えも依頼していましたので、制限時間は1時間半。その間に藤や他の花々を撮りまくりました。
萬葉植物園へ
藤の花が見たくて、日曜日始発に乗り、近鉄に乗り換え近鉄奈良駅へ。
そこから春日大社までは徒歩10分程度。早朝の春日大社は人も少なく、いい感じでウロウロし、時計を見ると9時を過ぎていました!
萬葉植物園は9時開園。慌てて来た道を引き返し並ばずに入園できました。そこには美しく咲く藤の花が自然に近い状態で展示されており、感激もひとしおです。
ただ夢中になり藤の花の写真を撮っていると途中から段々と人が多くなり、人気のスポット池に映る藤の花と鯉が泳ぐ光景のところでは、写真を撮るのに順番待ちができており、これには閉口しました。
京都程観光客は多くないだろうと高をくくっていましたが、多くの方々が来られており、考えが甘かったと痛感致しました。
当日は暑さ対策をしていったにも関わらず奈良は真夏日近くの気温となり、暑さと人でやられてしまい、萬葉植物園を後にしました。
次回、萬葉植物園と春日大社には、平日を選んで訪れます。
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