物を手放せば、家も心もスッキリ

捨てられない物を捨てるためのアイデア15

雑誌「ハルメク」

「捨てたい」と思っても、なかなか手放せない物ってありますよね。とはいえ、決心が着かずに手元に置いておいても、結局たんすの肥やしになってしまうだけ……。そんな悩みを解消し、「捨てられる人」になるためのアイデアをご紹介します。

【目次】
  1. 「もったいない」派は、欲しい人に譲ってみる
  2. 捨て方・捨て時に困る物の手放し方
  3. フリマで売って、プチ収入にする
  4. 捨てずに寄付して、誰かの役に立てたい
  5. 他にはこんな手放し方も……

「もったいない」派は、欲しい人に譲ってみる

もう使わないけれど捨てられないベビーグッズ

その“物”に思い出が詰まっていたり、捨てることがもったいなくなったり、手間に感じたり……「捨てなきゃ」と思っても、すぐに決心がつかないことは、誰しもあるもの。そんな物たちを潔く手放した、ハルメク読者のみなさんのアイデアを集めました。

まずは、思い入れがあったり、未使用だったりする物を「もったいない」と思って捨てられない人のアイデアから。

 

ベビー用品は孫育て中のお向かいさんに

以前、保育のボランティアを始めるときにリサイクル店で買ったベビーラック。使っていなかったので、お孫さんができたお向かいさんに譲りました。除菌シートで拭き、マットは洗濯。きれいで十分に使えますし、大きくて処分も大変でしたから。(K・Yさん 68歳)


こけしや日本人形は、海外へのお土産に

母が好きで集めていたこけし。たくさんある中でも、気に入った物はそのまま残し、それ以外は写真に撮った後に和食店や近くの直売所に差し上げ、飾りとして活用いただいています。海外旅行の際に日本からのお土産にするのもおすすめです。(S・Mさん 60歳)

公民館前に置いて「ご自由にどうぞ」
すでに独立している息子が小さい頃に買って、使わないまま保存してあった文房具、付録やお菓子のおまけでもらったおもちゃなどをすべて箱に入れて、自治会のイベントを公民館で開くときに置かせてもらい、欲しい方に持っていってもらいました。(K・Tさん 69歳)

捨て方・捨て時に困る物の手放し方

捨てられない写真

「おおきな不用品は粗大ごみで出すとお金がかかる」「洋服はいつかまた着られる時が来そうでもったいなくて捨てられない」。そんな捨て方や捨て時で悩みがちな物は、みなさんいろいろな工夫をして処分しているようです。

写真を選りすぐって1冊のアルバムに
段ボール3~4箱分もあった私の写真。60歳を機に、台紙に写真をコラージュするアメリカ発の「スクラップブッキング」に、生い立ちに沿ってまとめました。残りの写真は思い切ってさよならしたら、スッキリ!(K・Nさん 65歳)

アルバム30冊をDVDにして写真は処分
家族のアルバム約30冊を、近所の写真店に持ち込み、DVD2枚にまとめました。3セット作り、娘と息子にも渡したら、大喜び。大量のアルバムは心の重荷になっていましたが、今は気分も晴れやかです。(Y・Uさん 74歳)

障子は多目的のこぎりでカット。燃えるごみに
年とともに腕の力が弱まり、開け閉めするのがつらくなってきた和室の障子。物干し竿や衣装ケースなども切れる多目的のこぎり(1500円程度で購入)で、障子の枠を細かくカット。燃えるごみに出し、処分しました。今はそこに手作りカーテンをかけています。(N・Hさん 77歳)
 
捨てる服は、「3年着ていないかどうか」で判断
3年間で1度も着ていない服は、形も古くなるので資源回収に出して捨て、たんすの肥やしにならないようにしています。いただき物の食器で好みではないものは、孫の小学校のバザーに出しています。でも、子どもの制服だけは、どうしてもまだ処分の決心がつきませんね。(K・Mさん 62歳)

嫁入り道具のたんすを工具を使って自分で解体
55年間使った嫁入り道具のたんす3竿と下駄箱、布団たんす。亡き両親に感謝を伝え、バール、金槌、ドライバーといった工具を使い、けがに注意しながら自分で解体しました。テコの原理を使うと意外と簡単。短冊状に切った浴衣で結び、十数回に分けて燃えるごみに出しました。(K・Uさん 73歳)

旅は古い靴下やタオルで。現地で捨てています
「捨てるにはまだもったいない」という靴下やタオルは、クローゼットの片隅にまとめて保管。そして、旅行のときに身につけたり持っていったりして、旅先で処分しています。処分した分、バッグの中に空いたスペースには、旅先で買ったお土産を入れて帰ってきます。(H・Hさん 52歳)

※刃物や工具を使って解体するときには、軍手をするなどしてけがに気を付けましょう。

フリマで売って、プチ収入にする

フリマアプリで捨てられないものを捨てる

自分にとっては不用品でも、誰かにとっては価値ある物だったり、お金を払ってでも手に入れたい物だったり。
どうせ手放すなら欲しい人に売って、ちょっとしたお小遣いの足しにしてみては?
フリーマーケットやガレージセールに出店する以外にも、最近はスマホひとつで売れるフリマアプリが人気です。

ガレージセールでお小遣いの足しに
毎月開催されているガレージセールで、食器や洋服、バッグなどを売っています。「売る」といっても、1点10円から数百円程度。小銭ではありますが、物を引き取ってもらってお金をいただけるのですから、ありがたいことです。(M・Iさん 62歳)
 

スマホ片手にすぐ売れる、フリマアプリに夢中です
夫のゴルフコンペの景品や、息子が帰省のたびに持ってくる孫が着なくなった服や靴。たまっていく一方なので、スマホでフリーマーケットができるアプリ「メルカリ」で売っています。子ども用品は需要が多く、すぐに売れます!(T・Nさん 73歳)
 

捨てずに寄付して、誰かの役に立てたい

捨てられないものを手放す寄付

「捨てればただのごみ。でも、まだ誰かの役に立つかもしれない」。そんなふうに思って手が止まっている人には、寄付という手段もあります。


使用済みの布製品が施設の役に立つことも
福祉施設でボランティアをしている知人のすすめで、古着や使用済みのシーツを年に数回、寄付。カットして使い捨ての雑巾にするのだそうです。少しでも誰かの役に立つと思うと、心を痛めず手放せます。(T・Yさん 71歳)
 

家電など福祉バンクに役立ててもらいました
昨年、母が亡くなり、空き家になった実家を整理中です。我が家の暖房器具や母の衣類、雪かき機、クリスマスツリーなどを実家のある地域の福祉バンクに寄付して引き取ってもらいました。必要としている人の役に立てばうれしいです。(R・Sさん 67歳)
 

他にはこんな手放し方も……

手紙などの捨てられないもの

その他、ちょっと変わった手放し方の投稿もありましたので、ご紹介します。

若い頃にもらった手紙を返却し、当時を懐かしむ
捨てられずにいた年賀状や手紙を、差出人へ返却しました。友人に返すと、手紙を読みながら「こんなことを考えていたのね」と当時を懐かしんでいました。両親からの手紙は母に返却。亡き父を思い出す温かい時間が流れました。(Y・Hさん 60歳)

マッチングサービスで家電を地元の人に譲渡
自治体のサービスでストーブを3000円で譲りました。電話で品物と希望の金額を伝えると、地元新聞の譲渡コーナーに掲載され、希望者から自治体経由で連絡が来る、というもの。地域によって意外と便利なサービスがあるものですね。(Y・Cさん 65歳) 
 

いかがでしたか。

ただ「捨てる」という方法だけが物の手放し方ではありません。捨てられない理由は、人それぞれ。自分に合った捨て方が見つければ、きっと「捨てられる人」に変われるはずです。

構成=小林美香(編集部)

※この記事は、2018年5月号「ハルメク」を再編集しています。読者の年齢は、掲載当時のものです。

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