へそくりの「へそ」の意味や由来って?
2023.07.142021年01月16日
素朴な疑問
おへそのゴマって掃除した方がいい?しない方がいい?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
子どもの頃、「おヘソのゴマを取るとおなかが痛くなるよ」と母親に言われたワタシ。それ以来、その言いつけをずっと守っています。でも最近おへその黒ずみが気になる! おへそのゴマって取った方がイイの? それとも本当にお腹が痛くなる? 気になったので、早速調べてみました!
おへそのゴマ、その正体は?
おへそは、出産前に母親と赤ちゃんをつないでいた「へその緒」が取れた痕ですが、出産後は特に何の役割もないと考えられています。
おへそのゴマの正体は、皮脂やアカ、せっけんのカス、衣類の繊維やホコリなど、老廃物と汚れが落ち込んで、そのまま固まってしまったものです。おへその中は、皮膚がデコボコに重なり合っているので、たまったものが自然には取れにくい構造なんですって。
へそのゴマは放置した方がいい
おへそのゴマを取り過ぎるとお腹が痛くなるという説、昔からよく聞きますね(ワタシの母も言っていたわ)。本当のところはどうなのでしょう? 7万人以上の医師が登録する「Medpeer(メドピア)」というサイトで2014年に行ったアンケートによると、へそのゴマは取るべきかという質問に対し、3697件の回答が寄せられました。
一番多かった回答は「基本的に放置し、必要(炎症の可能性が認められる、患者さんからの要請があった)ときに除去する」というもので、全体の73.7%でした。
おへそのゴマは老廃物や汚れのかたまりなので、雑菌が繁殖しやすいのは事実。しかし、放置しても炎症を起こすとは限らないそうです。
おへその中は皮下脂肪が薄く腹筋がないため、デリケートな部分です。むやみに刺激すると、臓器を守っている腹膜が傷付いたり、細菌に感染するといったリスクが増えるという意見もありました。
その他の回答は、「定期的に除去する」が10.3%、「積極的(あかが認められたらすぐ)に除去する」が5.3%。「その他」が10.7%。
炎症の可能性が見られたり、臭い対策や身だしなみとしておへそを掃除したい場合は、ベビーオイルや肌用のオリーブオイルでゴマを柔らかくして汚れを浮かせ、綿棒で優しく除去するのがいいそうです。普段のケアとしては、お風呂で軽く洗うだけで問題はないとのこと。
今度からダンナさんには、おへそのゴマが気になるときはベビーオイルと綿棒を使ってもらおうと思います。
※この記事は2021年1月の記事を再編集をして掲載しています。
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参照:PR TIMES
イラスト:飛田冬子