素朴な疑問おへそのゴマって掃除した方がいい?しない方がいい?

公開日:2021/01/16 更新日:2023/07/18
おへその掃除ってした方がいい? しない方がいい?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

子どもの頃、「おヘソのゴマを取るとおなかが痛くなるよ」と母親に言われたワタシ。それ以来、その言いつけをずっと守っています。でも最近おへその黒ずみが気になる! おへそのゴマって取った方がイイの? それとも本当にお腹が痛くなる? 気になったので、早速調べてみました!

 

おへそのゴマ、その正体は?


おへそは、出産前に母親と赤ちゃんをつないでいた「へその緒」が取れた痕ですが、出産後は特に何の役割もないと考えられています。

 

おへそのゴマの正体は、皮脂やアカ、せっけんのカス、衣類の繊維やホコリなど、老廃物と汚れが落ち込んで、そのまま固まってしまったものです。おへその中は、皮膚がデコボコに重なり合っているので、たまったものが自然には取れにくい構造なんですって。

 

へそのゴマは放置した方がいい


おへそのゴマを取り過ぎるとお腹が痛くなるという説、昔からよく聞きますね(ワタシの母も言っていたわ)。本当のところはどうなのでしょう? 7万人以上の医師が登録する「Medpeer(メドピア)」というサイトで2014年に行ったアンケートによると、へそのゴマは取るべきかという質問に対し、3697件の回答が寄せられました。

 

一番多かった回答は「基本的に放置し、必要(炎症の可能性が認められる、患者さんからの要請があった)ときに除去する」というもので、全体の73.7%でした。

 

おへそのゴマは老廃物や汚れのかたまりなので、雑菌が繁殖しやすいのは事実。しかし、放置しても炎症を起こすとは限らないそうです。

 

おへその中は皮下脂肪が薄く腹筋がないため、デリケートな部分です。むやみに刺激すると、臓器を守っている腹膜が傷付いたり、細菌に感染するといったリスクが増えるという意見もありました。

 

その他の回答は、「定期的に除去する」が10.3%、「積極的(あかが認められたらすぐ)に除去する」が5.3%。「その他」が10.7%。

 

炎症の可能性が見られたり、臭い対策や身だしなみとしておへそを掃除したい場合は、ベビーオイルや肌用のオリーブオイルでゴマを柔らかくして汚れを浮かせ、綿棒で優しく除去するのがいいそうです。普段のケアとしては、お風呂で軽く洗うだけで問題はないとのこと。

 

今度からダンナさんには、おへそのゴマが気になるときはベビーオイルと綿棒を使ってもらおうと思います。

 

※この記事は2021年1月の記事を再編集をして掲載しています。

 

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参照:PR TIMES

   いこーよ

   Medical Tribune

 

おへその掃除って、止まらなくなるので気を付けましょう。
おへその掃除って、止まらなくなるので気を付けましょう。

 

イラスト:飛田冬子

 


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