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2020年08月25日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
この間の日曜日にお散歩していたら、サルビアが咲いていました。大人になった今は眺めるだけですが、子どもの頃は学校の行き帰りによく蜜を吸ったものです。
花の蜜って何でも吸えるのかしら? 疑問に思ったので調べてみると、蜜が吸える花は意外にも多いことがわかりました!
こうして調べてみると、蜜が吸える花って、子どもの頃から親しんできた花が多いような気がします。注意しておきたいのが、庭や公園に植えられている園芸植物の中には、毒性を持つ種類があるということ。
蜜が吸えるツツジの一種だからと間違えて蜜を吸ったら危険なのが、レンゲツツジです。花や葉に有毒な「グラヤノトキシン」、「ロドジャポニン」という成分を含み、摂取すると嘔吐、痙攣(けいれん)、ふらつき、歩行困難、不整脈などの症状を引き起こし、呼吸停止に至ることもあります。誤って蜜を吸わないように、レンゲツツジとツツジの見分け方としては、以下の点があります。
同じくツツジ科のアセビ。「アシビ」とも呼ばれ、観賞用として栽培されることも多い植物です。花は小型のつぼ型で花つきがよく、白やピンク色のかわいらしい花が特徴で、つい花を手に取ってみたくなりますが、葉や茎には、有毒の「アセトポキシン」が含まれているため、気を付けましょう。馬が食べると毒にあたって酔ったようにふらふらとした足取りになることから、漢名で馬酔木(アセビ)と書かれるようになったといわれています。
いい香りがするので、つい蜜を吸えるのではと思ってしまいますが、NGです。スズランには強心配糖体、「コンバラトキシン」 、「コンバラマリン」が含まれます。有毒成分は全草に含まれますが、特に花の部分に多く含まれるので、取り扱いに注意しましょう。
よく見掛けける植物の中に毒性があるなんて、初めて知りました! 蜜を吸わないようにするのはもちろん、間違って吸ってしまったときは病院に行くようにしましょう。
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参照:ハルメク草花散歩
イラスト:飛田冬子