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- ラベンダースティック作りと掛け布団リメイク
趣味はきものリフォームという器用な渡来夢さん。今回はラベンダースティックを作ったり、使わなくなった布団をリメイクしたりと、ハンドメイドで楽しむ暮らしを紹介してくれました。
ラベンダースティックの作り方
ラベンダーの花が咲き始めました。雨間を見て摘んできて、早速ラベンダースティックを作りました。
集めていたサテンリボンを使い果たしていたので、いただき物のシックなカラーのベルベットばかりを使うことに。本当は、3~5mm幅のサテンのリボンを使うと素敵に見えます。
また、余り布をバイアスに切ってリボンとして使ってみましたが、おすすめではありません。ラベンダースティックは乾いてくると隙間ができてスカスカしてしまうので、しっかりと引き締めているうちに、余り布で作ったリボンが切れてしまうことがあるからです。
本数を増やして大きく作ったラベンダースティックは、太いリボンを使いました。こういうときは、花の部分だけを切り取り、中に入れ込んで大きくします。私は作るときに本数をそろえたら、木綿糸で花の下を縛り、花の部分をクルクルと巻いてからリボンで編んでいきます。こうすると、花の部分がまとまって、落ち着いてリボンで編みやすくなります。大きなラベンダースティックは、毎年車の中に置いています。
年数がたって香らなくなったら、そっと握り締めたり、軽くモミモミしたりすると香りが復活します。まだまだラベンダーの花が採れそうなので、もっと作りたいと思っています。茎の長さがない花や、取れてしまった花を集めて、匂い袋も作っています。
手の平ほどの半端な布で袋を作ります。ラベンダーの花を薄い布やティッシュで包んで袋の中に入れます。これは、接着芯を貼って作るので、針も糸も使いません。布の組み合わせを考えるのが面白く、いろいろな柄の匂い袋ができました。ラベンダーの花を入れて車の背もたれにつるしています。小さなプレゼントとしても重宝しています。
掛け布団を抱き枕にリメイクしました
昔、用意してもらった婚礼布団や、来客用布団。店で綿を打ち直し、側生地を新しく作り直してもらい、使用してきました。結婚した頃は、まだ羽毛布団が普及していなくて、木綿わたのお布団でした。子どもたちがそれぞれの家族を持ち、布団がたくさん必要になり、数が増えています。普段は、2人の生活ですが、子どもたちが集まると、全員で11人から15人になります。でも今は、重みのある木綿わたの掛け布団はあまり使っていないので、どうしようかと考えていました。
年を重ねると、仰向けに眠りについたとき、舌が下がりいびきの原因になったり、空気の通りが悪く脳に酸素が十分に行かず、認知症の原因になるということを知りました。横向きに寝るといいそうです。そのためには、抱き枕を利用すると効果があると聞きました。
そこで、あの木綿わたの掛け布団を利用したらどうかと思いつきました。掛け布団を折ってサイズなどを調べてみました。一枚の掛け布団を縦方向に、ほぼ半分に切りました。そのまま縦横に四つ折りにして横たわると、ちょうどいいような気がしました。笑わないでくださいね。
切り口を内側に入れて周りを縫い付けるだけで、抱き枕は完成! カバーは、手持ちの少し厚みのある布で長い袋状にしました。ファスナーなどを付けなくても、カバーの口元を中に折り込むだけでオーケーです。寝てみますと、ちょうどいい感じです。
小座布団も作りました
続いて、居間の椅子用の小座布団も作ってみようと思いました。以前にも、古くなった布団を切って作ったことがあります。サイズは使用中の物より少し大きくしました。側生地は以前から持っていたウールの布3種類を使いました。ジーンズ店で売っていたサンプルのような生地と、娘が短期間使った防炎カーテンがとってあり、カバーとして使うことにしました。カバーももちろん、ファスナーなど付けません。縫い代を多めにして、後ろで重ねて縫えば大丈夫です。
椅子の小座布団は6枚作りました。現在はは車の小座布団を作っているところです。新しく作ったものはしばらくの間は使えそうです。
長い間取ってあったウールの生地、何かに使えるかもと、しまっていた防炎カーテン、手に入れただけで放ってあったジーンズ店の生地が利用できてよかったです。しまい込んでいた物をやたらに捨てることもなく、物が少し片付き、満足しています
誰かに、「しまい込んだら、捨てたのと同じ」と言われていたので、小座布団カバーを作って、心が少し軽くなりました。
余談ですが、5月の終わりには、まだ見頃には早かった高遠(たかとお)のバラ園ですが、先日たまたま通り掛かり、今度は満開のバラの花を見ることができました。
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