- ハルメク365トップ
- 素朴な疑問
- 猫って散歩しなくてもいいの?
素朴な疑問猫って散歩しなくてもいいの?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日、ハーネスを付けて猫を散歩させている人を見掛けました。うちの猫、外に出したことがないのですが、もしかしてストレスがたまってたりして……。急に心配になったので、猫には散歩が必要なのかどうか調べてみました。
猫は室内飼いが基本
飼い猫に散歩は必要ない
猫に散歩が必要なのかは、専門家の間でも意見が分かれるようです。散歩が必要という意見は、「動物が豊かな生活をできる環境を整えよう」といった動物福祉の「環境エンリッチメント」という概念からきているのだそう。豊かな生活とは、その動物本来の暮らしを指します。
犬は本来、集団で獲物を追い駆けて暮らしていたため、散歩は運動不足の解消につながっています。しかし、猫は単独で行う待ち伏せ型の狩りだったので、もともと長距離を走る習性がありません。つまり、散歩をしないからといって、運動不足にはならないのですね。
ただ、元野良猫や外飼いの猫は、自分の縄張りをパトロールするために、外へ出たがるといいます。一方、幼い頃から室内飼いで育った猫は、家の中を縄張りとして認識します。よく外を眺めているのは、出たいというより、侵入者がいないかを見張っているらしいです。
飼い猫を外に出す危険性
飼い猫にとって、外はリスクの高い場所です。例えば、外に慣れていない猫は、車が危険だと知らず、交通事故に遭う可能性が高いそう。また、野良猫とケンカをして感染症にかかったり、追い駆けられて迷子になったり、去勢していなければ不幸な子猫を増やすことになります。
猫が室内で運動できる工夫をしてあげよう
散歩が必要でないとしても、安全で楽しく、心身ともにストレスのたまらない環境を整えてあげたいのが飼い主の親心。まずは、キャットタワーのように高低差があるスペースを用意しましょう。猫は警戒心が強いので行動範囲は狭く、上下の移動だけで十分運動になるそうです。トンネルや猫じゃらしで、狩りの本能を刺激する遊びを取り入れるのもおすすめ。
散歩させる場合はしっかりと準備をしてから
それでも、もし猫を散歩させるなら、首輪に付けるリードでなく、腕を通して装着するハーネスを使用します。猫は体が柔らかいので、首輪をすり抜けてしまう恐れがあるからです。ハーネスを嫌がる猫は、慣れるまで家の中で練習をしましょう。装着した状態でおやつを与えると、抵抗感が薄くなるそうです。付けっ放しは、ジャンプする際などに引っかかって危険ですから、時間を決めて練習しましょう。
ハーネスに慣れたら、ベランダや庭で散歩の練習をします(脱走に注意!)。抱っこして、家の周りを歩くだけでもいいそうですよ。ワクチン接種や、ノミやダニの予防も忘れずに。
万が一、迷子になったときに役立つのがマイクロチップです。体内に埋め込むなんて怖い気もしますが、猫にかかる負担は予防注射と同じ程度だそう。費用は数千円から1万円程度、耐久年数は約30年です。
うちの猫は外を眺めるのが大好き。それが実は、縄張りを守るために見張っていただなんて知りませんでした。何だか、猫なのに番犬みたいです。
■人気記事はこちら!
知ってるようで実は知らない?
素朴な疑問ランキング
参照:ねこのきもち
イラスト:飛田冬子
人に話したくなる面白雑学「素朴な疑問」
- いいね 12
- びっくり 1
- 役に立つ 0
- 泣ける 0
\ この記事をみんなに伝えよう /
-
スマホで医師に健康相談
24時間365日OK!30秒以内に医師・看護師・薬剤師などの医療チームがあなたの「健康相談」に応答してくれる♪ -
最高のワイナリーツアー♥
家族・友だちと!雰囲気バツグンの熟成庫見学・高価な貴腐ワインのテイスティングはいかが?お得なクーポンも! -
やばっ、冬の尿モレ
寒い冬、なぜ尿モレが増える…?3つの原因&4つの「効果的な尿モレ対策」を専門医に教えてもらいました! -
人生で1度は訪れたい場所
ミネラル豊富な美人の湯、最高のオーシャンビューなど、心もカラダも癒やされる魅力が盛りだくさん!人生で1度は訪れたい名所をcheck -
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
体験談:50代やって正解
銀行は断然「紙の通帳」派!そんな「デジタル嫌い」の私が 銀行アプリを使ってみたら想像よりもはるかに便利すぎて… -
健気な姿がかわいい!
「思わず笑顔になる」と巷で話題の「永遠の2歳児・ニコボ」!ハルメク世代の2人に、ニコボとの生活にハマる理由をお聞きしました! -
50代~お金の増やし方
将来を見据えて、50代から「まとまった資金の調達」が重要になります。どんな選択肢があるか、ご存知ですか? -
認知症リスクに40%も差
最近、驚きの研究結果が…!「犬を飼っている人」は「飼っていない人」に比べて認知症リスクが… -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます!