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素朴な疑問ビュッフェとバイキングの違いとは?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日、友人と「食べ放題に行こう!」という話になったときのこと。さまざまな食べ放題を調べていると「ランチビュッフェ」「スイーツバイキング」などの文字が並んでいることに気が付きました。
「ビュッフェ」と「バイキング」はどちらも「好きなだけ食べ放題!」の形式だと思っていたのですが、「ビュッフェ」と「バイキング」って何か違いがあるのかしら……? 気になったワタシは早速調べてみることに。
「ビュッフェ」には本来フランス語で「飾り棚」という意味があり、横に長い飾り棚の上に並んださまざまな料理から、自由に好きなものを選んで食べられる形式の食事スタイルを指す言葉に転じたのだそう。
「ビュッフェ」は、基本的には立食スタイルでセルフ形式の食事を意味するため、必ずしも食べ放題ではありません。料理の載ったテーブル(=ビュッフェテーブル)の左から前菜、スープ、メイン、デザートの順になっていることが多く、参加者は左側から時計回りに並んで、自分の分の料理を取っていきます。そして、お皿に取った料理は残さずに食べるのがマナー。
言われてみれば以前、出席したことのある「立食パーティー」では、みんな一列に並んでテーブルから料理を取っていたっけ……。あれは「バイキング」ではなく「ビュッフェ」だったということになりますね。
一方の「バイキング」は一定の料金での食べ放題形式の食事のことです。冷製の前菜を好きなだけ取る「スモーガスボード」と呼ばれる北欧の食事スタイルが元になっています。これを取り入れたレストランを作りたいと、1957(昭和32)年に帝国ホテルがレストラン名を募集したところ、「バイキング」(昔の北欧の海賊)の名前が採用されました。オープン当時、大盛況だったそうです。
つまり、帝国ホテルの名店だったものが「食べ放題」の意味で使われるようになった訳です。バイキングは日本で生まれた造語なので、海外では「ビュッフェ」・「スモーガスボード」と言わないと通じません。
今ではビュッフェもバイキングも同じ「食べ放題」として考えられていることが多いのですが、正式な「ビュッフェ」スタイルのときは、必ずしも「食べ放題」ではない場合がありますので、気を付けたいですね。
ワタシは友人とスイーツバイキングに行くのを楽しみに、お掃除がんばろうっと!
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知ってるようで実は知らない?
イラスト:飛田冬子
人に話したくなる面白雑学「素朴な疑問」
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